[ 編集者:産業研究所   2022年12月20日 更新 ]

2022年11月25日―26日 EU合宿2022 新しいライフスタイルと地方のまちづくりーEUと日本の地方事例を考えるー 

テーマ:新しいライフスタイルと地方のまちづくりーEUと日本の地方事例を考えるー 
日時:2022年11月25日(金)-26日(土)
場所:徳島県名西郡神山町、徳島市
引率・コーディネーター:ホルガー・ブングシェ 国際学部教授
協力教員:定藤 繁樹 経営戦略研究科客員教授
     岡本 丈彦 高松大学経営学部准教授(関西学院大学非常勤講師)
参加学生:14名

2022年度のEU合宿として、徳島県神山町でフィールドワークを実施しました。

1日目は、神山町農村環境改善センターで、NPOグリーンバレーの理事の大南信也氏より、「創造的過疎」についてのレクチャーをしていただきました。続いてNPOグリーンバレーの方々のガイドで、サテライトオフィスや商店街など神山の町を見学しました。神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックスを見学後、神山つなぐ公社代表理事の馬場達郎氏から神山町の創生戦略である「まちを将来につなぐプロジェクト」についてのレクチャーをしていただきました。

        

2日目は徳島市内で引率教員によるレクチャーと、学生のグループワーク、プレゼンテーションを行いました。
初めに、高松大学経営学部准教授で本学非常勤講師の岡本丈彦先生に、「『できること』から考える持続可能な行動-持続可能な地方活性化に向けて」というタイトルでレクチャーしていただきました。続いて、ホルガー・ブングシェ教授より、「ヨーロッパ文化首都のプログラムー文化が地方の再生化に貢献できるか?イタリアマテーラ(バシリカータ)の事例」のタイトルでレクチャーがありました。
レクチャーの後は、2日間で学んだことを踏まえてグループワークでまとめ、最後にプレゼンテーションを行いました。

        

参加学生には地方出身者も多く、自身の出身地域の現状にも思いを馳せながら積極的に質問したり、さまざまな学生との交流の中で学びを深めたりしている様子が印象的でした。短い時間でしたが、地方創生について幅広く考えることができ、たいへん充実した合宿となりました。

今回の合宿は、NPOグリーンバレーの方々はじめ神山町の皆様、定藤繁樹先生、岡本丈彦先生にご協力いただき実施することができました。ご協力いただきました方々に心より感謝申し上げます。

        

ポスター 2022年11月25日―26日 EU合宿2022 新しいライフスタイルと地方のまちづくりーEUと日本の地方事例を考えるー