2026.04.07
研究成果報告;2022-2024年度大学共同研究「AI活用を中心としたハンズオン教育方法に関する研究」
巳波弘佳・工学部教授が代表を務める、2022-2024年度大学共同研究「AI活用を中心としたハンズオン教育方法に関する研究」(研究分担者:西野均・共通教育センター教授)では、「学びの連鎖」に基づくハンズオン教育を開発してきました。「学びの連鎖」とは、例えば大学生が中高生に教え、次に中高生が主体となって小学生に教えるなど、自身が学んだ内容を他者に伝えることによって自らの学びを深化させる活動です。
その実践として、関西学院大学と関西学院千里国際高等部・中等部が連携したAI活用ワークショップをはじめ、様々なワークショップを実施してきました。その結果、「学びの連鎖」による教育効果は参加者全員にとって高いことが明らかになりました。実際、大学生自身の専門的な能力の向上のみならず、アクティブラーニング型授業の設計能力・ファシリテーション能力の向上、主体的に学ぶ意欲の向上、ワークショップを受講する小中高生の関心・意欲・論理的思考力の向上が確認されました。さらに、大学生のグループが主体的・持続的に活動し、研究対象として設定したワークショップ以外の企画を実施するといった広がりもみせました。