2025.01.07.
シリアスゲームを通じて環境と経済を学ぶイベントを開催

井村研究室のメンバーが2025年1月5日、グランフロント大阪北館2Fのナレッジキャピタル The Lab. みんなで世界一研究所内アクティブスタジオにて、シリアスゲームを通じて環境と経済を学ぶイベントを開催しました。

シリアスゲームとは、社会的問題の解決を目的としたゲームの総称。参加者はオリジナルのシリアスゲーム「プラネットプロフィット」を体験しました。

「プラネットプロフィット」はPCでプレイするカードゲームで、絶滅危惧種を保護しつつ経済発展を目指すことをゴールとし、手元にある環境・施策・アシストの3種類のカードを組み合わせて絶滅危惧種の生存に適した環境条件を整えるゲームです。杉本一晟さん(理工学部人間システム工学科4年生)が卒業研究の一環として開発しました。

当日は10歳から14歳の7名の小中学生とその保護者を合わせて計15名が参加しました。最初に環境と経済の両立とゲームの進め方についての説明があり、その後1時間弱のプレイ時間の間、各参加者が「プラネットプロフィット」をプレイしました。カードの組み合わせを真剣に考える参加者の姿が印象的で、付き添いの保護者の方が熱くなる姿も見受けられました。プレイ後の感想では、「環境と経済の両立の難しさがわかった」といった声が多く、イベント終了後も続けて遊ぶ参加者も見受けられました。

環境と経済,どちらが大事? ゲームを通じて考えよう! – バーチャルリアリティ学研究室 (井村研究室)