2024.12.24.
工学部・長田教授が研究指導を行うROOTプログラムの受講生が「文部科学大臣賞」を受賞しました。

工学部・長田典子教授が研究指導を行うROOTプログラム※の受講生の木原さん(以下写真)が、2024年10月12日~14日に日本科学未来館で開催されたサイエンスカンファレンス2024(主催:JST)で、文部科学大臣賞および受講生投票賞を受賞しました。
https://gsc-root.org/news/929/

※ROOTプログラムについて
https://gsc-root.org/
神戸大学(実施機関)、兵庫県立大学、関西学院大学、甲南大学(共同機関)の4大学が連携して実施する、高校生等を対象としたプログラム(正式名称「“越える”力を育む国際的科学技術人材育成プログラム」)。科学技術振興機構(JST)次世代人材育成事業「グローバルサイエンスキャンパス」の支援を受けて、将来国際的に活躍できる科学技術人材の育成を目指し、研究活動を含む高度で体系的な才能育成プログラムを開発・実施するもの。受講生が主体的に研究課題を設定し、研究に取り組む活動を重視しています。
 

文部科学大臣賞を受賞した木𠩤白桃さん(マリスト国際学校 3年)

以下は、神戸大学 ・兵庫県立大学・関西学院大学・甲南大学・共通の発信内容

サイエンスカンファレンス2024における
ROOTプログラム受講生の文部科学大臣賞等の受賞について

令和6年10月12日から14日に、日本科学未来館において開催されたサイエンスカンファレンス2024(主催:JST)において、本学を含む4大学で実施する高校生等を対象としたROOTプログラム受講生の木𠩤白桃さんが文部科学大臣賞および受講生投票賞を、竹内理紗さんが優秀賞を受賞されました。このうち、木𠩤さんの研究は、自身の経験から、競技かるたの選手には音や文字に対して色を感じる「共感覚」を持つ人が多いのではないかと考え、共感覚が後天的に獲得される可能性について探求したものです。竹内さんは、fMRIという装置で計測した脳活動から、想像中に人の脳の中に浮かぶイメージを読み取ることができるかを探求しました。

【文部科学大臣賞および受講生投票賞受賞の研究】
■課題名:競技かるた選手を対象にした共感覚の後天的獲得可能性の検討
■発表者:木𠩤白桃さん(マリスト国際学校 3年)
■研究指導助言:関西学院大学工学部 長田典子 教授、大手前大学 濱田大佐 講師)

優秀賞受賞の研究
課題名:意味デコーディングによる心像の脳解読 
発表者:竹内理紗さん(鳥取県立鳥取西高等学校 3年)
(研究指導助言:情報通信研究機構 西田知史 主任研究員、神戸大学 新川拓哉 講師)

ROOTプログラムは、神戸大学(実施機関)、兵庫県立大学、関西学院大学、甲南大学(共同機関)の4大学が連携して実施する、高校生等を対象としたプログラムです(正式名称「“越える”力を育む国際的科学技術人材育成プログラム」)。科学技術振興機構(JST)次世代人材育成事業「グローバルサイエンスキャンパス」の支援を受けて、将来国際的に活躍できる科学技術人材の育成を目指し、研究活動を含む高度で体系的な才能育成プログラムを開発・実施するものです。サイエンスカンファレンスはその受講生等の研究発表の場で、詳しくは以下をご覧ください。ROOTプログラムでは、受講生が主体的に研究課題を設定し、研究に取り組む活動を重視しています。

・サイエンスカンファレンス2024について
・JST グローバルサイエンスキャンパスHP 
・ROOTプログラムHP