関西学院大学 三日月塾(東京・大阪)2024年度 5月開講

関西学院の卒業生で日本を代表する経営者を講師にお迎えし、人生哲学と経験談を伺い、懇談する機会を提供します。
組織人としての折り返し時点に在る個人としての生き方を考え、同窓生の横の繋がり、異業種交流の機会となります。
実際の講義では、「参加者から意見、質問が自由に出されて講師との間で活気にあふれた討論が行われる」文字通りの『塾』として開講しています。

「関学の精神」を共通の基盤とする同窓生がともに切磋琢磨することに意義があり、そこから時代が求める新しい社会のリーダーが誕生する可能性が広がることを確信しています。

塾長ご挨拶

 関西学院をご卒業され企業のトップとして組織マネジメントを担っておられる方々の会『関学経済人会』の全面的なご協力によって2002年にスタート致しました『三日月塾』の2024年度の塾生募集を行います。
   現役の企業経営者の経験や物事の捉え方、更には将来の展望まで、幅広い講義を通じて次世代のリーダー育成を目標としています。
 1回2時間余りの講義ですが、講師の胸襟を開いたお話や、普段厳しい経営者が、同窓の後輩にしか見せない優しい笑顔は、本塾ならではのものです。
 他校に例を見ない関西学院大学『三日月塾』へのご参加をお待ちしております。

                                                    三日月塾 塾長 渡邊 信夫

開催概要

※詳細については、三日月塾趣意書・募集要項を参照

■主な講師陣 ※関西学院同窓の経営者が担当。(23年度実績)
 宮内 義彦   オリックス株式会社 シニア・チェアマン
 市川 晃  氏  住友林業株式会社 会長
 亀岡 剛  氏  学校法人関西学院 理事、関西学院同窓会 副会長 (元 昭和シェル石油 社長)
 工藤 稔  氏  大同生命保険株式会社 会長
 水野 明人 氏  ミズノ株式会社 社長
 秋田 芳樹 氏  レイヤーズ・コンサルティング株式会社 会長・会計士
 後藤 禎一 氏  富士フィルムホールディングス株式会社 社長

他  全10回

■ポイント
 ①社会の第一線で活躍している、同窓生のための学習の場。
 ②講演会ではなく、対話、議論、懇談を通じて諸先輩の考え方に触れることを主眼とする。
 ③活動を通して、幅の広い優れた組織人の育成と社会のリーダーへの道を探る。
 ④5月開塾、3月終了。 1カ年一期とする。
 ⑤講師は、関学経済人会の会員。
 ⑥会場は、東京:東京丸の内キャンパス(東京都千代田区 東京駅すぐ)・大阪:大阪梅田キャンパス(大阪市北区 梅田駅すぐ)
 ⑦会費は、年間4万円(入会金・塾費)
 ⑧講義は、毎月1回を目安に全10回(5月から翌年3月) 原則水曜日 18時30分から20時30分
 ⑨開催方法は、対面講義。

■会場

 東京: 関西学院大学東京丸の内キャンパス (東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10階)
 大阪: 関西学院大学大阪梅田キャンパス  (大阪府大阪市北区茶町19-19 アプローズタワー 10・14階)

開催日程

開塾式・オリエンテーション: 決まり次第お知らせします。5月中旬開催予定

各講義日程については、入塾決定時にお伝えします。

募集要項・趣意書

24年度募集要項・趣意書(関学三日月塾)PDFファイル

三日月塾チラシPDFファイル

入塾お申込み方法

入塾希望者は、「趣意書」、「募集要項」を確認の上、応募締切日までに下記リンク「入塾申請フォーム」に入力下さい。
“Mastery for Service”を真に実践できるリーダーとして様々な分野において活躍できる人材を目指す『関西学院大学三日月塾』への積極的な参加をお待ちしています。

◆応募締切:2024年4月16日(火)

【入塾申請フォームにアクセスする前の事前準備について】入塾志望理由(800字程度)をwordなどで作成しておいてください。作成した内容をフォームに貼付けてください。

入塾申請フォーム

問い合わせ先

(事務局) 学校法人関西学院 東京丸の内キャンパス

TEL:03‐5222‐5678
Mail:jyuku-tky@kwansei.ac.jp
担当:木村

受講生の声

 母校『関西学院』の魅力を再認識(30代/金融業界)

 年齢を重ねるごとにキャリアや今後の人生を深く考えるようになり、縁あって三日月塾を知ることとなりました。当初は自身が大切にするものや、自分自身の多様性を磨くきっかけとなればと思い入塾させていただきましたが、私が三日月塾で得た経験は大きく以下の3点です。
1つ目は講師の皆様の人生観・仕事観に接することができたことです。会社・組織を大きく変えてこられた先生方のお話はとても印象深いものばかりで、自身の血肉となるまで今でも繰り返しメッセージを思い返しております。
2つ目は受講生との出会いです。あらゆる会社・キャリアを経験されている受講生の皆様と貴重な日々を過ごさせていただいた1年間は大きな財産であり、今後も深く交流したいと感じております。
3つ目は母校の魅力の再認識です。卒業してもなお人と人とが繋がる、質の高いネットワークを提供してくださる関西学院には感謝にやまず、この場をお借りして関係各位・OBの皆様に御礼を申し上げます。

 三日月塾での学び、出会い、感謝(30代/損保業界)

 どういう思いで経営の最前線でマネジメントを経験されたのかを知りたく応募しました。
特に同じ関学卒でも業界やバックグラウンドの異なる経営者の話を聞くことで、同じ課題に対しても様々な考えを知ることができると期待して参加しました。
実際に受講して、マネジメントに対する問題意識、会社の歴史から得られる教訓・学びもあり、非常に得るものが大きく期待通りでした。講師の方のテーマもそれぞれ異なる分、毎回のテーマが楽しみであり、テーマ設定の仕方や話し方も含めて学ぶことができました。
受講生とは休憩時間や懇親会、自主的に企画等を考えたり参加することで、学生時代の懐かしい話で盛り上がったり、お互いの悩んでいることを相談し合ったりして交流を深めることができました。関学を卒業し地元を離れてからこれだけ大勢の関学OBと同じ場で会うことが無かった分、たくさんの大学関係者の方とお会いできて嬉しかったです。

 経営哲学の深層に触れた1年間(30代/自営)

 起業して6年が経ち、最近は哲学や理念、経営知識といった『考え方』が大事だと思うようになりました。自分の「考え方」をアップデートすることは、組織の性能を最大限引き出すためには必要なことだと、痛感することが増えてきました。一流の経済人である講師から、本では伝えきれない『考え方』を、直接学ぶという三日月塾のコンセプト。自分の『考え方』がどのレベルにあり、どのように鍛える余地があるのか、知りたいと思い入塾しました。もともと経営に関する本は数多く読んでいて、勘所を掴んだつもりではいました。しかし実際に、伝説級の実業家や経営者と言葉を交わす中で、「まったく新しい概念が出てきた…」と、打ちのめされたり、「ここは自分の考えと似ているな」と、少し自己肯定感を高めたり、毎回新たな地平を拓く体験の連続でした。新聞や経済紙、YouTube等の動画では分からない、講師のふとした発言や、立ち振る舞いから、インスピレーションを受けることも多々ありました。
私が特に知りたかったのは、経営理念に関することでした。それが企業をつくっていく上で、背骨になるからです。「どんな考え方、判断の積み重ね」が今日の大企業を築いてきたのか。これは外から伺い知ることはほとんど不可能だと思います。講師の解説も、いかにこの「肝」の部分を伝えるか、に心を砕いて講義を用意されていたと思います。一見、会社説明のようでも、経営者としてモヤモヤしていた部分に、ぴったりとピースがはまるように構成されていました。また、印象的だったのはどの講師の方も年齢に関わらず、常に本を読み、学び続ける姿勢を持たれていたことでした。講義が終わった後の場所を変えての塾生有志による懇親会では、話も白熱することが多く、更に学びにつながったと思います。
毎回800字ほどの所感文を提出するのですが、いざ書き出してみると、原稿用紙2枚分はすぐに埋まり、考えを整理してアウトプットすることで自分の血肉になっているのだなと、実感しました。経営者・サラリーマン問わず、『三日月塾』に、まず飛び込んでみることをお勧めします。理屈を超えた学びが、そこにあると思います。

 チームKGで社会の発展に寄与していきましょう(2006年 神学部卒)

 三日月塾に入塾したきっかけは、自分の言葉でしっかりリードできる経営者になるために、講師や塾生の皆様から気づきを少しでも多く得たいという思いでした。結果ですが、月1回の講義だけで自分の言葉でリードできるようになる技術を得ることは勿論できません。しかし、毎月偉大な諸先輩にお会いすることで様々なリードの方法があることを知りました。また、講師の皆様に共通していた点として、成長意欲の高さと驚くほどの勉強家であることを知り、我々のような若い世代はもっとがんばらないといけないと改めて思い起こさせられました。

 思い切ってぶつけた質問に、心に刻まれる回答をくださった講師(2010年 法学部卒)
 尊敬する先輩方に三日月塾OBが多く、いつか仲間入りしたいとの思いがあったところ、本年ご縁があって入塾いたしました。
 参加前は、日本を代表する組織を率いる先輩方のお考え・お人柄に触れられる貴重な機会であることに期待が募る一方、管理職でない今の自分に消化できるのか、という心配もありました。しかし、 講義後の質疑応答の時間や、 塾生有志で集まりじっくり語らう機会を得られ、多くの事を吸収できました(さらに、人間的魅力+ご自身の言葉で他を惹きつける講師のお姿を目の当たりにし、「管理職でない自分には早い」という肩書きに支配された考えは早々に改めることになりました)。
 緊張しながらも思い切ってぶつけた質問への講師からの回答は、何より心に刻まれます。とくに 印象深いのは、第一回の宮内さんのお話です。 当時私は 赴任先のロシアから帰国したばかりで 、そのロシアでは、自国とその経済を強くしていくのだという使命感を持ち働く現地経営者らと交流する中で彼らに圧倒され、自身の力不足を強く感じました。 宮内さんからは、日本が文化的にもマジョリティではなく、世界で理解・評価されるためには努力が必要というお考えを伺い 、その自覚のもと、宮内さんご自身も相当勉強をされ、人と会い、ご苦労を重ねておられることを知りました。独自商品を持たず、海外での知名度も低い商社という業種ゆえに「あなたは誰?」「何をしてくれるの?」という顧客の問いかけと戦う日々ですが、当塾での学びを活かし、経験・対話・勉強を重ねることで自らの軸を固めることと、 会社、ひいては日本を率いる一員との自覚を持って交渉に取組むことに尽力したいと考えます。
 講師の先輩方は当塾 のために特別にお話をご用意下さっており 、非常に 「有り難い」環境が用意されています。ご参加を悩まれている場合には、是非前向きにご検討いただければと思います。
 インタラクティブな質疑応答で理解を深めることができた(2010年 商学部卒)
 三日月塾で得られる一番のものは、経営者がどのような考え方をしているかを知ることができることです。しかも、1年間で一気に9パターンも。それは、自分に足りないものを浮き彫りにさせてくれると共に、自分の強みにも気づかせてくれ、さらには、目指すリーダー像を具体化させてくれます。
 私は、広報を業務にしており、経営の考え方を理解することに課題を感じていました。また、自分自身が「どのような人になりたいか」ということも悩んでいたため、経営者がどのような人で、どのような考え方をするのかを学びたいと思い入塾を志望しました。
 講義を通して、経営者の方々が自分と違うことは「覚悟」を持ち、「学び続け」、「変化し続けている」ということでした。人によって感じ方は違うと思いますが、企業のトップと自分たちで何が違うのか、そのエッセンスを学べる場が三日月塾です。
 三日月塾は、一方的な講義だけではなく、塾生と講師のインタラクティブな質疑応答が十分にあり、理解を深めることができます。私は、リーダーの考え方を学びたかったので、講義の中で一番気になった「WHY」をいつも聞いていました。経営者に直接質問できる機会は、普段、そう多くあるものではないと思います。この質疑応答が三日月塾の非常に大きな価値だと実感しています。そのため、受け身で聞いているだけでは、三日月塾を十分に活かせません。講義を聞き、質問をして理解を深める。それを、少しずつでも日常で実践することが重要だと気づきました。私自身、毎回の講義で1つずつ実践することを決めてやっていると、業務の中でも考え方の幅が広がり、変化を実感できています。
 三日月塾はリーダーを目指したい人、もっと成長したい人などに非常にオススメです。そこには塾生という「仲間」もいます。仲間同士の話は刺激になり、その人脈は大きな財産になります。積極的に学びたいと思っている方はぜひチャレンジしてみてください。
 その他の声は以下よりご覧いただけます

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