リプラプロジェクト活動状況(2022年度)
プロジェクト① チーム名:聖和植物調査隊 レッドロビン
聖和の自然ともっと仲良くなろう」
プロジェクト概要
聖和キャンパスは豊かな自然がたくさんあり、季節ごとに異なる姿を見せてくれる。子どもは自然を利用した学びある遊びや、学生はキャンパス内にある植物を観察したり、種名を調べたりする学習ができるよう、キャンパスの有益な資源を認知して学習へ活用していきたい。
本プロジェクトでは子どもや学生が楽しく植物や昆虫について学び、キャンパスの四季の自然に目を向ける教材を作成する。具体的には聖和キャンパス内の植生調査を実施し、詳細な植物図鑑を作成し、またそれらを教材として使用しながら聖和ビンゴというゲーム性のあるアクティビティを開発し、実践することを目的とする。
月1回集まって聖和キャンパス内の植生を調査しています。
聖和キャンパスの植物図鑑も着々と制作中!
【アクティビティ】”植物ビンゴ” 聖和の自然ともっと仲良くなろう!
第8回多文化共生イベント『わ~るどにじいろまつり』で植物ビンゴアクティビティを開催しました。
聖和の森の地図を見ながら植物を探してシールを集め、ビンゴシートに貼っていくアクティビティです。植物の名前や特徴を知ることができるアクティビティで、50名ほどの大人と子ども達が参加されました。
プロジェクト② チーム名:THAT
「楽しく身体を動かそう!楽しい、ヘルシー、アクティビティ!」
プロジェクト概要
子どもの運動に対する意欲を高めるために、学童保育を利用する小学校低学年を対象に学校では体験しない楽しさ重視の身体を動かす遊びの提供を行う。本プロジェクトでは、楽しい遊びを通して協調運動能力や体力の向上を目指す。
西宮北口のクレセントスクールの児童のみなさん対象に夏休みにアクティビティを実施しました。
上ケ原育成センターのみなさん対象に夏休みにアクティビティを2回実施しました。
最後は育成センターの指導員の先生方に振り返りの時間をいただき、活動の課題をご指導いただきました。アクティビティを3回実施すると、学生たちの変化が著しく、子どもへのまなざしや声かけが成長していくのがわかります。プロジェクトに応募している学生の想いに共感して手伝うサポーターの学生も5名ほど参加しました。
【アクティビティ】”SDGs うんどう会”
「SDGs うんどう会」は ”聖和キャンパスの"リプラプロジェクト THAT"と”神戸三田キャンパスのアカデミック・コモンズ学生プロジェクト SDGstep"のコラボアクティビティです。
それぞれのプロジェクトがテーマとしている活動を融合させて企画・運営を行いました。小学校1年生~3年生までの18名の子どもたちが参加しました。
運動が苦手な子も、SDGsを知らない子も、みんなで楽しく身体を動かすゲームで、遊びながらSDGsを知ろう!というコンセプトで企画し、ごみの分別やごみ別にリサイクルされる工程を、体を動かすゲームの要素を入れながら楽しく学べるよう工夫を凝らした内容でした。
PJT③ チーム名:関学クエスト
「みんなで学ぼう!~日本の地域~」
プロジェクト概要
西宮市の地域に関する調査・学習を行い、フィールドワークやワークショップで扱う情報を集める。集めた情報を整理して、西宮市の上ヶ原地区、門戸厄神駅周辺でのフィールドワーク形式のワークショップを行う。具体的には西宮市立小学校で実施している西宮巡りの授業を参考にし、GISなどを活用したオリジナルのフィールドワークを作成する。
2022年3月4日に実施のアカデミックデイに向けて、プロジェクトメンバーでリプラに集まり、ブラッシュアップ中!
PJT④ チーム名:Fukushima2011→
「再生可能エネルギーを体験しよう!」
プロジェクト概要
再生可能エネルギーが主なエネルギー源として日本の電力を賄うことは可能なのか、それまでに何年かかるのか、他国との比較、新たな発電方法について、多角的に再生可能エネルギーを追求していく。小学校高学年向けにワークショップを開催し、簡単な言葉に言い換えた仕組みの解説や教材などを通して、将来を担う次の世代の子どもたちに発信し、再生可能エネルギーについて自分事として捉えてもらう。
アカデミックデイに向けて最終リハーサル
リプラプロジェクトのコーディネーターの山本先生にアドバイスをもらい、どのように展示をすればストール―が展示の中にうまれるか検討して仕上げていきます。
PJT⑤ チーム名:SBL(struck by lightning)
「論理的思考力を育む謎解きプロジェクト」
プロジェクト概要
身の周りにある問題や課題を解決するために論理的思考力は必要不可欠である。一見難しそうに思える論理的思考について考えることが苦手な人にも、クイズを用いたゲーム形式に変換することで、考え、悩み、解決する体験を通して「考えることの楽しさ」を感じ取ってもらうことを目的とする。 また、楽しみながら論理的思考を育んでもらう方法として、キャンパス内を歩き回り、体を動かしながら取り組むオリエンテーリングを取り入れ、学校での座学とは違う、よりワクワクした学びを体験してもらう。
2022年11月10日(木)に開催される『謎解きアクティビティ』に向けて、週1回ラーニングコモンズ「リプラ」に集まり活動中!
【アクティビティ】"Find Your Treasure"仲間と協力して謎を解き、宝を手に入れよう!
2022年11月10日(木)に開催された謎解きアクティビティには教育学部1年生から3先生まで、計12名の学生が参加しました。2チームに分かれて、キャンパス内に設置された謎解きにチャレンジし、ゴールの宝箱を目指しました。
【アクティビティ】”なぞをといて宝をゲット!”
「なぞをといて宝をゲット!」は SBL(struck by lightning)のプロジェクトメンバーが企画・運営を行い、当日は小学校3・4年生の19名の子どもたちが参加しました。
論理的思考力(物事をすじみちを立てて考える力)を育みながら、考えることの楽しさや、仲間と力を合わせ謎が解けた時の喜びを感じることを大切にする内容で企画・運営されました。聖和キャンパス内の様々な教室に置かれた謎解きに挑戦し、答えがわかると地図を見ながら次の謎解きに進み、子どもたちは学生と一緒にチームごとに謎解きにチャレンジしました。子どもたちが考え方の筋道がわかったり、ひらめいたりすると目を輝かせている姿がとても印象的でした。