2025.01.15.
【実施報告】夙川小、高須西小での避難所運営訓練を企画・運営

2024年11月24日、2025年1月13日に西宮市内の小学校で避難所運営訓練を行いました。この訓練は、西宮市とNPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)が開催しているもので、地域の方々が避難経路を確認したり、防災意識を高めるために知識を身に付けたり体験を通じて災害のことについて知るために行われました。
関学生は実施1か月ほど前からNVNADのスタッフの方と打合せをして、「学生企画ブース」の企画を行いました。能登半島地震現地ボランティアに参加した学生からは、現地の方が避難所で動く機会が少なく身体が凝り固まるということを聞いたことから「健康体操」を提案したり、段ボールベッドはあっても枕がないということに着目して新聞紙と段ボールで作る「手作り枕」を体験できるようにしようと提案したりしました。
そのほかにも、災害発生時に想定される困りごとを考え、それに対しての改善策を考えて付箋に書いてはるブースを作るなど、色々な体験ができる機会づくりを考えました。
当日は子どもから高齢者まで多様な世代の方が小学校に訪れ、体験を通じて学んでいました。阪神淡路大震災で被災された方や避難された方も多く、逆に学生たちのほうが地域の方々から教えていただくこともありました。
参加した学生たちは、この経験をきっかけに、より防災や災害支援に関する取り組みや発信をしていきたいと思いを新たにしていたので、ヒューマン・サービス支援室としては引き続き学生の主体的な思いと行動を応援していきたいと思います。

【夙川小学校避難所運営訓練】

 

 

【高須西学校避難所運営訓練】

 

 

◎開催概要
日時:①2024年11月24日(土)
   ②2025年1月13日(月・祝)
場所:①西宮市立夙川小学校 体育館
   ②西宮市立高須西小学校 体育館
参加者数:
①学生13名(学生CO 5名、災害コミュニティつむぎ3名、学生CO兼つむぎ1名、その他関学生2名、他大学生2名)
*一般来場者 体育館内 約150名
②学生12名(学生CO 4名、災害コミュニティつむぎ3名、学生CO兼つむぎ1名、その他関学生3名、他大学生1名)
*一般来場者 体育館内 約150名
連携:NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)
内容:西宮市とNVNAD、その他団体の連携により行われる避難所訓練に参加
   体験コーナーで関学生ブースの企画・運営と、その他ブースに分かれての運営協力を行う
目的:今後の災害支援企画検討のために、まずは自分たちが体験する・学ぶ