サークル「K.G.ロボコンサークル ～AiMEiBA～」は、20223年2月18～19日に開催された第43回全日本マイクロマウス大会にて初出場で8位完走し、優秀学生賞を受賞しました。
（セミファイナルおよびファイナルを併せて参加48台、うち完走28台。完走率58.3％）

マイクロマウス競技とは、参加者が作ったロボットがロボット自身の力だけで迷路を走り、スタートからゴールまでの最短時間を競う競技のことです。この競技は、1977年IEEE（米国電気電子学会）の提唱から始まり、日本では1980年から毎年「全日本マイクロマウス大会」が開催されている世界で最も歴史のあるロボット競技会です。

K.G.ロボコンサークル ～AiMEiBA～は、第37回全日本学生マイクロマウス大会でおさめた結果から今回の全日本大会に出場することとなり、一般参加の全国大会に初出場となりました。

■マイクロマウスプロジェクト「M³（エムキューブ）」リーダー：畠井悠希さんのコメント

　本走行前日の調整時は快調に走っていたのに、当日の試走では何度か不安定な動作が見られました。センサ感度や走行パラメータなどできる限り調整しましたが正直なところ不安が残っていました。

　大会の本走行が始まると多くの参加マシンが迷路内でかなり遠回りをさせられていました。今大会の迷路設定が難しいことがわかり、いよいよ不安が募りました。しかし、いざ順番が回ってきてマシンを走らせてみますと、調整の効果もあって順調に走行し好タイムで完走することができました。ゴールできた時は本当に嬉しかったです。

　初参加した地方大会で拝見して到底敵わないと思っていた方々のタイムを今回は破ることができ、また何よりも優秀学生賞を頂けたことに自分自身とても驚いています。

　この大会が終わって自分の中ではフェーズ1がようやく終わったように思っています。昨夏にサークルが立ち上がりまだ半年程ですが、ここまでの成果が得られるとは予想していませんでした。様々な困難はありましたが、サポートしてくれたサークルメンバーのおかげで乗り切ることができました。本当にありがとう！

　マウス班は大会後にフェーズ2に入りました。新年度は夏の地区大会へ向けて、これまでに得た知見をもとにオリジナルマシンを製作して行きたいと思っています。次の目標は、自作機での参戦と、より上位への入賞です。