2024.01.09.
令和6年能登半島地震への支援を考えている皆さまへ

2024(令和6)年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。
この地震により、石川県能登半島の各地域で大きな被害が発生しています。最も大切なことは、被災された方々のことです。そのため、被災地域にこれ以上の負担をかけないように、ボランティアが無茶をせず、安全に活動することも重要です。まずは正確な情報を得て、被災された方々のことを第一に考えて行動しましょう。
ヒューマン・サービス支援室でも、現地の状況や今できる支援活動について情報収集を行っています。また本ページでは、支援に関しての基礎的な情報をまとめていますので参照してください。

【目次】
1.災害ボランティア活動に関する相談、問合せについて
2.被災地の状況・ボランティア募集状況を知るには
3.被災地でボランティアをする場合の注意点
4.ボランティア保険について
5.募金、寄付について
6.物資支援について(注意喚起)
7.学生ボランティアを募集したい、連携して災害支援活動を行いたい時に
8.自分自身の備えについて

1.災害ボランティア活動に関する相談、問合せについて

現地での活動や募金活動について、個人もしくは団体での活動についてなど気になることがあれば、まずはヒューマン・サービス支援室へ相談してください。開室日時や連絡先は下記を参照してください。また、「災害ボランティアをするには?」のチラシや、貸出図書(災害支援や防災に関する書籍あり)も参照してください。

[ヒューマン・サービス支援室]問合せ・アクセス
https://www.kwansei.ac.jp/c_volunteer/contact  
[ヒューマン・サービス支援室]災害ボランティアをするには?
https://www.kwansei.ac.jp/cms/kwansei_c_volunteer/pdf/news/2020/%E7%81%BD%E5%AE%B3%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF%EF%BC%9F.pdf
[ヒューマン・サービス支援室]貸出図書
https://booklog.jp/users/kg-volunteer

2.被災地の状況・ボランティア募集状況を知るには

被災地でのボランティア活動については、各自治体にある社会福祉協議会などが開設する「災害ボランティアセンター」が主にとりまとめています。受け入れ状況など各自治体の社会福祉協議会あるいは、全国社会福祉協議会のホームページなどで情報を確認してください。

[全国社会福祉協議会]2024年能登半島地震 特設ページ
https://www.saigaivc.com/202401notojishin/tokusetsu/
[公益財団法人 石川県県民ボランティアセンター]令和6年(2024年)能登半島地震に係る石川県災害ボランティア情報 特設サイト
https://prefvc-ishikawa.jimdofree.com/

3.被災地でボランティアをする場合の注意点

・ボランティアは万能でもないし、すべてが正しいものではありません。相手を尊重して、謙虚に取り組んでください。
・ボランティアへの参加を検討する場合は、心身ともに万全の状態で参加できるかどうかを慎重に判断し、自身の安全確保を最優先に考えてください。
・新型コロナウィルスやインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症が広がっています。また、自分が感染する以外にも他人に感染させてしまうリスクもあります。手指の消毒など感染対策をしっかりと行ってください。
・各地の被災状況やボランティアの募集状況は日々変化していきます。参加する際には、必ず、最新の情報を調べてから参加してください。 

[NPO法人レスキューストックヤード]災害ボラの予備知識
https://rsy-nagoya.com/volunteer/volknowledge.html

4.ボランティア保険について

「ボランティア活動保険(天災タイプ)」(全国各市町村の社会福祉協議会)や「兵庫県ボランティア・市民活動災害共済」(兵庫県内の社会福祉協議会)に加入しないとボランティア活動に参加できません。原則、出発前に加入してください。また余震も続いているので「天災プラン」に加入してください。
加入手続きは、最寄りの社会福祉協議会(ボランティアセンター)で行ってください。
※保険料の目安は、500〜600円です。
※保険期間は加入日から2024年3月31日までです。

[全国社会福祉協議会]ボランティア活動保険について
https://www.fukushihoken.co.jp/fukushi/front/council/volunteer_activities.html  
[兵庫県社会福祉協議会]ボランティア・市民活動災害共済
https://www.hyogo-wel.or.jp/public/volunteer.php

5.募金、寄付について

★学校法人関西学院では、宗教活動委員会が窓口となり募金の受付を行っています。
期間:2024年1月15日(月)~3月21日(木)
募金箱設置場所:【西宮上ケ原キャンパス】ボランティア活動支援センター ヒューマン・サービス支援室 / 吉岡記念館事務室(宗教センター)
その他のキャンパス、また銀行振り込みでも募金を受け付けています。詳しくは下記をご参照ください。
https://kwic.kwansei.ac.jp/portal/home/information/detail?informationId=815388&directLink=1

関西学院大学構内での学生による募金活動は認められていませんが、特例として、ヒューマン・サービス支援室が参加者を募り募金活動をする場合があります。その場合、Kwicでお知らせします。
募金・寄付には被災者に直接配分される≪義援金≫と支援団体の活動を支援する≪支援金≫の2種類があります。

≪義援金≫[石川県]令和6年能登半島地震に係る災害義援金の受付について
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/suitou/gienkinr0601.html
≪支援金≫[中央共同募金会]ボラサポ・令和6年能登半島地震
https://www.akaihane.or.jp/saigai/2024noto_earthquake/

また、災害支援をしているNPO法人や各種機関を通じて活動参加者を募る場合があります。HPやSNSなどで確認してください。ただし、中には被災地への募金をかたる悪質な詐欺もありますので、十分に確認しましょう。

6.物資支援について(注意喚起)

被災地の役所では、仕分け等の手間を考慮し、個人からの提供は受け付けていないことが多いです。個人による物資支援は控えましょう。

[石川県]令和6年能登半島地震に係る義援物資の受入について
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kousei/kanri/2024jishin.html  

7.学生ボランティアを募集したい、連携して災害支援活動を行いたい時に

現地での支援活動(ボランティアバスの運行等)で学生の参加者を募りたいがどうしたらいいか、街頭募金活動で関西圏の学生ボランティアを募集したいけどやり方が分からない、などの相談があれば、ヒューマン・サービス支援室でも相談を受け付けています。

8.自分自身の備えについて

近年、今回の地震だけではなく、自然災害が多く発生しています。まずはハザードマップなどで自分が暮らす地域のリスクを確認しましょう。また、家族と災害が起こった時の話をしたり、防災バッグの準備や確認したりするなど、自分自身の備えを見直してみてください。

[国土交通省]ハザードマップポータルサイト~身の回りの災害のリスクを調べる~
https://disaportal.gsi.go.jp/  
[防災科学技術研究所]地震10秒診断|もしもあなたの街で地震がおこると…?
https://nied-weblabo.bosai.go.jp/10sec-sim/
[首相官邸]災害が起きる前にできること
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html