キリスト教と文化研究センター主催講演会

日時:
2019年11月11日(月) 13時30分 ~ 2019年11月11日(月) 15時00分
場所:
関西学院会館 光の間

2019年11月11日(月)キリスト教と文化研究センター主催講演会

「銀の滴ふるふるまわりに」-知里幸恵と聖書の神- 西原廉太氏講演会

■テーマ:キリスト教学校が若者に何を伝えていけるのか
        「銀の滴ふるふるまわりに」-知里幸恵と聖書の神-」
■講 師: 西 原 廉 太 氏(立教大学文学部キリスト教学科教授)

●日本にたどり着いたキリスト教が、日本の社会にどのような影響を与えたのかについて検討します。しかしながら、内村鑑三や植村正久の偉業を学ぶのではありません。日本近代史の周縁に置かれた民衆たちが、実は熱心に聖書を読み、またキリスト教から大きな力を与えられていたという事実をたどってみたいと思います。とりわけ、およそ百年前に、アイヌ民族の神謡ユーカラの筆録、編纂を成したことで知られ、19歳の若さでこの世を去った知里幸恵と、キリスト教のつながりに焦点を当て、その意味を考えます。

【講師プロフィール】
西原 廉太(にしはら れんた)
1962年、京都生まれ。京都大学工学部卒業。立教大学大学院修了。博士(神学:関西学院大学)。現在、立教学院副院長、立教大学文学部長、立教大学教授。キリスト教学校教育同盟理事長。世界教会協議会(WCC)中央委員。著書は、『聖公会が大切にしてきたもの』(教文館)、『総説キリスト教史3 近・現代篇』(共著:日本キリスト教団出版局)他多数。

*無料・一般参加可・申込不要

◆お問い合わせ:関西学院大学キリスト教と文化研究センター(0798-54-6019)

2019年度秋学期RCC主催講演会20191111[ 199.75KB ]PDFリンク