2023.03.31.
国際コンソーシアム事業「手話言語学講座」日本手話版(第1講座~第10講座)公開のお知らせ

 当センターでは、香港中文大学とともにアジア地域における手話言語学の社会的認知と理解を進めることを目標とした国際コンソーシアム事業を展開していますが、その一環として、香港中文大学を中心に作成された「手話言語学講座(全18講座)」の日本手話および日本語への翻訳、第1講座から第10講座(音韻論・形態論)が完成しました。配信の準備ができたものから随時公開されます。

  <閲覧方法>以下のURLをクリック

  手話言語学 – The Asia-Pacific University Consortium for Sign Linguistics (cslds.org)

 

講座タイトル
第1講座 このウェブサイトについて(はじめに)
第2講座 言語学とは?
第3講座 手話言語学の登場
第4講座 手話音声学および音韻論:ストーキーの手話表現法
第5講座 手話音声学および音韻論:二重分節性
第6講座 手話音声学および音韻論:ミニマルペア

第7講座

手話音声学および音韻論:対称制約と優性制約
第8講座 手話音韻論および語彙:音韻対象、語彙のバリエーション、歴史的変化

第9講座

手話言語における空間の利用:動詞の分類
第10講座 手話言語における空間の利用:指示対象の位置特定

 監修:川上恵、手話言語研究センター

 日本手話への翻訳は、NPO法人手話教師センターが開講している、ろう通訳者養成講座の修了生が担当くださいました。次年度は、残り8講座の翻訳作業を引き続き実施していく予定です。