川口竜斉さん（工学部 情報工学課程 3年生 片寄晴弘研究室）が2024年3月17日（日）から19日（火）にかけて京都府立京都学・歴彩館で開催された情報処理学会 第71回EC研究発表会において「デモ発表賞」 第2位（13件中）を受賞しました。

受賞した概要は以下の通りです。

【タイトル】
「Landscape Wander: 現実世界の写真を2Dアクションゲームのフィールドとして利用する手法とその応用」
【著者】
川口 竜斉（関西学院大学）平野 砂峰旅（京都精華大学）片寄 晴弘（関西学院大学）
【概要】
デジタル世界へ現実世界を投影するようなAR（拡張現実）コンテンツが人気を博している。ユーザが記録した現実世界の写真をゲームコンテンツのフィールドとして活用する環境が整備されれば、様々な応用コンテンツの開発の促進が期待できる。そこで、我々は現実世界の写真からアクションゲームにおける足場を抽出する作業を効率化するAPI「Landscape Wander」の開発を進めている。このAPIは、従来の画像処理の手法を適用する時に生じる足場検出の問題を抑制しつつ、大量の閾値・パラータを低次元のパラメータで制御するような機能を提供する。本発表では、そのAPI の仕様、実装状況、適用事例について紹介した。