2008年度のFD活動報告

[ 編集者:高等教育推進センター       2017年4月28日   更新  ]

2008年度FD活動報告   

 関西学院大学では2008年度においては各学部独自のFDに関する取り組みが始まりました。以下に各学部・教育研究機関等の取り組みを報告します。

神学部

 神学部では、2008年度に合計三度のFD研修の場をもった。専任教員について春学期は6月11日に新任教員のFD研修という目的で研修の場をもった。秋学期は11月5日に、演習科目のシラバスについて専任教員全体で討議し、シラバスの充実をはかる研修の場とした。3月2日には外部講師のために第1回神学部講師FD研修会を行った。

文学部

 文学部におけるFDの取り組みとして、今年度は一年生を対象とした初年次教育に焦点を当てた二つの試みを行った。一つは「『人文演習』担当者連絡会議」をもったことである。もう一つは「文学部初年度教育の目的と方法を巡って―人文演習を中心に―」というFD研修会を開催したことである。これらはいずれも文学部一年生の春と秋、二セメスター連続の受講が求められる必修科目「人文演習」を鍵としたFDへの取り組みである。

社会学部

 社会学部では、特別にFDに関しての単独の活動は行っていないが、2009年度から実施する新たなカリキュラムの編成の過程で、2007年度から引き続き「基礎演習」、新設する「社会学リレー講義」および「インターメディエイト演習」について、その意義および内容を学部長、学部長室委員、カリキュラム検討委員会委員を中心にして、学部所属の教職員全員が、これからの学部所属学生により適切な教育をしようという立場で、熱心に議論をくり返し慎重に検討、準備してきた。

法学部

 法学部FD研究会は、2008年7月25日、9月22日に開催された。いずれのFD部会においても、法学部の教員が用意したレジメを参考としながら、基礎演習(一年生対象、必修科目)の目的、内容について報告がなされ、その後自由活発な情報交換、意見交換が行われた。

経済学部

 経済学部FD委員会では、2008年度は演習科目を中心にFD活動を行うことを決め、春学期は一年生の基礎演習、秋学期は二年次秋学期以降の研究演習入門・研究演習I・研究演習IIのゼミを対象とすることにした。基礎演習担当者対象勉強会は、6月下旬に基礎演習のオープン授業(参観自由)を実施し、7月16日に学部FD懇談会を行った。研究演習担当者対象勉強会は2009年1月15日に行った。担当者によるプレゼン、報告が行われ、参加者との熱心な議論が交わされた。

商学部

 2008年度は、7月2日、および11月5日の二回にわたりFD教授研究会を開催し、教員によるFD活動への理解を深め、活発な議論を行った。7月2日は「『学士力』の養成と学部FDをめぐって」、11月5日には「自律的なFDをめざして」と題して学内講師による報告会が行われた。

理工学部

 理工学部では毎月一回、FD委員会を開催し、教育制度の問題を改善するための話し合いを行ってきた。しかし、教員間の意識に格差があり、どのような活動を重点的に推進していくべきかが明確でなかった。そこで教員がFD活動に対し、どのような意識を持っているのかを把握するためのアンケート調査を実施した。調査項目は(1)FDに取り組む姿勢について、(2)理工学部の教育の問題点、(3)授業改善について、(4)授業評価について、(5)FD研修に期待する内容である。アンケート結果に基づき、リメディアル教育の方法、講義の技法に関する関心が高いことが判明した。2009年度中にこれら内容に関する講習会を開催することを決定した。

総合政策学部

 総合政策学部では、(1)FD講演会における研修、(2)基礎演習用のテキスト作成、を2008年度の主要なFD活動として行った。また、広義のFD活動としては、(3)2009年度の新学科開設に向けたカリキュラムの大幅な改編及び講義内容の精査を徹底して行い、併せて教育・研究用の機器・備品の充実を図った。その他のFD活動(広義)としては、TIESを中心としたe-ラーニングの推進や、大教室での講義におけるティーチング・アシスタントの活用等を継続して行った。

人間福祉学部

 人間福祉学部のFDに関しては、文部科学省に提出した学部設置届出趣旨書『関西学院大学人間福祉学部設置の趣旨及び特に設置を必要とする理由』において「教員の資質の維持向上の方策」についての記載がある。設置初年度の2008年度は、この記載事項を履行するために学部FD委員会を設置し、教員の資質維持と向上のための活動を行った。

スポーツ科学・健康科学教育プログラム室

 2008年度スポーツ科学・健康科学教育プログラム室では以下のFD活動を行った。1.スノースポーツにおける指導技術の向上、2.緊急時における対応マニュアル整備、3.授業展開方法に関する懇談。いずれのFD活動においても共通するのは、受講生に対する安全管理能力の向上を期した内容といえる。

情報メディア教育センター

 情報メディア教育センターでは、大学設置基準の改正による学部教育におけるFDの義務化に対処すべく、2008年度前期に経験豊富な授業補佐の協力を得、「授業補佐業務終了後に提出する業務報告書」(以下、SA業務報告書と略)のテンプレート作成、および当該の授業補佐に担当する業務の終了後にSA業務報告書を提出させる試みを行った。この経験を基に、2008年度後期から授業補佐全員にSA業務報告書の提出を義務づけ、独自のFD体制を確立した。

言語教育研究センター

 言語教育研究センターでは、毎年、さまざまなFD活動を実施しているが、2008年度については、以下のような活動を行った。●センター会議、●選択外国語担当講師との懇談会、●言語教育研究センター研究会(2月22日開催、テーマ:大学における言語コミュニケーション教育ならびに言語文化教育のカリキュラム・教材の開発と研究)、●講演会・シンポジウム。

教職教育研究センター

 月に二回開催される教職教育研究センター連絡会で、必要に応じて、FDに関する協議や情報交換を行っている。また、教職課程担当の非常勤講師とFDに関する意見交換を行うことを目的として、年1回教職教育研究センター研究懇話会(本年度は、2008年12月19日開催)を開催している。

*詳細は「SOKENニューズレターvol.8」に掲載しています。ご覧になりたい方は下記宛にご請求ください。
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