2018.09.14.
学生COが災害ボランティア養成講座を受講

9月13日(木)、14日(金)に上ケ原キャンパスで「災害ボランティア養成講座」が行われました。
この講座は西宮市社会福祉協議会が主催で、ぜひ関学生や西宮市内の大学生とともに災害ボランティアの役割を学び、災害時の活動で大切にしたいことを一緒に考えたいという思いから、初めて関学内で実施していただくことができました。ヒューマン・サービス支援室で活動している学生CO(学生ボランティアコーディネーター)からも9名が受講しました。

「意識する」「備える」「行動する」をテーマに、2日間にかけて講義や体験ゲーム、ワークショップに取り組みました。
西宮社協職員の方や西宮市役所の方から災害ボランティアについての知識を教えていただいたほか、NPO法人日本災害救援ボランティアネットワークの寺本さんから大阪北部地震や西日本豪雨水害のボランティアについての事例紹介をしていただきました。また、ヒューマン・サービス支援室の関室長(社会学部教授)が実施した防災クイズや災害対応カードゲーム「クロスロード」体験は、災害に自分(学生自身)が直面したときどのような行動を取るかを考えるきっかけとなりました。

参加した学生からは「災害時は自分が思っていた以上に混乱した状況がうまれるので、日常から知識を蓄えたり、災害を経験した人の話を整理して次に備えることが大切だと思った」「時間や行動力、ネットワークがある学生の強みを活かして、災害時のボランティアに積極的に、継続的にかかわっていきたい」などの感想が聞けました。

詳細

○実施日時
2018年9月13日(木)・14日(金)
両日とも10時~15時30分

○場所
関西学院大学上ケ原キャンパス
社会学部棟3階セミナールーム1

○講師
関西学院大学社会学部(ヒューマン・サービス支援室 室長) 関 嘉寛 教授
NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク 常務理事 寺本 弘伸 氏
西宮市防災総務課職員
西宮市社会福祉協議会職員