2024.03.14.
堂本晃希さん(理工学部 人間システム工学科 4年生)が第139回MUS研究発表会で「学生奨励賞」を受賞。

堂本晃希さん(理工学部 人間システム工学科 4年生 片寄晴弘研究室)が2024年3月9日(土)から 3月10日(日)にかけて公立はこだて未来大学(北海道函館市)で開催された情報処理学会 第139回音楽情報科学研究発表会においてBest Research部門「学生奨励賞」を受賞しました。

受賞した発表概要は以下の通りです。

【タイトル】
演奏タイミング予測におけるフレーズ構造導入効果の検討
【概要】
自動伴奏技術における演奏タイミング予測の精度向上に向けて、フレーズ構造を組み込んだ深層学習モデルを開発し、その効果を検証した。楽譜と演奏データ系列に加えて奏者が企図するフレーズ構造を与え、時系列データ処理に適した学習モデルを使用した結果、従来モデルに比べ予測誤差を28%削減することに成功した。フレーズ構造の導入の効果とともに、長い音価を持つ音符の時間予測におけるLSTMモデルの効果を確認した。