2024.09.19.
【実施報告】災害ボランティア講座
2024年9月18日(水)、19日(木)災害ボランティア講座を実施しました。
今年度は1日目を基礎講座、2日目を体験講座として開催しました。
基礎講座では、現地でボランティアを行うための準備物や心構えについての講義を行ったほか、自分自身が被災した際に身の安全を確保して周囲の方々と助け合うために、今からできる備えや災害発生時のイメージについて講義を行いました。
体験講座では、初の試みとして西宮上ケ原キャンパス内の備蓄倉庫を見学したりAEDや学内の危険な個所を探すなど防災の視点でワークショップを行った後に、第3回能登半島地震現地ボランティアに参加した学生から現地活動の報告を聞きました。その後、ボランティア役・被災者役に分かれて現地での交流ボランティアのロールプレイを行い、被災者・ボランティアそれぞれの視点で交流の意義や必要性を考えました。
ヒューマン・サービス支援室では引き続き災害支援やボランティアに挑戦する学生をサポートできるように様々な講座を実施したいと思います。
開催概要
日程:2024年
【基礎】9月18日(水)13:00~14:00 【体験】19日(木)10:00~16:30
場所:西宮上ケ原キャンパス
【基礎】Zoomオンライン開催 【体験】社会学部棟202、203号室
参加者数:【基礎】7名 【体験】18名
内容:
【基礎】
・現地でのボランティアについて(準備物、心構えなど)
・身の回りで災害が起きることをイメージしよう(避難所、在宅避難、仮設住宅について等)
【体験】
・大学で地震が起こったら!?(備蓄倉庫見学、AED&学内の危険な個所を探そう!WS)
・備蓄食を食べてみよう!
・交流ボランティアを知る!体験する!
(現地ボランティア活動報告、被災地での交流ボランティア体験、
避難者役・ボランティア役体験ワークショップ、明日からの行動宣言 等)
目的:
・現地活動を想定した「準備」や「心構え」を学ぶ
・被災時、支援を必要とする人の立場になって「考えることができる」学生の養成
・被災時、被災後に「行動できる」学生の養成
共催:
・認定NPO法人 日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)
・西宮市社会福祉協議会 地域福祉課 ボランティアセンター
参加者の感想
・大学キャンパスを防災の視点で見たことがなく、上ケ原の備蓄倉庫が見学できたことで防災食の備蓄についてなど学べてよかった。また聖和の備蓄倉庫がどこにあるかわからないという新たな発見があったので、実際に探してみようと思う。
・ワークショップで被災者の立場、ボランティアの立場の両方を経験することができたことで、どんな声掛けが嬉しいと感じるのかなどを知ることができたから。今後、自分自身もボランティアへ参加してみようと思う。