2021.03.21.
有志学生によるZoomイベント「コロナ禍と防災」が開催されました!

コロナ禍と防災

今ここで地震が起きたら…。大学生と一緒に考えませんか?

支援室主催の熊本地震現地ボランティアに参加した『KG熊本地震現地ボランティア有志』の学生たちが3月21日にZoomでイベントを開催しました。
2020年10月に実施した「現地ボランティア参加者 Zoom同窓会」で話が盛り上がったことをきっかけに、「もっと多くの人に震災や防災のことを伝えていきたい」との思いで有志の学生たちが何度もミーティングや準備を重ねて当日を迎えました。

当日は3名のゲストスピーカーをお迎えし、被災体験や防災に対する意見をお伺いする『学びの場』、ブレイクアウトルームで意見交換を行う『交流の場』、全体ルームでの『共有の場』と3部構成で行いました。
語り部の永田さんからの「震災のことを”忘れない”ではなく、年に1度か2度”思い出す”で良い。毎日を楽しく生きてほしい。」というポジティブなメッセージが印象的でした。
人吉市で2020年7月豪雨水害後の支援活動に関わる熊本学園大学の山北さんからは、「認識、知識、意識の3つの識を大切にすることが防災につながると思う」という覚えやすいフレーズを教えていただきました。
熊本地震現地ボランティアに7度参加した本学M2生の森美月さんからは、「今日皆さんとお話したこの繋がりを継続できたらと思うし、永田さんがおっしゃった”思い出す”日を今日のような場を通じて作っていければ」と今後にも繋がる力強いメッセージを話してくださいました。

〈参加者の声〉
・熊本の支援に関わってきた方達の経験や知識を知ることができ、とてもためになった。
・コロナ禍における支援のなかで、活動してても相手の表情が汲み取れないということを聞き、コロナ禍のボランティアで改善できない最大の難点だと思った。
・地震やコロナのことをマイナスにばかり考える思考を切り変える大切さを学んだ。
・家族に震災が起きたらどうすのかを話をしたいと思う。避難所に行くべきか、在宅避難すべきかという点から考え直したい。

 

◎詳細
日程:3月21日(日) 13:30~15:30
開催方法:Zoomでのオンライン開催
参加者:29名(うち、15名は交流セッションにも参加) 参加費:無料
対象:震災、防災について考えたい人
共催:ヒューマン・サービス支援室

◎お問い合わせ先
KG熊本地震現地ボランティア有志
koronakatobosai@(@の後はgmail.com)