2025.10.03
小石かつら・文学部教授が国際学会・国際音楽学会東アジア支部大会でベートーヴェンの同時代受容をテーマに発表を行いました
小石かつら・文学部教授が、2025年9月19日から9月21日にかけ、中国・南寧市で開催されたThe 8th Biennial Conference,International Musicological Society Regional Association for East Asia (IMSEA)において、Generating Work Value in Classical Music: the Leipzig Gewandhaus Orchestra’s Concert’s Programs and Beethovenをテーマに発表を行いました。
IMSEAは、国際音楽学会IMSの東アジア支部大会で、2年に1度開催されており、今回はその第8回にあたります。会場となった広西チワン族自治区の省都南寧市の広西芸術学院は、少数民族や伝統音楽文化の研究を中国で主導する機関として知られ、世界の多様な音楽伝統の研究が盛んに行われる拠点となっています。今回の大会は、音楽の伝統、遺産、コミュニティの複雑な相互関係を探求するために開催されました。10カ国以上の国から120名以上の研究者が集まり発表・討議が行われました。4つの会場で同時並行の研究発表が行われ、最新の研究成果が発表され、活発な議論が交わされました。また、現地テレビ局や新聞等のマスコミの取材も毎日ありました。広西芸術学院の学生による民族音楽の演奏会もあり、現地以外では触れることのできない文化を知ることができ、世界の音楽を俯瞰することができました。
