2023年度大学主催秋季人権問題講演会「はだしのゲンが伝えたいこと」(渡部朋子氏)

日時:
2023年11月24日(金) 00時00分 ~ 2023年11月24日(金) 00時00分
場所:
神戸三田キャンパス II号館102教室・西宮上ケ原キャンパス 中央講堂

2023年度関西学院大学主催秋季人権問題講演会

◆演   題:「はだしのゲンが伝えたいこと」
◆講   師:渡部 朋子 氏(特定非営利活動法人 ANT-Hiroshima理事長)
◆日時・場所:2023年11月24日(金)
        11時10分~12時50分 神戸三田キャンパス II号館102教室
        15時10分~16時50分 西宮上ケ原キャンパス 中央講堂
◆参 加 方 法:無料/申し込み不要

【講演内容】
映画「はだしのゲンが伝えたいこと」は漫画家・中沢啓治さんが、漫画「はだしのゲン」の
ストーリーの元になった自らの被爆体験を克明に語ったドキュメンタリー映画です。
「踏まれても大地にしっかりと根をはり、まっすぐに伸びる麦のような人間になれ」という
「はだしのゲン」のテーマは、中沢さんが渾身の力を込めて、子ども達へ贈る永遠の平和の
メッセージでもあります。
聞き手、企画者としてこの映画製作にかかわった私の経験を皆様と共有し、更に中沢さんの
戦争や原爆への怒り、命の大切さやかけがえのない家庭への思いを皆様とご一緒に考えたい
と思います。
また、今日私たちは、ロシアによるウクライナ侵攻により核兵器使用の脅威に直面しています。
この危機的な状況の中で、私たちに何ができるか、核問題の本質とは何か、今一度立ち止まっ
て学生の皆様他と足元を見つめ考えたいと思います。

【講師紹介】
被爆者の両親を持つ被爆二世。大学在学中に最愛のきっかけに、広島の地に生まれ、育った
ことの意味を探り始め、被爆者や被爆者を支えた人々の元を訪ね歩く。学びを深める中で
「ヒロシマを知らぬ自分」を自覚し、その考察を卒業論文にまとめた。結婚後、3児の母と
なり、夫の法律事務所の事務局長を務める傍ら、アジアからの留学生を支援する活動を始め、
1989年「アジアの友と手をつなぐ広島市民の会」を設立。2007年には、NPO法人格を取得、
「ANT-Hiroshima」に改称し、理事長に就任する。数多くの広島の被爆者との出会いをベー
スに、広島の市民や子どもたち、広島を訪れる海外の研修生などを対象として、平和教育・
平和文化交流を行う。あわせて、高齢化する被爆者の記録製作プロジェクトにも取り組む。
また、アフガニスタン、パキスタン、ルワンダ、ネパール、フィリピンなど、紛争地や被災地、
貧困にあえぐ国や地域での国際協力活動にも長年力を注いでいる。


※本講演会では、手話通訳による情報保障を予定しています。
※講演会は、一部の内容を除き、後日、本学Webサイト等での録画配信を予定しています。
※車イスでご来場の方は、お席の配慮等をいたしますので、事前にご連絡ください。
※公共交通機関でお越しください。
※当日、録音・録画はお控えください。


◆詳細はチラシをご覧ください。
2023年度大学主催秋季人権問題講演会「はだしのゲンが伝えたいこと」(渡部朋子氏)ちらし