2018年度研究部会公開研究会「『ブラック企業』の実態と働く者の人権」

日時:
2018年10月29日(月) 16時50分 ~ 2018年10月29日(月) 19時00分
場所:
西宮上ケ原キャンパス 大学図書館ホール

■映画上映:『フツーの仕事がしたい』(土屋トカチ監督/70分/2008年)

<開催趣旨>
今日、世間で言われる「ブラック企業」の問題はだれにとっても無縁なものではない。
広く名の知れた有名/一流企業の実態がきわめて「ブラックなもの」であることは、実は珍しくないのだ。そこで強いられる労働の内実や働く者の処遇は、時として私たちの常識的想像をはるかに超えるほどに酷いものである。
今回の公開研究会では、長年にわたり現代日本社会での「ブラック企業」の実態への関心と危惧にもとづき、その内幕に肉薄したドキュメンタリー映画の製作に取り組んできた土屋トカチ監督を招いて、初長編作品『フツーの仕事がしたい』の上映ならびにトークセッションの場を設ける。
「ブラック企業」の問題は法律で保障された「働く権利」を踏みにじる甚大なる人権侵害である。
大学での教育を通して若者を実社会へと送り出すことを責務の一つとする私立大学には、今日の「ブラック企業」問題を「自らに関わる課題」として受けとめ、しかるべく対応策を講じることが責務として突きつけられている。
公開研究会開催での映画上映/トークを通して、「ブラック企業」の実態への理解を深めると同時に、わたしたちひとりひとりが自らの「人権」を守るために何が必要なのかを考えてみよう。


【一般参加可・申込不要・入場無料】


■お問い合わせ
人権教育研究室
TEL 0798-54-6720  E-mail human-rights@ (@以下はkwansei.ac.jp)
 

2018年度研究部会公開研究会「『ブラック企業』の実態と働く者の人権」[ 1.07 MB ]PDFファイル