アカデミックデイ 当日の様子(2023年度)

プロジェクト① チーム名:すらーすてっぷ!

あつまれ!みらいのお友だち!

すらーすてっぷ!の探求目標は「保幼小連携」で、この課題について自分たちが何ができるのか考え、これから小学校に入学する子どもたちと、すでに小学校の子どもたちが繋がる機会を作ろう、と企画しました。内容は『めずらしい楽器を使って、絵本に音を付ける』です。楽器当てクイズでは聞いたこと・見たことのない楽器の音色を当てるクイズでした。次に2チームに分かれて『わにわにとあかわに』という絵本に様々な楽器で音を付けました。まずは、どんな音が鳴るのか自由に楽器を奏で、その後、絵本を読みながらみんなで音を選びました。小学生たちが園児に気遣う場面や、楽器を交代しながら演奏していました。最後はグループごとに発表!みんなで協力して絵本に音を付ける事ができました!

すらーすてっぷ!

プロジェクト② チーム名:スゴロクラブ

世界の果てまでスゴロQ!~巨大スゴロクで世界一周のたびへ~

子どもたちに楽しいイベントを提供したい、何が楽しいかな、でっかいすごろくはどうだろう、という一言で始まったこのプロジェクト。体育館いっぱいに広がる手作りした巨大スゴロクや、世界遺産のスフィンクス、モアイ像、パルテノン神殿をみた子どもたちや保護者から歓声があがっていました。巨大スゴロクは世界地図になっており、止まったマスでその国に関するクイズに答えたり、伝統的な遊びを体験してもらいます。幼児は字が読めないので、クイズを動画にしてQRコードを読み取ってその動画を視聴し解答できるように考えられていました。もちろん問題動画はプロジェクトメンバーが撮っています!クイズやゲームに正解・成功するとスターをゲットでき、最後にスターが多かったチームの勝ちとなります。チームの皆で協力し、たくさんのスターをゲットする事ができました!

スゴロクラブ

プロジェクト③ チーム名:HYZ

かけぬけろ!お宝あつめたんけん隊

アフターコロナで子どもたちが身体を思いっきり動かし、また異年齢同士のかかわりを取り入れた活動を提供したい、と企画しました。たくさんのお宝がかくされている聖和キャンパスの体育館で思いきり身体を動かし、チームで協力しながらお宝を集めます。5人1組のチームで、1つのコートで3チームでお宝を奪い合いました。コートの真ん中に置いてあるダイアモンドや、金の延べ棒、コインなどのお宝を、制限時間内に自分たちの宝箱に入れ、一番得点が高かったチームの勝ちです。お宝によって得点が違ったり・相手チームのお宝よこどりOKなので、どのお宝を集めるのか、チームで作戦会議を行いました。初めましてのお友だちと作戦会議をするのは最初はむずかしそうでしたが、学生が間に入って作戦を具体的に聞き取りながら進め、たくさん身体を動かして楽しむことができました!

HYZ

プロジェクト④ チーム名:Let's(Logical and Enjoyable Thinking at Seiwa)

めいたんていに俺はなる!

論理的思考を育むことについて探求しているプロジェクトは、なぞ解きのワークショップを開催。グループに分かれて、キャンパス内の様々な教室を進みながら謎を解き、“めいたんてい”を目指しました。初めの謎を解きゲットした地図を頼りに、向かう場所は『ことばの間』です。次に『漢字の間』 『数字の間』と進んで行きます。それぞれの“間”で謎を解かないと、次に行く場所がわからないようになっています。謎解きを通して“論理的思考力”を育み、なぜこのように考え答えを導き出したのかや、それを同じチームのお友だちに自分のことばで説明することを大切にして、考えることや、謎が解けた時の楽しさを感じてもらう事を大切に、ワークショップを行いました。参観してた保護者の皆様より「問題がほどよく難しくできていて、学生さんたちが考えた問題と聞いて驚いた」 「自分から説明できない子に寄り添ってもらって、説明できるように配慮されていてよかった」との感想がきかれました。

Let's(Logical and Enjoyable Thinking at Seiwa)

プロジェクト⑤ チーム名:DISE(diversity.international.SDGs.Education)

「ちがいのちがい」~多様性トークバトル27番勝負~

多様性について探求しているプロジェクトが行ったのは、みんなの身の周りにある「ちがい」について考えるワークショップです。まずは、アイスブレイクの「同じところ探し・違うところ探し」を行いました。次に、日常生活やさまざまな社会問題に関するお題を用意し、その「ちがい」は「あっていい」 「あってはいけない」 「どちらでもない」という3つの意見に分け、話し合いました。大切にしたのは、必ずお互いの意見を尊重すること、自分の意見を伝えること、でした。少ない参加者でしたが和気あいあいとトークが進み、最後に【ちがいの木】に今日の感想を書いて貼り、【ちがいの木】を完成させました。

DISE(diversity.international.SDGs.Education)

プロジェクト⑥ チーム名:いつ麺

しゃぼん玉のふしぎをときあかそう!

理科の実験が楽しかった、という自分たちの記憶をもとに、子どもたちに理科実験を提供したい、としゃぼん玉について調べに調べ、こだわったワークショップです。水中でもしゃぼん玉はできるかな?わくの形によってしゃぼん玉の形もかわるのかな?そんな疑問を楽しく実験で解き明かしていきました。『水中しゃぼん玉を作ってみよう!』 『しゃぼん玉を手にのせてみよう!』 『いろいろな大きさや形のしゃぼん玉を作ってみよう!』の3つのブースがあり、グループごとに各ブースを周って実験を行いました。水中しゃぼん玉を作ったり、しゃぼん玉を手にのせるのは難しく、学生たちから「たくさん失敗して、たくさん練習したよ」というメッセージも合わせて子どもたちに伝えていました。子どもたちは失敗しても何度も挑戦し、成功すると笑顔がはじけていました!保護者の皆様も子どもと一緒になって水中しゃぼん玉をつくってくださいました。それぞれのブースでは、『なぜ、こうなるのか?』という原理も学生から教えてもらい、ワークショップ終了時には「楽しかった~!」という声がたくさん聴くことができました。

いつ麺

プロジェクト⑦ チーム名:Vista

ヴィスタクエスト 展示発表

世界の面白い行事や文化、昔と今のちがいを楽しく見たり、『あなたはどっち派?』(お菓子の、たけのこの里orきのこの山)などのお題に、自分が思う方にシールを貼り、自分以外の意見を知る事のできる展示ブースや数字をお題に合わせて表現するボードゲーム『ITO』を体験できるブースがありました。「自分の価値観が共通のものではない事」、「他人の価値観を知ることの楽しさに気づく」を大切にしており、参加してくれた子どもたちはもちろん、保護者の方々も楽しく参加してくださいました。

Vista

プロジェクト⑧ チーム名:CORs 子どもチーム

CORs科学館~えき体のふしぎ/まん中どーこだ~

体験的な学びを子どもたちに提供したい、というテーマのもと、生活の身近にある多くの液体に注目した科学実験のワークショップを開催しました。液体は味が酸っぱかったり、苦かったり、身近にある液体の性質を解き明かす実験で、「炭酸水・ハンドソープ・虫刺され薬」の液体を、《リトマス試験紙・BTB溶液》を用いて酸性・アルカリ性・中性のどの性質かを調べました。実験を重ねるごとに、「この液体は青色に変わるかな?」と予想を立て、実験している子どももいました。

『まん中どーこだ』は物の重心を探すことをテーマにした「物理」を体験してもらう展示ブースです。おたまやフライ返し、割りばしなど身近な物の重心を探したり、おきあがりこぼしのおちゃ・やじろべえの制作など様々な「物理」に触れる事ができました。

CORs 子どもチーム