2013年度 クレセントアワー(CRESCENT Hour)

アカデミックコモンズでは、新たな学習や活動をもたらす場を創出するため、「クレセントアワー」を実施しています。
先生や職員、学生が「難しい話は一切無し」のルールで、昼食を食べながら語り合います。
2013年度のクレセントアワーは毎週水曜日12時50分~13時20分に開催しました。

2013年度のCRESCENT HOUR

1月8日 横田 善樹(総合政策学部 4年生)

横田くん

【タイトル】
『私の国際協力と大学院という選択肢』

【内容】
私は、来年から関西学院大学大学院のinternational management course (IMC)で学びます。IMCは留学生が7割で、すべての授業が英語で行われています。多くの人が就職という選択肢を選ぶ中私は進学を選択をしました。その選択をするまでに様々な人にアドバイスを貰いました。
また、私は小西ゼミのBridge for Children(BFC)という団体に所属しています。BFCを通して先生から学生が出来る真の国際協力を学びました。
今回のクレセントアワーでは、私が学生時代に経験した国際協力と、大学院進学の経緯についてお話させていただきます。
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大学を卒業するに際して誰もがぶち当たる進路の問題。多くの友人が就職活動をする中、いろいろ考え様々な方々に相談し、アドバイスをもらって大学院のIMCへの進学を決めた横田くん。彼の選択にあたって友人や先輩の意見は勿論、総合政策学部の小西先生や西本先生からの助言が大きかったことで、先生の言葉などを紹介。「専門知識なしに人を助けることは出来ない」との西本先生の言葉を軸に、将来を模索していった過程などを話していただきました。参加した30名ほどの学生は、自分自身に置き換えて横田くんの言葉を参考にしていたようでした。

12月18日 大崎 浩一(理工学部 教授)

大崎先生

【タイトル】
大腸菌とメトロノームと数学と

【内容】
自然現象が研究課題を提供してくれるというスタンスで研究しています.大腸菌の方程式を一番長く研究していますが,最近は学生さんとミツバチやメトロノームの研究もしています。日頃行っている研究内容の一端をお伝えできればと思います。できるだけ平易に説明するつもりですが,数式は,,,ごめんなさい使います。
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大腸菌の方程式と菌のモデルなどの難しい話から始まったクレセントアワーは、先生の研究対象などの話に展開し、メトロノームの同期現象へとつながっていきました。
参加していた30名ほどの学生たちに、2.3人でチームを組んでメトロノームの同期現象を実験しましょうと提案した先生。「うまく同期現象をおこしたチームには先着でCafe3101のシュークリームをプレゼント!」との言葉に会場は一気に熱気に包まれました。みごと同期現象を成功させてチームは、シュークリームをもらって大喜びでした。最後は、ゼミ生と先生とでメトロノームを集めて同期現象をおこす実験!結果は、みごと成功!普段からゼミ生と先生とがとてもいい関係で、当日もいい雰囲気で場を包み込んでいました。ゼミ生にはこの後、先生からのご褒美のシュークリームがご馳走されました!

12月11日 山田 孝子(総合政策学部 教授)

山田先生

【タイトル】
twitter上のブームはどう起きているのか?

【内容】
昨年11月、ある広告代理店が独自調査結果をもとに「あなたの知らない裏の顔」というサイトで「あなたの裏の顔を診断します」http://www.uranokao.jp/という『お遊び』サービスを始めました。このサイトオープンとそこでの診断結果のツィートから、twitter上でこの情報がどう伝わり、どんな人がいつアクセスしたのか、を紹介しつつ、学生たちのユニークな調査によるtwitterのあれこれをお話します。
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冒頭からtwitterのフォロワー数とフォロイー数やtwitterを活用している有名人どうしの相互フォローの数などのリサーチ結果をデータ化したものを映して会場を驚かせました。
twitter有名人のタイプとして『つぶやきっぱなし型』『独り言型』『寡黙型』の3タイプに分けた分布表に学生たちは興味深々。話はお題の『裏の顔診断』に。診断例を挙げて学生の笑いを誘っていました。山田先生は、ツイート回数や時間帯などでを分析対象に。参加者の多くが気軽に活用しているツールということもあり、参加した20名ほどの学生たちも終了後に質問に来るなど講演から刺激を得たようでした。

12月4日 細谷 健二郎(総合政策学部 職員)

細谷さん

【タイトル】
『うみの向こうや知らない場所のはなし』

【内容】
二十歳前後のゆらゆらとした時期に未知なる場所に行くということ。その経験はみなさんを豊かにする可能性を秘めた種のようなもの。種に水をやり芽生え花が咲くかどうか、すべてはみなさん自身にかかっています。旅行好きの方、留学を考えている方、お役に立てる話ができるか分かりませんが、自分自身を振り返りながら、想いの移ろうままにお話をします。
※タイトルから大きく外れた話になったらごめんなさい。
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クレセントアワー初の映像なし台本なしの緩やかな雰囲気のスタートでした。自身の自己紹介から入った話はゆっくりと留学や旅行での話に流れていきました。たくさんの思い出を順番に引き出しながらの話し方に、会場はまるで共に旅をしたかのような不思議な感覚に誘われました。二十歳前後の多感な時期に見たもの・感動したもの・憤ったもの・・実際にその場に身を置いたということが今の自分につながっていると参加した学生に語り掛け、教職員はそれぞれの思い出を引き出していました。『見て・聞いて・文化に触れて・知らないところに飛び込む』参加した30名ほどの学生たちは今後の人生を楽しくするヒントも貰ったようでした。

11月27日 関 由行(理工学部教員)

関先生

【タイトル】
『生まれ?それとも育ち?』

【内容】
『彼女(彼)は生まれが違うから。』と、誰もが一度は考え、自分との能力の差をあきらめたことがあるのではないでしょうか。『生まれ』の違いは、『育ち』で変えることができる!また、『育ち』が遺伝することも最近分かってきています。身近な事柄と『生まれ』、『育ち』の関係を一緒に考えてみましょう。
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ゼミ生との協力体制でのクレセントアワー。冒頭に細胞の美しい映像を映してスタート。
『育ち』とは『どの情報をコピーするかで違ってくる』とのこと。ストレスなどでコピーする情報は違ってくるのは胎児期から始まっているそうです。現代はストレス社会ですが、親の愛情がストレスを抑制する。すると「ストレスを抑える遺伝子」が働きストレスを乗り越えられるようになる。愛情を受けて育つと自分も子どもに愛情を注ぐようになる=『育ち』。『育ち』は、環境を整えると治せる。先生は、「『育ち』を『デザイン』してください」と話されていました。
高等部の育友会の方々も大学見学に来られていてクレセントアワーに参加。学生も合わせて100人ほどの参加者も関先生の穏やかな語りに熱心に聞き入っていました。

11月20日 籏持 和樹 (総合政策学部 4年生)

旗持くん

【タイトル】
「ライフログ概論 〜人生の“書き方”を考える〜」  

【内容】
皆さん、“ライフログ”という言葉はご存知ですか?
ライフログとは、自分の行動や感じたこと、つまり自分の人生を記録することを言います。
今回は僕なりのライフログの書き方、ちょっとした自己分析の方法などをお話させてもらいます。 皆さんの学生生活を彩るヒントになればと思います。 是非一緒に人生の書き方を考えましょう!
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「生まれてからもうすぐ8000日」という自己紹介から始まったクレセントアワー。びっしり書かれた自身の『ライフログノート』をスクリーンに映すと、聴衆から驚きの声。ただ、旗持くんは日記らしい日記を続ける必要はないとのこと。彼自身『ライフログノート』を書くようになってから「日常がもっと面白く」「身近な人がもっと好きに思えた」・・結果「自分が好きに思えた」。日々や瞬間を振り返ることで「気持ちの整理ができるようになり、”今を受け止められた”」それは「自分と話すこと」と、ライフログノートをお奨め。参加した30名ほどの学生も配られた紙に出来事を書いてみたり、周囲の人と思いを共有していました。

11月13日 小野未花子(総合政策学部4年生)

小野さん

【タイトル】
『フィリピンと日本の狭間で~JFCと共に日本“国内の“グローバル化について考える~』

【内容】
フィリピンといえば?何かとフィリピンについて耳にすることが多いこの三田キャンパス。あなたのフィリピンのイメージは?貧困?ごみ山?フィリピンでのインターンシップの経験をもとに、日本では知られていないけど、日本が大きく関わっている“JFC(Japanese-Filipino Children)“についてJFC本人たちの映像を交えつつ語ります。JFCを通して、皆さんのフィリピンとの新たな関わり方・また課題として国内のグローバル化についてのアイデアを見出す機会となればと思います。
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フィリピンでのBATISセンター(日本や他の国々から帰国した、苦境に立つフィリピン人女性出稼ぎ労働者とその家族を支援する団体)での活動をとおしてJFC(日本人の父とフィリピン人の母)の子どもたちの実情を報告。
過酷な条件下に置かれての”強制労働”の経験を持つJFCの子の実体験を涙を我慢しながら紹介。小野さんは、『グローバル化とは?』『国内で差別・外国人が認められていない環境で、日本はグローバル化したといえるのか?』などの問いかけをしていました。最後にJFCの学生たちが作ったPVを鑑賞。参加した30名ほどの学生たちは、沢山の課題をそれぞれ持ち帰っていました。

11月6日 森 秀樹((クレセントコーディネーター)

森先生

【タイトル】
「ワークショップ?」

【内容】
新しい学びの場としてワークショップが注目されています。今回のクレセントアワーでは、簡単なワークショップを体験してもらいながら、皆さんと一緒にワークショップについて考えていきたいと思います。
ワークショップで「みんなでつくる」楽しさを体験してみませんか?
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アカデミックコモンズの『クレセントコーディネーター』を務めてくださっている森先生。教育ソフトウェアの企画開発のお仕事をされていた経験を活かしてアカデミックコモンズでのワークショップ等も手掛けていただいております。『ワークショップ』とは、”参加者が自ら参加・体験して共同で何かを学びあったり創り出したりする学びと創造のスタイル”。「ものづくり」「表現」「ディスカッション」など、方法は様々。20名ほどの参加者にもモールで自分の大切なものを表現してもらい、会場は和気あいあいとしていました。

10月30日 向井 光太郎(総合政策学部教員)

向井さん

【タイトル】
「街場で遊ぶこと、それは学ぶこと」

【内容】
総合政策学部でマーケティング論を担当している向井光太郎です。私は、街中で生まれ育ちました。そこでは、いろいろなおいしいものや楽しい人とめぐり合えるし、ファッションやセンスを磨くことも出来ます。正しく楽しく遊ぶことで、いろいろな発見があるんですよね。だから、今も私は街場を大切にしています。クレセントアワーでは、そんな場を少し紹介しながら神戸三田キャンパスの皆さんのセンスを私なりに刺激したいと思います。
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手土産の平岡珈琲店のドーナツをほおばりながらの和やかなクレセントアワーでした。
向井さんの体験に基づいた、『予約できないお店に歩いてたどり着くまでの不安と楽しみ』や、『注文したものを持って来た時に必ず「ごゆっくり」と言ってくれるマスターとの粋なやりとり』などを紹介。街を遊びつくす向井さんならではの指摘に、集まった30名ほどの学生たち(特に男子!)は聞き入っていました。
 

10月23日 乾 隼人(総合政策学部2年生)

乾くん

【タイトル】
「映画をハックするということ」

【内容】
最近、映画館に足を運んだのはいつですか?
家でも映画を楽しめる時代、広がり続ける映画の楽しみ方と、忘れられそうな映画の楽しみ方のお話を。
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「第14回宝塚映画祭」(宝塚市売布「シネ・ピピア」にて11月9日~15日開催)の最年少実行委員も務める乾くんはメールマガジンを創刊する他、映画製作にも取り組むほどの映画好きです。

お題の中のハック【hack】(コンピュータシステムや通信システムの動作を解析したりプログラムを改造したりする)という言葉を引用して【life hack】(高い技術を駆使して快適に楽しく・・)という発想を提案。「元々あるものを、違う使い方をする」と色々世界が広がることを説明。
『映画をハックする』とは、
映画は映画館・・ではなく砂浜で観てみる。
映画は静かに観る・・ではなく騒いで・立って観る(マサラ上映という)。
映画は座って・・ではなく車に乗って(ドライブインシアター)など、既存の概念にとらわれない映画の楽しみ方を紹介してくれました。
参加した30名ほどの学生たちも新しい映画鑑賞方法に関心を寄せていました。

10月16日 大田 詠子(総合政策学部 職員)

大ちゃん

【タイトル】
コモンズ本棚プロジェクト応援トーク
~新月をアイデンティティに生きるためのアツい5冊~

【内容】
関学生のみなさん!
関学生って、なんでこんなに「関学のこと好き♡」なのかなぁって、疑問に思ったことないですか??大学に入学時は、「時計台ってハリボテみたいで嘘くさ~。」なんて白けていたけれど、今や常に"Mastery for Service"を語りたくてうずうずしている職員が、新月をアイデンティティに生きるための、みなさんの実存に迫るアツい5冊をフルスロットルで語り倒します。
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関学出身の自身の想いを現役関学生に熱く語って頂きました。学生に紹介してくださった5冊の本は、「目に見えないもの 言葉にならないもの」今田 寛・著「死をどう生きたか~私の心に残る人びと」日野原 重明・著など。一冊づつ丁寧に解説して頂き、事前に配られていた「ハート動かされ度」シートに読んでみたい度数のハートに色を塗ったりして20人ほどの学生も楽しく参加していました。紹介して頂いた本はカジュアルライブラリーに寄贈頂けるそうです。

10月9日 朴 勝俊(総合政策学部 准教授)

朴先生

【タイトル】
朴ばなし(その2)

【内容】
落語家プレゼン術でありのままの自分を出してゆこう。
セミプロ落語家の朴勝利先生(環境経済学)が、「はなしの極意」を伝授します。
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クレセントアワー初の和室での開催でした。
さすがは噺家さんだけあって、声の張りが素晴らしくテンポがいいので集まった40人ほどの聴衆は吸い込まれるように聞いておりました。
お題は「はなしの極意」。
プレゼンにおいてパワーポイントなどを用いて文字を画面に出すのは、見ている人を眠りの世界に誘ってしまう。そこで、朴先生は映像や画像をプロジェクターに映して話術で聴衆に訴えかけるという極意を伝授。教会の壁や天井の絵画を見ながら牧師さんのお話を聞く際に聴衆が静かに耳を傾けるのを例にとってお話をされておりました。
 

10月2日 森 智洋(理工学部4年生)

森くん

【タイトル】
物理の偉人

【内容】
物理学は、長い歴史を持った学問です。
昔から現在までの多くの物理学者によって今日の物理学が支えられています。
その中から数人の物理学者を紹介します。
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物理学は、長い歴史のある学問ですが、物理学は天文学から発展したもの。
スクリーンに次々と映し出される物理学の偉人たちは、参加した学生たちにも馴染みのある名前が多く、「湯川秀樹」などは文系の学生でも知っているからか、みんな静粛に聞いていました。
『地球ゴマ』や『車輪と回転台』の登場で会場は最高の盛り上がり。参加した60名ほどの学生教職員も楽しい時間を共有しておりました。物理ということで今回は理工学部の先生方も沢山参加して森くんを見守っていました。

9月25日 清水 美帆(理工学部3回生)

清水さん

【タイトル】
想いをカタチにする

【内容】
自分の考え、想いをカタチにするとは?そもそも「カタチ」とは?
「ものづくり」という方法で想いをカタチにしている体験談を踏まえながら、
「常識」とうまくお付き合いしていくことについて語ります。
あたりまえのことだけど、あたりまえすぎて忘れかけている。
そんなことに気づくきっかけになればと思います。
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自分が常識と思っていることは人にとっても常識なのか?参加した学生におにぎりの絵を書いてもらい、人と見比べてみることで、違いを認識した学生たち。
『想いをカタチにする』とは、ものつくりだけではなく人に伝える目には見えない言葉など表現は人其々違うもの。自分の想いを上手く言葉などにして表現することは、簡単なようでなかなかうまくできていないものです。「失敗してなんぼ」の精神で乗り越えた経験などを披露。
「思いを表に出す。」「カタチにしないと伝わらない。」参加した70人あまりの学生たちも聞き入っていました。

7月10日 壷井 基裕先生(理工学部 化学科 准教授)

クレセントアワー

【タイトル】
一粒の鉱物から地球の成り立ちを明かす

【内容】
私たちの住む地球はいつどのようにしてできたの でしょうか?地球の成り立ちについて知ることは、環境問題を考える上でも大変重要です。岩石や鉱物はその情報を詰め込んだ「タイムカプセル」であり、化学分析をすることにより様々な情報を取り出すことができます。これら地球化学の研究についてご紹介します。
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地球の成り立ちを知る上で、岩石や鉱物はその情報を詰め込んだ「タイムカプセル」であるという説明に、30名強の参加者は聞き入っていました。
写真は、光学顕微鏡を操り解説する壷井先生です。

 

7月3日 楠瀬 正昭先生(理工学部 物理学科 教授) 

楠瀬先生

【タイトル】
天の川の中心で「爆発現象」が・・・

【内容】
天の川銀河の中心には太陽の400万倍の質量をもつブラックホールがあります。このブラックホールに向かって近づいている大きなガスの塊が昨年発見されました。このガスとブラックホールが引き起こす現象を中心に,天の川について話をします。
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スクリーンに天体の映像を流しながら穏やかな口調で宇宙の魅力について説明してくださいました。天体の映像の美しさに参加した50名の学生・職員も釘付けでした。

6月26日 小山 健(キャンパス事務室 職員)

小山さん

【タイトル】
ほぼ日手帳を語ろう!

【内容】
「ほぼ日手帳」とは何か?ほぼ日暦4年目の登壇者が、ほぼ日でつながる人々の姿と自身の体験を語ります。
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「ほぼ日手帳」を手に学生たちが集まってきたところから始まった今回の「クレセントアワー」。講壇者はキャンパス担当職員・小山さん。参加学生・職員の「ほぼ日」愛用者を含む50名に、「ほぼ日手帳」の使い方や利点を説明、愛用学生や職員も自分の手帳をOHCでスクリーンに映して公開。各々のこだわり自慢に会場も和気あいあいでした。最後は「ほぼ日」愛用者たちで記念撮影。

6月19日 小西 尚美先生(総合政策学部 准教授)

小西先生

【タイトル】
知っておきたい!プレゼンのコツ

【内容】
たかがプレゼン?されどプレゼン!皆わかっているようでわかっていないプレゼンのコツ。少しの意識でプレゼンはぐっと上手くなります。自分らしいプレゼンを目指して今日から実践してください。
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集まった学生は50名。実際に授業やサークル活動などでプレゼンを行っている学生が多く、メモを取りながら聞く学生も多数見られました。説明の中で、『主役はAudience』と語られていたように会場の学生を魅了したプレゼンを実演されていました。通りすがりの学生も足を止めて最後まで聞き入っていました。

6月12日 花房 諒(理工学部1年生)

花房くん

【タイトル】
「オリガミで世界を驚かす方法」

【内容】
高校時代に所属していた数理学部の研究で、高校の教科書にも掲載されている「折り紙問題」と出会う。「折り紙問題」の他に「チョコレート問題」というものを研究した際、この二つの問題を通じて海外では新しいことが受け入れられ評価されることを実感。世界で活躍したい人に向けて、その秘訣を紹介します。
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学生が講壇者という事で、和やかに始まったクレセントアワーですが、高校時代の数理学部の研究発表の内容をアニメーションでスクリーンに映した瞬間に会場がどよめきました。その内容はもちろん、映像技術の素晴らしさわかりやすさに参加した学生も「驚愕でした」との感想を漏らしていました。たまたま近くにいた学生たちも話に引き込まれて会場の50名全員が静かに話に聞き入っていました。

6月5日 増尾 貞弘 先生(理工学部 化学科 准教授)

増尾先生

【タイトル】
太陽の光からどうやって電気を作るの?

【内容】
近年、エネルギー問題の解決策として太陽光発電が注目されています。では、どのようにしたら太陽光から電気を作れるのか?その方法について、わかりやすく紹介します。
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参加した学生は50名。これからのエネルギー問題の解決策になるであろう太陽光発電の作り方について図を用いてわかりやすく説明してくださいました。太陽電池は、温室効果ガスを出さないクリーンなエネルギーであるなどの利点と、発電コストが高いなどの問題点ある。しかし、「太陽光は利用すべき重要なエネルギー源」と、先生は話されていました。
参加した学生に意見を聞くなど学生も参加したかたちで、難しい問題でありながらも楽しい時間を共有していました。

5月29日 北田 真也さん(総合政策学部2年生)

北田君

【タイトル】
アフリカ=貧困?

【内容】
メディアが映すアフリカの貧困と現実はどう違うのか?2ヶ月間アフリカ最大のスラム(ケニアのキベラスラム)で過ごした経験から語ります。
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クレセントアワー初の学生の「CRESCEN人」。落ち着いた語り口調で、ケニアでの留学中に撮影した写真を紹介しながら現状を説明してくれました。ゴミやトイレが不便であったりの問題点も多々ある中、実は映画館があったり学校は無料で給食もあるなど充実している部分もあるとのこと。何より皆が笑顔であったとのこと。説明の後、参加した50名の学生と討論会に発展。意見が飛び交い学生同士充実した時間を共有していました。

5月22日 有川 浩さん(図書メディア館 職員)

有川さん

【タイトル】
『図書館』で働くということ

【内容】
図書館職員という職業とその実態について、現役 関学職員が語ります。
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集まった学生は60名。図書館での仕事についてわかりやすく説明してくださいました。
窓口業務の他に、利用案内・情報リテラシー教育・書架管理・環境管理・予算管理・資料管理など外からは見えない仕事があることに参加した学生も驚いていました。集まった学生は、学部に関係なく参加。「図書館の仕事に興味があるので貴重な話が聞けてよかった。」との感想を聞けました。

5月15日 山田 一美 先生(理工学部 准教授)

山田先生

【タイトル】
外国語を習得できる人の特徴って何だろう?

【内容】
言語をはどのように習得されるのでしょうか?なぜ外国語の習得は難しいのでしょうか?どんな人が外国語をマスターできるのでしょうか?言語習得の研究成果をもとに、様々な観点から一緒に考えてみましょう。
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参加学生は60名。外国語を習得するには、環境づくりや多くの学習時間と習得したいという気力などが必要であることを解りやすく説明していただきました。集まった学生たちは、メモをとるなど真剣に聞いていました。

5月8日 小池 洋次 先生(総合政策学部 教授)

小池先生

【タイトル】
アメリカ大統領と会う方法

【内容】
絶対無理と言われたことを可能にした秘策とは?国際報道の現実を裏話も交えながらご紹介します。
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参加者は50名ほど。日経新聞ワシントン支局長時代に当時のクリントン大統領に単独インタビューを成功させた経験を写真を見ながら説明してくださいました。誰もが不可能と思っていたことを成し遂げたのは、どんなに不可能と思っても努力したからこそ。最後の最後まで努力することの大切さを学生たちに語っていただきました。たまたま近くにいた学生も最後は熱心に聞き入るほど興味深いお話でした。

5月1日 塚口 肇 さん(café 3101 オーナー)

塚口さん

【タイトル】
”好きなコト”で、お客様を喜ばせようの経営ポリシー

【内容】
自分の”好きなコト”とサービスは両立するのか!?
café 3101 オーナーが語る経営秘話。
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参加学生は70名ほど。普段は聞けない経営者のお話に学生たちも熱心に耳を傾けていました。
美しい『サント・アン』店舗の画像を映しながらケーキ作りに際しての逸話などをお話していただきました。美味しいcafé 310の新作マンゴープリンを頂いた学生は笑顔!でした。

4月24日 山本 倫也先生(理工学部人間システム工学科准教授)

山本先生

【タイトル】
日本人が得意とする「ものを作り出す」楽しさ

【内容】
山本倫也先生の子ども時代からのものづくり体験、学生時代の鳥人間コンテスト出場経験や現在の研究でもものをつくり続けている様子を語る。
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参加していた60人ほどの学生も真剣に聞き入っていました。先生の軽妙なトークに時に会場も魅了されていました。先生の学生時代の実体験などには共感を覚えた様子でした。

4月17日 八木 康夫先生(総合政策学部 都市政策学科教授)

クレセントアワー

【タイトル】
「やっぱり建築ってオモシロイ」

【内容】
「デザインのルール性」、「奇抜な建築」、「構造とデザイン」、「お年寄りのための建築」、「美しい図書館」、「美しいランドスケープ」、「建築学生作品」をキーワードとし,建築作品の事例を紹介しながら、建築の魅力に迫る。
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当日は50名ほどの学生が参加。美しい映像と、様々な観点からのお話に聞き入っていました。

4月10日 巳波 弘佳先生(理工学部 情報科学科 教授)

アクティブラーニングゾーン

【タイトル】
「アカデミックコモンズのコンセプトとその魅力」

【内容】
新しい建物コンセプトのアカデミックコモンズについて、アカデミックコモンズ活性化委員長・巳波先生がその魅力を語る。
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参加者は、約50名。講演者である理工学部 情報科学科 巳波先生(アカデミックコモンズ活性化委員長)は、アカデミックコモンズは単なる建物ではなく、ここで繰り広げられる活動こそがその本質であり、「関西学院大学」を変える大きな力になると語りました。