研究紀要と出版物

研究紀要

■『関西学院大学 キリスト教学研究』 第1号 1997、第2号 1998
■『関西学院大学 キリスト教と文化研究』
  第 1号 1999、第 2号 2000、第 3号 2001、第 4号 2002、特別号 2002、第 5号 2003、
  第 6号 2004、第 7号 2005、第 8号 2006、第 9号 2007、第10号 2008、第11号 2009、
  第12号 2010、第13号 2011、第14号 2012、第15号 2013、第16号 2014、第17号 2015、
  第18号 2016、第19号 2017、第20号 2018、第21号 2019、第22号 2020、第23号 2021、
  第24号 2023.3、第25号 2024.3

『キリスト教と文化研究』関連ページへのリンク

RCC Newsletter (RCCニューズレター)

■ キリスト教と文化研究センターでは、研究プロジェクトの活動内容を中心に 『RCC Newsletter』
  (RCCニューズレター) として学内外に発信しています。

『RCC Newsletter』関連ページへのリンク

RCCの出版物

『エコロジカル聖書解釈の手引き』

『エコロジカル聖書解釈の手引き』

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編
2024年3月18日、キリスト新聞社発行
四六版、104頁、本体1,500円+税

【目次より】
エコロジカル聖書解釈の視点で読む安息日(大宮有博)/「地球」の声を聞く―エコロジカル聖書解釈の視点で読む「バラムとろば物語」(大宮有博)/人間とは何か―エコロジカル聖書解釈の視点で読むヨナ書(大澤香)/エコフェミニスト聖書解釈の視点で読むヨハネ福音書のプロローグ(東よしみ)/エキュメニカル運動における環境正義と〈いのちの問題〉(藤原佐和子)

『ことばの力―キリスト教史・神学・スピリチュアリティ』

『ことばの力―キリスト教史・神学・スピリチュアリティ』

『ことばの力―キリスト教史・神学・スピリチュアリティ』
2023年3月22日、キリスト新聞社発行
四六版、166頁、本体1,600円+税

【目次より】
新約聖書を語りなおす―塚本虎二による口語訳プロジェクト(赤江達也)/ オリゲネスとことば―神の像とそこに向かう生を求めて(梶原直美)/揺らぐ言葉と説教者の権威―教皇ヨハネス22世の至福直観の教義をめぐる説教(赤江雄一)/神のことばを神学する―その展開および限界に関する一考察(加納和寛)/実践神学と証言―20世紀のドイツ語圏の実践神学に焦点をあてて(橋本祐樹)/言葉とサクラメント―特にテゼ共同体の実践に注目して(打樋啓史)/スピリチュアルの力―浮動する言葉と宗教の境界線(Timothy O. Benedic)

『キリスト教で読み解く世界の映画-作品解説110』

『キリスト教で読み解く世界の映画-作品解説110』

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編
2023年1月6日、キリスト新聞社発行
A5版、252頁、本体1,800円+税

映画の中にはキリスト教を正面から、あるいは間接的に取りあげているものが少なくありません。そこにはその時代や地域、原作や監督・脚本家によるその時その時のキリスト教理解がさまざまな形で描かれています。RCCは創立以来、キリスト教と文化の関係性にさまざまな角度から取り組んできました。このRCCの創立25周年記念事業の一つとして、20-21世紀の転換期以降に作られた、世界および日本の映画110作品をキリスト教の観点から解説しているのが本書です。関西学院の宗教主事・宣教師・神学部教員をはじめ、卒業生の牧師たちなど総勢36名のキリスト教関係者が、ともすれば見落とされがちな映画の中のキリスト教的メッセージを、キリスト教の観点から丁寧に読み解きます。1作品の解説を見開き2ページで読み切ることができ、「愛」「悔い改め」「信仰」「正義」「解放」などのキーワードによる分類・索引、関連する聖書箇所による聖句索引も充実しています。個人・家庭で映画を鑑賞する時の参考に、また学校・教会・映画鑑賞会などで映画を通じてキリスト教に触れる際にぜひお役立て下さい。

『東アジアの平和と和解-キリスト教・NGO・市民社会の役割』

『東アジアの平和と和解』

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編
2017年3月5日、関西学院大学出版会発行
A5版、224頁、本体2,300円+税

【目次より】
東アジアの平和-「安保法制」以降の日・中・韓関係の課題と展望(李鍾元)/東アジアの和解とレイシズム-ヘイトスピーチを支える日本社会を問う(辛淑玉)/東アジアの和解と平和-日韓キリスト教史の視点から(徐正敏)/東アジアの和解-WCC(世界教会協議会)第10回総会(釜山・韓国)報告(神田健次)/平和の課題とキリスト教における宣教論の新たな展開(村瀬義史)/カトリック信徒から見たWCC(世界教会協議会)(小林和代)/日本の軍事力・平和力・市民力と東アジアにおける平和構築-靖国参拝と憲法九条改正も踏まえて(水戸考道)/東アジアの平和と憲法九条・キリスト教非暴力思想の可能性(山本俊正)/日帝植民地期は朝鮮人の健康にどのような影響を及ぼしたのか-植民地近代化論の虚と実(黄尚翼)/鄧小平理論の宗教観(金永完)/トラウマ理解と平和構築-東アジアにおける歴史的トラウマの克服(Jeffrey Mensendiek)

『現代文化とキリスト教』

『現代文化とキリスト教』

キリスト教と文化の深い関わりを読み解き、新しい発見へ!
現代文化におけるキリスト教的表現、ポップ、サブ・カルチャーにおけるキリスト教理解を分析し、現代社会におけるキリスト教の受容と変容について明らかにする。

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編
2016年3月25日、キリスト新聞社発行
四六版、210頁、本体1,800円+税

【目次より】
イスカリオテのユダはどのように描かれているか-レディー・ガガ、『聖☆おにいさん』、≪ジーザス・クライスト・スーパースター≫(水野隆一)/『聖☆おにいさん』に見るキリスト教の受容と解釈(東よしみ)/映画におけるクライスト・フィギュア(打樋啓史)/多文化共生の担い手としてのカトリック-移民支援の重層性に着目して(白波瀬達也)/現代アフリカ社会における都市文化の生成-キリスト教的文化との融合(三阪夕芽子)/ポスト世俗化の宗教技法-テゼ共同体とその祈り(岡本亮輔)/テーマ・パークから考えるキリスト教の土着化(舟木讓)

『自然の問題と聖典-人間の自然とのよりよい関係を求めて』

『自然の問題と聖典』

宗教が自然の問題にどう答えるか!
人間と自然との関係はどうあるべきであろうか。宗教がこの自然の問題にどう答えるかは、重要な課題である。

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編
樋口進編著
2013年11月25日、キリスト新聞社発行
四六版、320頁、本体2,400円+税

目次より
まえがき
旧約聖書における自然災害(樋口 進)
名古屋学院大学における実験動物感謝記念礼拝の取り組み(大宮有博)
神学の緑化-パウル・ティリッヒを手がかりに(近藤 剛)
動物愛護観のダブルバインド-震災・原発事故における動物救援活動を例に(奥野卓司)
神はどのように線をひいたか?-人間・動物とその境界線(平林孝裕)
古代世界における疫病・食糧危機とキリスト教-なぜキリスト教は生き残ることができたのか(土井健司)
原発問題とキリスト教-平和、環境、人権(内藤新吾)
イエスの自然観-イエス伝承における自然と神の国(嶺重 淑)
自然環境と仏教(松田 史)

『ミナト神戸の宗教とコミュニティー』

『ミナト神戸の宗教とコミュニティ-』

★第37回井植文化賞(報道出版部門)受賞

“国際宗教都市”神戸に息づく多彩な文化
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ジャイナ教など多様な宗教施設が古くからの神社や寺院と共存する街・神戸。その歴史的背景と地域コミュニティーとしての宗教の役割を明らかにする。

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編・のじぎく文庫
2013年4月15日、神戸新聞総合出版センター発行
四六版、320頁、本体1,700円+税

目次より
第一章 総論-ミナト神戸の宗教とコミュニティー(神田健次)
第二章 地域に生きる神社を求めて(山本俊正)
第三章 モダン寺と地域社会(クリスチャン・ヘアマンセン)
第四章 華僑社会と宗教(徐 亦猛)
第五章 インド人コミュニティーと宗教(村瀬義史)
第六章 ユダヤ人コミュニティーと神戸シナゴーグ(畠山保男)
第七章 モスクと地域社会(オムリ・ブージッド)
第八章 震災で育てられた共同体-阪神淡路大震災とカトリックたかとり教会(小田武彦)
第九章 賀川豊彦と賀川記念館-もう一つのキリスト教(栗林輝夫)

コラム 神戸のカフェ/もう一つのモダン寺/真珠の街・神戸/杉原千畝と神戸シナゴーグ/神戸の街の映画と宗教

『聖典と現代社会の諸問題 聖典の現代的解釈と提言』

『聖典と現代社会の諸問題』表紙

同性愛、エコロジー、パレスチナ、臓器移植、人間の命、格差社会、生命倫理など、現代社会に起こっている重要な問題について、聖典の立場から提言し、宗教間対話を行った!

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編、樋口進編著、キリスト新聞社
261頁、本体2,200円+税、2011年9月15日

【目次から】
「聖書に書いてあるから」というのが本当の理由なのだろうか-同性愛と罪とする聖書テクストを読む(小林昭博)/聖書とエコロジー(樋口進)/クルアーンとパレスチナ問題(オムリ・ブージッド)/大本と臓器移植の問題(斉藤泰)/仏教の老病死と現代における命の問題(松田史)/新約聖書に見られる格差社会-貧しい人々の運動から格差を内包する共同体へ(嶺重淑)/生命倫理における聖書の役割は何か(土井健司)

*[月刊]キリスト教書評誌『本のひろば』(財団法人キリスト教文書センター)2012年1月号18頁に、書評が掲載されています。

『平和創造への道』

平和創造への道

平和をつくるための、多様な論者からの考察と提言。
今日のグローバル世界が直面する平和の諸課題を宗教の視点を交えて分析し、それらにどう対処していくべきかを多角的究明するため、関西学院大学キリスト教と文化研究センターがこの数年間で主催してきた一連の講演を収録。
読書会のテキストや、教会での学びと話し合いの材料にも最適。

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編、新教出版社
212頁、本体 2,000円+税、2010年1月13日

【目次から】
1 罪責と平和 アジアのなかの日本
  野田正彰
2 敵意の中垣を超えて 国連体制に欠けるもの
  最上敏樹
3 ヘブライ語聖書は「平和」について何を語るか
  水野隆一
4 D・ボンヘッファーの平和思想
  山崎和明
5 別の道を行く あるNGOの軌跡から
  前島宗甫
6 イスラームと平和 アラブのインターネットから見えてくるもの
  オムリ・ブージッド
7 では、どうすればいいのか あとがきにかえて
  中道基夫

『キリスト教平和学事典』

キリスト教平和学事典

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編、教文館
(2009年9月25日発売予定)

紛争、テロリズム、環境破壊、経済格差、差別問題、人権侵害、生命倫理問題――現代世界が直面する平和の諸問題をキリスト教の視点から分析し、キリスト者やキリスト教会が取り組むべき課題にどう対処していくかの理論と実践を解明。平和構築に向けた総合理解を試みる画期的な事典! 全144項目、各界から86名の寄稿。

推薦者
緒方貞子氏、小中陽太郎氏、最上敏樹氏、村尾信尚氏

本事典の特長
●キリスト教の視点による日本初の平和学事典。
●平和学研究・平和運動の第一人者を迎えた多彩な執筆陣。
●各テーマを掘り下げた大項目が中心で読み応えある記述。
●表・図版・写真など、ビジュアル資料約50点収録。
●付録に関連年表および人名索引・事項索引を掲載。

【A5判/448頁/定価8400円】[ISBN 978-4-7642-4034-6 C3516]

『キリスト教平和学事典』内容見本  [ 1.59MB ]PDFファイル

『スピリチュアルケアを語る-ホスピス、ビハーラの臨床から』

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編、関西学院大学出版会
117頁、本体 1,200円+税、2004年8月30日

仏教における死-ビハーラの体験から(谷山洋三)
スピリチュアリティと宗教の関係-スピリチュアルケアにおけるキリスト教的シンボルの役割(伊藤高章)
スピリチュアリティの現在-人間学の立場から(窪寺俊之)

『民と神と神々と-イスラーム・アメリカ・日本を読む』

〈民族と宗教〉で読み解く「9.11」以降の現代世界
関西学院大学キリスト教と文化研究センター編
関西学院大学出版会 、281頁、本体 2,300円+税
2004年5月25日

東アジアと日本(池 明観)
現代日本のナショナリズムと宗教(花崎皋平)
「無宗教」社会・日本の課題(阿満利麿)
イスラームにおける信仰と律法-イスラームの宗教性(小田淑子)
現代イスラームと民族問題(小杉 泰)
イスラームの世界観と宗教対話(中田 考)
“God Bless America”と星条旗
-「同時多発テロ」後のアメリカを読みとく(森 孝一)
日本社会のイスラーム理解を再検討する(板垣雄三)

『アメリカの戦争と宗教 アジアのまなざしから』

アメリカの戦争と宗教 アジアのまなざしから

軍産複合体+ネオコン+国家護持神=キリスト教帝国アメリカ 「アメリカの平和(パクス・アメリカーナ)」の内実をアジアの視点から看破し、真の平和創造への方途を探る

関西学院大学キリスト教と文化研究センター編、新教出版社
209頁、本体 2,100円+税、2004年9月11日

「ブッシュの戦争」とキリスト教原理主義
-グローバリズムとアメリカの宗教戦略(栗林輝夫)
「アメリカの平和」を越えるもの
-イラクにおける「人間の盾」の経験から(木村公一)
アメリカは変わったか
-「帝国」における「影との戦い」(C・ダグラス・ラミス)
現代テロリズムと民族・宗教紛争
-インドネシアを事例として(村井吉敬)
「アメリカ的キリスト教」の検証
-9.11自爆攻撃の煙の中から姿を現したアメリカ教の素顔(藤井 創)
ブッシュ・ドクトリンと東北アジアの危機
-平和をどう求めるか(岡本 厚)

『暴力を考える-キリスト教の視点から』

暴力を考える-キリスト教の視点から

前島宗甫編著、 関西学院大学出版会
169頁、 本体 1,700円+税、 2005年3月31日

第1章 「ブッシュの戦争」とキリスト教の正戦論
-対イラク戦争は正しい暴力行使だったか?(栗林輝夫)
第2章 国家と宗教-靖国神社の場合(前島宗甫)
第3章 「選民」と暴力-ボーダーの内と外(水野隆一)
第4章 イエスの非暴力(嶺重 淑)
第5章 復讐するのは神-新約聖書と暴力(辻 学)
第6章 人間の欲望とキリスト教-ルネ・ジラールを手がかりに(平林孝裕)
第7章 暴力の根底にある思い-優生思想という「暴力」(舟木 讓)
第8章 暴力の克服とキリスト教(中道基夫)

『生命科学と倫理』

生命科学と倫理

「いのち」とは誰のものか?
遺伝子操作が可能な時代に私たちの「いのち」は何処へ行ってしまうのか。
現代における生命の行方を探る。
関西学院大学キリスト教と文化研究センター編, 関西学院大学出版会
241貢, 2,200円, 2001年4月27日

共感的管理からの脱出(森岡正博)
倫理の前にやるべきこと 科学からの誌への転換(中村桂子)
動物と人間の接点-ゴリラの心をフィールド・ワークする(山極寿一)
あなたのいのちは今・・・?
-東南アジア・ヨーロッパ・アメリカの生活体験の中から-
(木村利人)
生の奴隷からの解放-輝く命の明日に向けて(野村祐之)
脳死臓器移植論議に見られる日本人の「個人」の始まりと終わりについての考え方(波平恵美子)
現代社会と科学技術(村上陽一郎)

『生命科学・生命倫理 公開講演会』

「生命科学・生命倫理 公開講演会」

矢倉達夫 責任編集、63頁、非売品、
2001年2月28日
Can photosynthesis provides a biological
'blueprint'for the design of nobel solar cells?
(Richard J.Cogdell)
生命科学におけるタンパク質研究-ポストゲノム科学-(京極好正)
脳死と臓器移植をめぐる諸問題(白方誠彌)