2020年度大学主催秋季人権問題講演会「原発事故による広域避難と『人間の復興』」(斉藤容子 氏)

日時:
2020年12月16日(水) 15時10分 ~ 2020年12月16日(水) 16時40分
場所:
Zoomウェビナー(定員:500名)

2020年度大学主催秋季人権問題講演会「原発事故による広域避難と『人間の復興』」

演 題:「原発事故による広域避難と『人間の復興』」
講 師:斉藤 容子 氏(関西学院大学災害復興制度研究所主任研究員・准教授)
日 時:2020年12月16日(水)15:10~16:40
場 所:Zoomビデオウェビナー 【定員:500名】

 *後日、録画したものを、期間を限定し本学Webサイト等でオンデマンド配信する予定です。

<講演内容>
 東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故からはや10年が経とうとしています。マスメディアで取り上げられる機会も少なくなりなんとなくもう復興していると感じている方が多いのではないでしょうか。しかし、いまだに「避難」をしている被災者が日本全国におられます。その避難者の方々がこの10年間どのように過ごされてきたのか、今どのような想いを持っていらっしゃるのかをお伺いするために、関西学院大学災害復興制度研究所は今年「原発事故で避難された方々に
かかわる全国調査」を実施しました。600名以上の避難者にご回答をいただき、その想いは様々であることがわかりました。
 災害復興制度研究所は2005年に災害復興は道路や建物の復興ではなく、そこに暮らす人々の「個の復興」を大切にすることが重要であるとし、「人間の復興」を理念として設立されました。本講演では広域避難調査から見えた結果をもとに、避難者の「人間の復興」を考えたいと思います。

<講師紹介>
 関西学院大学災害復興制度研究所主任研究員・准教授。博士(総合政策)。大学卒業後NGOスタッフとしてアフガニスタン、イラン、スリランカ等で災害後の復興支援業務に携わる。イギリス・ノーザンブリア大学にて理学修士修了後、国連地域開発センター(UNCRD)に勤務。主に南アジア地域でのジェンダーと
コミュニティ防災業務を担当する。(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構・人と防災未来センター主任研究員としてジェンダーと災害研究を行い、関西学院大学総合政策研究科で学位を取得。2020年4月より現職。

講演会の参加方法

以下のリンクから予約フォームにアクセスし、事前登録をお願いします。

講演会予約フォーム