2019年度 クレセントアワー(CRESCENT Hour)

アカデミックコモンズでは、新たな学習や活動をもたらす場を創出するため、「クレセントアワー」を実施しています。
先生や職員、学生が「難しい話は一切無し」のルールで、昼食を食べながら語り合います。
2019年度のクレセントアワーは毎週水曜日12時50分~13時20分に開催しました。

2019年の CRESCENT HOUR

「自分らしさ」を表現する

クレセントアワー

■開催日:12月18日

■講演者:西村知将(総合政策学部 2年)

■内容:
みなさんはアイデンティティを見つけられていますか。作品を作ることで、自分の思想や感覚をアピールすることができます。また、明日から2日間「KSC Creative Days 2019」という大規模な展示会をコモンズで開催します。このイベントは三田のクリエイターを一挙に集め、映像・写真・イラストなどのジャンルレスな展示を行うものです。このイベントについてと、クリエイティブの可能性の2点についてお話ししようと思います。

クリスマスに何が欲しい?

クレセントアワー

■開催日:12月11日

■講演者:米倉恭平(理工学部博士研究員)

■内容:
今までに自分がどんなクリスマスプレゼントを貰ってきたかを覚えているでしょうか。特に、両親から貰ったプレゼントは,自分がその時に欲しかったものだったりします。つまり,貰ったクリスマスプレゼントを振り返ってみると,自分がその時,何に夢中になっていたのかが見えてきます。今回は,私の場合を例に,クリスマスプレゼントを振り返ることによる自己分析手法をご紹介いたします。

消えゆく故郷とどう向き合うか~関係人口の観点から語る僕の生き方~

クレセントアワー

■開催日:12月4日

■講演者:工藤天裕(総合政策学部2年)

■内容:
なさんの故郷はどこですか?私の故郷は宮崎県にある小さな田舎町です。私は今、兵庫県で生活をしながら故郷との向き合い方を模索しています。
生まれ育った場所とは遠く離れた土地に住んでいても、故郷と関わりをもつことはそんなに難しいことではありません。
私と一緒に故郷について考えてみませんか?

夢や目標を確実に叶える方法

クレセントアワー

■開催日:11月27日

■講演者:二階堂倫子(総合政策学部 4年)

■内容:
みなさんは、何か「夢」や「目標」を持っていますか。それを叶えるための努力はしていますか。私はこの大学4年間で、目標を持って様々なことに挑戦してきました。上手くいくこともいかないこともありましたが、目標を「達成」出来た時は、必ず2つの共通点がありました。その共通点について、お話ししたいと思います。

武術に覗く無意識 〜鈍くさくても強くなれる理由

クレセントアワー

■開催日:11月20日

■講演者:工藤卓(理工学部 教授)

■内容:武術の技は一瞬のうちに極まる.考えて動く暇は無く,その刹那には倒すか倒されるかという究極のリアリティしかない.
「技」は意識的な理合いによって組み立てられているが,その要素となるのは,元々動物が本能として培ってきた瞬時の無意識の動きである.技を繰り出すとき,脳は敵の動きを予測し,意識と無意識のモードを切り替える.
意識的な動きと無意識的な動きとを司る脳領域がそれぞれあるのだが,その能力の優劣は人によって違うようだ.
例えば,意識的な脳が鈍くても無意識的な脳が優秀ならば,最初は鈍くさくて弱そうに見えても,
修行を積んで見違えるように俊敏な術者に覚醒する可能性があるのだ.そこに脳科学の光を当てる.

情報保障ってなに?―「聞く」を「見る」に変換するには―

クレセントアワー

■開催日:11月13日

■講演者:西川若菜(キャンパス自立支援室)

■内容:日常生活の中で、耳から入る情報は1割と言われています。
では耳からの情報が少なくなると、私たちの生活はどのように変化するのでしょうか?
現在、聴覚障がいのある方々が利用しているツールを紹介します。
福祉の場に総合政策学部、理工学部で学んだことをぜひ活用しましょう!
みなさんのアイディアと技術をお待ちしています。

人工知能でできることはなんだろう?

クレセントアワー

■開催日:11月6日

■講演者:大用庫智(総合政策学部専任講師)

■内容:
3回目の人工知能ブームは2012年頃から始まり、多くの人が人工知能という言葉を聞くようになりました。メディアでは特に「自動運転」や「人工知能は仕事を奪う」などの報道を続けています。しかし、それ以外の領域で、人工知能でできることはあまり知られていません。そこで、本クレセントアワーでは幅広い分野で使われ始めている人工知能を紹介します。人工知能でできることは何だろうか?っと一緒に考えましょう。

外から見たキリスト教

クレセントアワー

■開催日:10月30日

■講演者:佐藤英俊(理工学部教授)

■内容:
ニカイアの公会議とコンスタンティヌスを知っているだろうか?西暦330年頃,
カトリックキリスト教を成立させた会議と,初めてのキリスト教徒のローマ皇帝
である。では,それまでのキリスト教はいったいどのような物だったのだろうか。
キリスト教を外側から眺めて,そのおもしろさについてお話ししてみたい。

運動初心者向けアイソメトリックトレーニングのススメ

アワー

■開催日:10月23日

■講演者:吉田康人(総合政策学部事務室 職員)

■内容:
日本にフィットネスブームが到来してしばらく経ちますが、みなさんの日常はいかがでしょうか。
・運動に興味はあるけど、ジムに行くほどのモチベーションはない、そこのあなた。
・これまで一切運動したことがなく、運動を始めるきっかけを失っている、そこのあなた。等々
そんなあなたに向けて、いつでもどこでもできるとても簡単なトレーニングをご紹介します。
久しぶりに筋肉を動かしてみませんか?お昼休みの少しの時間を通してあなたの健康への意識が変わるきっかけになれば幸いです。

男女共同参画社会ってどうやって実現できるのだろう?―出産後の職場への復帰がカギ―

クレセントアワー

■開催日:10月16日

■講演者:宗景ゆり(理工学部准教授)

■内容:
「男女共同参画社会」って何だろう?一言で表現すると、男性も女性も意欲に応じて、あらゆる分野で活躍できる社会です。(内閣府男女共同参画局HPより)
今回は、自分のこれまで仕事と子育てを通して感じたことやぶち当たった問題などの経験談を紹介するとともに、現在の私たちをとりまく社会について皆さんで一緒に考えてみたいと思います。

拝啓 一歩を踏み出せない君へ

クレセントアワー

■開催日:10月9日

■講演者:大西貴大(総合政策学部4年)

■内容:
私は元々一歩を踏み出すのに時間のかかるタイプでした。でも、様々な出会いや出来事があり、新たな一歩を踏み出すことが楽しくなりました!
今では、海外ボランティアや学生団体での活動など、様々なことに挑戦することができています!

新たな一歩を踏み出すことはとても勇気が必要なことですが、その一歩を踏み出すと、皆さんの目の前には新たな世界が広がっているはずです!

今日、新たなFirst Stepを踏み出す”きっかけ”を掴みませんか??

以下に興味のある人もぜひ聞きに来てください!↓↓
#留学 #海外ボランティア #海外インターンシップ #海外フィールドワーク #国際社会貢献活動 #トビタテ!留学JAPAN #休学 #国際協力 #学生団体 #Bridge for Children, KGU

毎日楽しい

クレセントアワー

■開催日:10月2日

■講演者:下地博之(理工学部助教)

■内容:
主にアリを対象に生物の進化や生物同士の結びつきについて研究をしています。研究生活に関するお話を少しと、好きな絵本や映画について話題提供いたします。取り留めの無い話になるかと思いますが、お食事の邪魔にならないよう精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

生まれで決まること、育ちで変わること

クレセントアワー

■開催日:9月25日

■講演者:関由行(理工学部 准教授)

■内容:
生まれ(遺伝)で何が決まり、そして育ち(環境)で何が変わるのでしょうか? 顔の形、太りやすさ、性別など遺伝と環境の関係について紹介します。
遺伝と環境の関係を理解して、自分の育ち、そして将来の子供の育ちをデザインしよう。

建築・構造・遊ぶ

鬼丸先生

■開催日:7月10日

■講演者:鬼丸貞友(総合政策学部 教授)

■内容:皆さんの生活を支えている建築物、その構造について考えたことがありますか?
建物をよく見ると四角だけでなく三角がいくつも隠れています。
三角形をキーワードに建築構造を少し理解し、その後は身の回りの材料で建築構造を遊んで見ましょう!

変なVR

クレセントアワー

■開催日:7月3日

■講演者:井村誠孝(理工学部 教授)

■内容:バーチャルリアリティ(VR)というと、あのHMDとかいうのを頭にかぶって...と
お思いの方、VRの最先端はずっと先を行っています。先をいきすぎて、ともす
ると「え、これってちょっと変...」という研究もあちこちにありますが、な
に、研究者はとがってなんぼ、多少変と言われても,それはある意味勲章なの
です。今回のクレセントアワーでは,変だけど情熱の詰まった、VRの先端的研
究をご紹介します。聴き終わるころには、あなたも変なものが作りたくなるは
ず...

Good For Earth Good For You

クレセントアワー

■開催日:6月26日

■講演者:長濱穂乃果(総合政策学部 2年)

■内容:ライフスタイルを少し変えるだけで、社会を変えることが出来るかもしれない。「Vegan」を知っていますか?「Vegan」とは、動物性の食品を摂取しない人のことを指します。Vegan Life Style を送ると1日、たった1人で約4000Lの水、約20,000gの穀物、約9kgのCo2、約2.8㎡の森林、一匹の動物の命を守ることが出来ます。 Vegan Life Style について学んで、地球と人に優しい食の選択、「食エコ」を始めてみませんか?

英語音読ワークショップ

クレセントアワー

■開催日:6月19日

■講演者:住 政二郎(理工学部 准教授)

■内容:中学・高校の授業で、さらに、最近では予備校などでも音読が積極的に取り入れられています。ただ、実際には「英語を声に出して読む活動」にだけになっており、音読の魅力と効果が十分には伝わっていないようにも思います。音読には、英語力を伸ばすエッセンスがたくさん詰まっています。英語音読ワークショップに参加して体感してみませんか。日頃の勉強に役立ててもらえればうれしいです。

私が旅する理由

クレセントアワー

■開催日:6月5日

■講演者:大澤和澄(総合政策学部 4年)

■内容:バックパックをなくしたバックパッカーです!お金かかりそう、危なそう、就活で不利になりそう、休学しないといけないの?そんなことありません!自分にとって本当に価値ある学生生活を考えてみませんか?

多項式マリオで関数洞窟を走破せよ!

クレセントアワー

■開催日:5月29日

■講演者:北原 和明(理工学部 教授)

■内容:高校に出向いてやっている模擬講義の1つの話を
皆さんに紹介したいと思います.
簡単な関数を用いて,「関数洞窟」と名付けた領
域を考え,その領域を多項式曲線で走破しようと
いうものです.参加人数に合わせて,コンテスト
を行います.内容は文系理系関係なく聞けるもの
です.多項式関数による近似理論の面白さを体験
してもらえればと思いますっ!!

AM/PMって知ったはります?(学習の見直し)

クレセントアワー

■開催日:5月25日

■講演者:西谷 滋人(理工学部 教授)

■内容:専門知識を修得するために、
カリキュラムとか単位という大学のシステムは組み立てられてきました、
でも、ここ20年ほどで、修得すべき知識自体を見直そうという大きな変化が起こっています。
AM/PMという標語で語られるそのあたりのお話を中心に、
大学で何をどう身につけるかについて皆さんと意見を交わせればと思っています。

「長さ」「重さ」の定義とは!? ~計測の歴史から人間の知恵を探ろう~

クレセントアワー

■開催日:5月15日

■講演者:日比野浩樹(理工学部 教授)

■内容:「キログラム」の定義が5月から変わることをご存知ですか?
これからは、「キログラム」や「メートル」などのすべての基本単位は、
物理定数によって定義されることになります。
今回、普段、何気なく使っている「メートル」がどのように決められてきたかを
お話しし、その後、宇宙の大きさから、重力波による空間のゆがみまで、
何10桁ものスケールにわたる長さはどうやったら測れるのか、
そこにある知恵と工夫を探ってみましょう。

折角、三田・里山キャンパスに4年以上通うのですから ~晴れ時々、寄り道のススメ~

クレセントアワー

■開催日:5月8日

■講演者:佐山 浩(総合政策学部 教授)

■内容:里山に囲まれた三田キャンパス。周辺には魅力や見所がいっぱい。
 今回は、ぜひとも訪れてほしい所を勝手に紹介しちゃう初級編です。折角、4年以上、三田まで通うのですから、授業の合間や休講で空いた時間に魅力たっぷりの場所を友人や恋人と訪れて、リフレッシュしてみてはいかがでしょう。将来、きっと学生時代の素敵な思い出となるはずです。
 もしかすると、卒業したら、二度と行かないかも知れません。

フィールドワークで学んだこと ―沖縄県・西表島の体験から―

クレセントアワー

■開催日:4月24日

■講演者:今井 一郎(総合政策学部 教授)

■内容:私は、自然環境と人間活動の結びつきを生態学的な見地から分析する研究をしています。おもにフィールドワークによって資料を集めます。現地に暮らす方がたから話を聞き、直接に観察し、対象を計測して資料を集めます。私の研究生活の出発点になった西表島におけるフィールドワークで学んだ、研究(仕事)する姿勢(心構え)についてお話しします。

世論について考えよう―政府への支持は何によって決まっているのか?

クレセントアワー

■開催日:4月17日

■講演者:大村 華子(総合政策学部 教授)

■内容:ニュースを見ていると、内閣支持率、安倍政権への支持率が時として話題になります。支持率の低下は政権交代をももたらすことがあります。民主主義体制において、どうして支持率は重要なのでしょうか。そして支持率は、どのような事情によって変化しているのでしょうか。いくつかの研究の結果をわかりやすくお話ししながら、「私たちが政府を支持すること、支持しないこと」はどういう意味を持つのか考えてもらえればと思います。

いざ、出すぎる杭になれ!~Boys&Girls be ambitious!~

クレセントアワー

■開催日:4月10日

■講演者:巳波 弘佳(理工学部 教授)

■内容:挑戦すれば揶揄される、失敗すれば叩かれる。
大切なのは「何かに夢中になってバカになる力」「失敗を
しても這い上がる力」、そして失敗を許容する寛容の精神
ではないでしょうか...という某CMをパクっておバカなポスターを
作るようなレベルを凌駕する、
関学らしく知的でクールで、そして元気な活躍を求めています!