2024.08.10.
8月6日~7日 高校教員対象「探究研修」を実施しました!

千刈キャンプ、高等部共催「探究シリーズ」の第2弾。高校教員対象の探究研修を8月6日・7日の2日間、全国から20名ほどの高校の先生方に参加いただき開催いたしました。

講師は本学国際学部教授の關谷武司教授。「国際情報分析 -Information Analysis 5Stages & 5Actions-」をテキストに、情報を主体的に分析・評価し、最終的には自分自身の考えを論理的に構築する力を身につけることを体験(体感)し、高校生の指導の方法を学んでいただきました。このプログラムでは、情報分析のための「5つのステージと5つのアクション」を設定し、常にそれを意識した思考プロセスに習熟することで、その力を習得してもらいます。

(1)あらかじめ用意された複数の課題が示される。(2)課題に関する情報を偏りなく集め、結論を導くための鍵となる「キー情報」を抽出する。(3)キー情報に関連する情報を繰り返し収集しながら分析していく。(4)結論をまとめる。(5)プレゼン資料を完成させ、リハーサルを経て発表。

1泊2日の2日間で、情報を鵜呑みにするのではなく、冷静に分析し判断し、自らの考えをまとめるという手法・流れを実習を通して学んでいただきました。参加された先生からは、「知らない事の答えを導く出す事は本当に楽しく、まだまだ続けたいと思ってこの合宿の2日目を終える所です。こんな気持ちを生徒にも味合わせたいと切に思っています。」「高校教員との交流だけでは気付けない視点を大学の先生方との交流で得られたので有意義でした。」「探究学習に生徒が取り組む際に、探究を通して身につける思考を体験し、知ることが出来たと感じました。」 など高い評価をいただきました。 

「探究シリーズ」の研修・合宿は次年度も開催予定です。次年度も是非、多くの先生方のご参加をお待ちしております。