2020.10.10.
熊本地震現地ボランティア参加者 Zoom同窓会を開催しました!

ヒューマン・サービス支援室では2016年度から2019年度にかけて4年間、益城町の住民の方々や学生の皆さんと協力しながら計15回の現地ボランティア活動を実施しました(第16回は新型コロナウイルス感染防止のため中止)。
感染症が収束せず現地に行くことが難しい中、「今だからできることをしたい」という思いを持った学生有志メンバーにより、過去に活動に参加した学生・卒業生による「Zoom同窓会」を開催しました。

同窓会ではブレークアウトルームを活用し、当時一緒に活動したメンバーと話す機会を作っただけでなく、参加した回が違うメンバー同士での交流の機会も設けました。
画面共有を用いて現地の写真を見ながらかつての思い出を振り返ったり、活動後に取り組んだ防災に関わる取り組みのことなども話していました。
参加した回が違うメンバー同士での交流では、時期によって住民の方がお話されていたことが違うことに気付いたり、街の様子の違いや復興の進むスピードについても話題になりました。

参加したメンバーからは
「懐かしい人や初めましての人もいましたが、みんな熊本ボランティアを経験しているということで話がはずんでとても楽しかったです。」
「参加回の異なる方々とのあいだで、状況の変化、心情の変化に関して考えることが出来ました。また、写真洗浄等新たな試みや活動を知ることが出来て、新たな考え方や行動に移していけるのかなと思いました。過去を振り返るだけでなく、未来に関して考えることが出来たので良かったです。」
などの感想を聞くことができました。

熊本地震現地ボランティア活動自体は2019年度に終了となりましたが、ヒューマン・サービス支援室では引き続き学生の皆さんと一緒に災害支援について考えていきたいと思います。

◎詳細

日程:2020年10月10日(土) 13:00~15:00
実施方法:Zoomによるオンライン開催
参加人数:学生・大学院生10名、卒業生2名/教職員1名