記念事業
2013年11月27日から12月3日、平和と寛容を考える絵本展「−子ども*絵本*平和−」開催期間中に、さとうわきこ氏(絵本作家)をお迎えしての記念講演会「今でも続く 子どもの頃の記憶」を行いました。当日は、幼稚園・保育所等の保育関係者を中心に、教職員・学生・一般の方を含む約350人の方にご参加いただきました。
文学部創設80周年記念特別プログラム「歌舞伎と文化の伝承−中村吉右衛門先生をお迎えして−」を開催しました。特別講演で中村吉右衛門氏(歌舞伎役者、元本学客員教授)は聞き手の小玉祥子氏(毎日新聞社学芸部編集委員)、永田雄次郎(文学部教授)、三浦麻子(文学部教授)とともに資料写真を見ながら、歌舞伎のさまざまな演目や、自身が演じた役について振り返りました。多くの方々にご来場いただきました。
財務事務次官、日銀副総裁を歴任され、現在、大和総研理事長、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会事務総長を務める、武藤敏郎氏を講師に迎え、村尾信尚(経営戦略研究科教授、NEWS ZEROメーンキャスター)と、オリンピックが開催される2020年に向けて日本の国家戦略はどうあるべきかについてお話をいただきました。当日は約300人の方に参加いただきました。
堀古英司氏(ホリコ・キャピタル・マネジメントLLC最高運用責任者)を講師に招き、講演会を行いました。国際社会で働くこと、またそのために必要な能力や心構え、関西学院での学びから得られたものについて話しました。堀古氏は、「リスクを恐れず、国際社会にチャレンジしてほしい。このモットーを持つ学校はここしかない。」と語りかけ、得た仲間とともに、モットーを実践できる社会人になってほしいとメッセージを送りました。
創立125周年の冠を付して、秋季人権教育講演会を行いました。村尾信尚(経営戦略研究科教授)が「排除の論理 包含の論理」と題して講演を行いました。
大学図書館特別展示会 「印刷技術と聖書~『読む』キリスト教への変容~」を開催しました。
エドワード・ルトワック氏(戦略国際問題研究所〈CSIS〉上級アドバイザー)と田所昌幸氏(慶應義塾大学法学部教授)を招き、「日本のアジアでの立ち位置」をテーマに特別講演会を行いました。司会は鷲尾友春(国際学部教授)が務めました。講演会には、OBや一般参加者、合計50人と西宮上ケ原キャンパスからはSkypeを活用して約20人の国際学部生が参加し、質疑応答では参加者から質問が相次ぎ大盛況となりました。
映像の分野で著名な映画監督、脚本家、テレビディレクター6人を講師に、映画やテレビの分野で「どのように映像表現し、何を伝えたかったのか。」また、今だからこそ話せる秘話や苦労話などをご講演いただきました。
科学技術が果たすべき役割や展望、実現のための人材育成について考えるシンポジウムを開催しました。2015年、理工学部においてグリーン・イノベーションに関わる学科を新設することを記念した、本シンポジウムでは安永氏、田中氏、橋本氏の基調講演に続き、山田由佳氏(パナソニック株式会社 R&D本部 先端技術研究所 グループマネージャー)、宮原明(関西学院理事長、元富士ゼロックス株式会社代表取締役社長)、金子忠昭(理工学部教授)をパネリストに、丸幸弘氏(株式会社リバネス 代表取締役CEO)をファシリテーターに迎え、パネルディスカッションを実施しました。
「関西学院の人間教育・一貫教育・グローバル教育」と題して関西学院の9つの学校の学校長と教頭(副部長、副校長)が一堂に会し、関西学院の教育理念や各学校の特長などを紹介する合同学校説明会を開催しました。当日は「関西学院の総合学園」「関西学院大学の特長」「関西学院の初等・中等教育と幼児教育」「関西学院のグローバル教育(日本社会とグローバル化)」をテーマに、幼稚園、小学校、中学校、高等学校に2016年度以降入学を予定される方および保護者の方を対象にパネルディスカッションと講演を実施しました。
SGH(スーパーグローバルハイスクール)プログラムの一環として、元メジャーリーガーである田口壮氏が、グローバルに生きるために必要な姿勢や心構えなどを自身の経験をもとに講演しました。田口氏は高校生に、世界で活動していくためにはまず「自分の意見を発表する」ことが大切で、日本人が不得意な部分であると指摘しました。海外では「行間を読む」という文化がないからこそ、口に出すことを今のうちにしっかりと身につけ、伝えたいことをきちんと伝えられるようにしてほしいと語りかけました。
関西学院同窓会は、創立者W.R.ランバス宣教師の足跡を訪ねる旅を企画し、2012年はブラジル、2013年はアメリカ、そして2014年は中国への研修旅行を実施しました。これにともない、ルース・M・グルーベル(院長)、多田義治氏(関西学院同窓会企画委員長)、池田裕子(学院史編纂室総合主管)をパネリストに、神田健次(神学部教授、学院史編纂室長)をコーディネーターに迎え、卒業生が3年にわたりランバス宣教師ゆかりの地を訪問してきた旅を振り返り、学院創立者のグローバルな働きが今日の関西学院に与えた影響について考える研究会を実施しました。
右記のさまざまな団体・学会などから多数の申請があり、125周年と名を冠した各種集会や学術会議などを2年間にわたり実施しました。
・関西学院中学部OB会
・日本キリスト教文学会
・日本文芸学会
・日本子ども社会学会
・日本国際連合学会
・関西学院子どもセンター発達支援事業うぃんぐ
・日本経営学会
・日本ケベック学会
・パーソナルファイナンス学会
・日本薬学会構造活性相関部会
・関西学院大学
「関西学院卒業生と連携した
グローバル・キャリア教育の開発」共同研究会
・日本ポピュラー音楽学会
・国際安全保障学会
・一般社団法人計測自動制御学会 システムインテグレーション部門、一般社団法人日本機械学会 ロボティクスメカトロニクス部門、一般社団法人日本ロボット学会
・阪神ドイツ文学会
・日本オフィス学会
・日本カナダ学会
・俳文学会
・日仏社会学会
・国際公共経済学会
※順不同
創立125周年記念事業期間中、慶應義塾との記念試合を多数開催しました。
ラグビーの聖地である秩父宮ラグビー場にて、関西学院高等部と大学のラグビー部がそれぞれ慶應義塾との記念試合を開催しました。試合終了後には、約4000人の観客と校歌「空の翼」を斉唱し、聖地・秩父宮に校歌が響きわたりました。
関西学院高等部のアメリカンフットボール部およびサッカー部が、王子スタジアムにて慶應義塾高等学校との記念試合を開催しました。サッカー部は、1-4で敗れましたが、アメリカンフットボール部は38-0で慶應義塾高等学校を完封し、勝利しました。
阪神甲子園球場において、慶應義塾高等学校・大学との創立125周年記念野球試合を開催しました。記念セレモニーでは、ルース・M・グルーベル(院長)の挨拶に始まり応援団総部によるエール交換などを行いました。高校の部は、羽田功氏(慶應義塾高等学校長)と石森圭一(高等部長)、大学の部は村田治(学長)による始球式で試合が開始しました。試合結果は高校の部、大学の部ともに1-3と、残念ながら惜敗でしたが、当日は天候にも恵まれ、両校の同窓生や学生をはじめ、多くの野球ファンが観戦し、両校の校歌が球場に響きました。
キンチョウスタジアムにて、関西学院創立125周年記念試合『LEGACY BOWL』を開催しました。米国で最初のフットボールゲームを行ったとされている名門のプリンストン大学TIGERSと、FIGHTERSが相見えました。創立111周年時も記念交流戦を開催しており、今回も大きな盛り上がりをみせました。前半からプリンストン大学に圧倒される一方的な試合展開でしたが、後半に巻き返しを見せ、立て続けにインターセプトを決め、そのチャンスを生かしてタッチダウンを決めました。一矢報いましたが7-36で敗れました。会場には記念すべき試合を見ようと多くの観客が集い、両校に声援を送っていました。
『LEGACYBOWL』の開催に合わせ、「グローバル人材の育て方」をテーマにシンポジウムを開催しました。アリソン・リッチ氏(プリンストン大学学生生活部体育局副局長)が「グローバルリーダーを育てる課外活動の価値」と題した基調講演を行いました。基調講演後には、パネルディスカッションも実施し、正課教育と課外活動の関係性から見た人材育成について議論がかわされました。当日のフォーラムの様子は読売新聞大阪本社版朝刊(2015年3月31日付け)に掲載されました。
新入生を対象に関西学院大学学生生活のオリエンテーションとして毎年実施している「Let's go to the Stadium!」を、2013年と2014年の2年間は創立125周年行事の1つとして実施しました。
慶應義塾大学ラグビー部との試合を「関西ラグビーまつり」のメインイベントとして開催し、29-22で見事な勝利を収めました。
青山学院大学ラグビー部との試合を開催し、50-7で見事な勝利を収めました。
王子スタジアムにて慶應義塾大学との記念試合を開催しました。
関西大学野球部との試合(関西学生野球連盟春季リーグ戦)を「Let's go to the Stadium!」として開催しました。2年ともに関西大学からリーグ戦での勝ち点を獲得しました。
神戸マラソンの新長田公園特設応援スペースで、応援団総部指導部が西宮市立平木中学の元PTA保護者で結成された学ラン姿の応援団「はば拳」とのコラボ応援として、ランナーたちに熱い声援を送りました。
創立125周年記念先行行事として、箱根駅伝とともに学生三大駅伝と呼ばれる第24回・第25回出雲全日本大学選抜駅伝競走、秩父宮賜杯第44回・第45回全日本大学駅伝対校選手権大会において沿道応援を実施しました。出雲駅伝では同窓会島根支部の、全日本大学駅伝では同窓会名古屋支部・三重支部の多大な協力のもと、駆け抜ける走者に熱い声援を送りました。
関西学院ラグビーカーニバルを西宮上ケ原キャンパス第2フィールドで開催しました。地元のラグビースクールの少年たちから大学ラグビー部員の面々、そしてそれを見守る保護者やかつてのOBも参加し、“関学ファミリー”が一堂に会しました。午前中は地元のラグビースクール9チームの小学生や初等部生が、交流や学年対抗戦を行い、午後は高等部・大学の試合を行いました。
早稲田大学高等学院を招き、第5回早関定期戦を開催しました。2015年3月に竣工された新体育館のこけら落としも兼ねており、共学化に向けて新しくなった高等部体育館で白熱の一戦が繰り広げられました。
中学校・高等学校の剣道部を招待して記念剣道大会を開催しました。高等部剣道部師範の浦和人先生による生徒へのご指導の後、予選リーグ・決勝トーナメントが行われました。高校男子の部には10チームが参加して関西学院が優勝、中学男子の部には15チームが参加して高砂中学が優勝、中学女子の部には11チームが参加して甲子園学院が優勝しました。
音楽の殿堂フェスティバルホールにて「関西学院創立125周年 記念音楽祭」を開催しました。1889年の創立以来、キャンパスには常に音楽が溢れ、日本最初の男声合唱団である「関西学院グリークラブ」が誕生し、オーケストラも組織されました。こうして育まれてきた関西学院の音楽的豊かさは、創立125周年を迎えた今も受け継がれています。
記念音楽祭は、初等部5・6年生有志による1stステージ、オープニングチャペル「こころの時間」で幕が開き、2ndステージは、関西学院グリークラブによる「関西学院グリークラブアルバム2014」、3rdステージは、関西学院交響楽団による「関西学院交響楽団サマークラシックプロムナード」といずれも創部100年を超える歴史を持つ団体による演奏が行われました。4thステージ・5thステージは、「ベートーヴェン/交響曲第9番作品125 第4楽章 男声合唱版」と創立125周年を記念して新たにオーケストレーションされた校歌「空の翼」を延原武春氏(日本テレマン協会音楽監督)指揮によりグリークラブと交響楽団の合同演奏となりました。最後には、延原氏指揮のもと、会場の皆さまと校歌「空の翼」を声高らかに歌い、すばらしい締めくくりとなりました。
創立125周年と日本テレマン協会創立50周年のコラボ企画として、記念演奏会を関西学院会館にて開催しました。当日はパッヘルベルのカノンやバッハのG線上のアリアなどが美しい音色で演奏されました。
シンガーソングライターのクニ河内さん・野田ミカさんをお迎えして「クニさん・ミカちゃん コンサート」を開催しました。当日は、園児・保護者・近隣の未就園の親子をはじめ多くの方にご来場いただきました。
世界的歌手のレーナ・マリア氏をお迎えし、音楽コンサートを開催しました。マリア氏はなじみの深いポップスから讃美歌、そして日本への愛を綴った「Japan In My Heart」まで、日本語・英語・スウェーデン語で披露してくださいました。
中学部と高等部が高中部礼拝堂にて、「創立125周年記念 中学部・高等部 グリークラブ・吹奏楽部 合同演奏会」を開催しました。多くの方々にご来場いただき、盛会のうちに終わりました。
創立100周年を記念して始まったクリスマス礼拝を、2014年は125周年の冠を付して開催しました。第1部は西宮上ケ原キャンパスで行われる礼拝をそのまま再現、第2部はクリスマス音楽に溢れたコンサートとなりました。
西宮上ケ原キャンパスの中央講堂(125周年記念講堂)に設置されたオーストリア・リーガー社製パイプオルガンの奉献式とお披露目を行いました。学院オルガニストの太宰まり氏が奉納演奏を行いました。
コンピュータで製作した映像をプロジェクタで壁面に投影して音楽とともに楽しむプロジェクションマッピングを、時計台で実施しました。
この企画は大学からの呼びかけに応じて全学から集まった学生たちとの協働で実現したものです。「クリスマス」をテーマに、キリストの降誕や関西学院の歴史を表現した幻想的な映像を、学生たち自身がコンピュータを駆使して製作しました。また、来場者が自分のスマートフォンを使って時計台に投影された映像を動かす仕組みを取り入れるなど、参加型のイベントとなりました。3日間でのべ8000人以上の人々が集い、カラフルに彩られた時計台に大きな歓声が上がりました。
一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)の協力を得て、絵本展を開催しました。平和を考える絵本としてミュンヘン国際青少年図書館による「ハロー・ディア・エネミー」80作品に、西宮聖和キャンパス所蔵のコレクションや、美しく個性豊かなヨーロッパの仕掛け絵本など33点を加えた、約123作品を展示しました。多くの方に来場いただき、絵本を手に取って楽しんでいただくことができました。また期間中に記念講演会が行われました。
関西学院大学博物館で、本学の歴史を振り返る展覧会を開催しました。
中学部・高等部文化祭にて、文化祭実行委員による125周年企画「モザイクアート」、「記念色紙」、「歴代部長紹介」をはじめ、部活動やクラスによる展示、ステージでの演劇や合唱・合奏の発表、模擬店や献血活動など、生徒たちが工夫を凝らしたイベントを多数行いました。当日は天候にも恵まれ、たいへん多くの方々が来場し、盛況のうちに幕を閉じました。
西宮上ケ原キャンパス中央講堂(125周年記念講堂)において初等部文化祭を開催しました。雲ひとつない秋晴れのもと1000人を超える保護者の皆さまにご参加いただきました。1年生から6年生までの合唱・合奏はかわいらしさ、健気さ、迫力、ハイレベルな音楽性に満ちたものでした。保護者の方々は我が子の一生懸命な姿に感動し、中には涙する方もいました。
大学神学部ページェント隊によるイエス・キリストの誕生を祝福する聖誕劇を上演しました。2010年から始まり、2014年で5年連続となります。今回は宗教部所属の中学部生も、大学生とともに出演しました。
帰属意識・母校愛の醸成や知名度向上に寄与する課外活動団体を指定し強化・支援する「指定強化クラブ」。2012年度から2014年度の間、より一層の強化・支援を行いました。
また同期間、その他の課外活動団体に対しても強化・支援する制度として、「高度化推進特別援助」が設けられ、29のスポーツ団体、9の文化活動団体への高度化推進特別援助を実施しました。
指定強化クラブ
〈スポーツ団体〉
・アメリカンフットボール部
・ラグビー部
・サッカー部
・硬式野球部
・陸上競技部
(駅伝パート)
〈文化活動団体〉
・関西学院グリークラブ
・応援団総部吹奏楽部
イベントを通じての地域貢献を目的に関西学院ウィークを開催しました。第1回は西宮阪急にて開催し、学生によるミニコンサートや東日本大震災ボランティア活動のパネル展示、レールフェアなどを行いました。また西宮阪急に続き、アステ川西で第2回を開催。前年の内容に加え、応援団総部指導部とチアリーダー部がパフォーマンスを行い、地域住民との親睦を深めました。
関西学院会館開館10周年を記念して始まった「上ケ原レールフェア」を2013年と2014年は創立125周年の冠を付して開催しました。おなじみの鉄道模型や高等部パソコン部協力によるゲームコーナー、応援団総部吹奏楽部のミニコンサートに加え、西宮市観光キャラクター「みやたん」や、「校歌『空の翼』でもっと、つながるプロジェクト」を応援する「ソララン」も登場するなどし、子どもたちから大きな歓声が上がっていました。
初等部全校児童・全教職員総勢570人が参加し、全員でグラウンドに「三日月・125」の人文字を描き航空写真を撮影しました。集まった全員が期待感に胸を膨らませ、撮影の飛行機を待ちました。撮影時には参加者がいっせいに動きを止め、その一瞬を記録として残しました。1つのものを作り上げていく難しさと楽しさを分かち合うことができたイベントとなりました。
(写真提供/スカイワールド)
神学部の教員から中学部生にメッセージを、また、中学部教員も神学部チャペルにて講壇を担当し、中学部と神学部での交流講壇による礼拝を行いました。
参加した中学部の生徒たちは普段聞く機会の少ない大学の先生からのお話に真剣に聞き入っていました。
城純一氏をお迎えして、創立125周年記念礼拝を行いました。城氏は高等部出身で、日本で最初の母子寮「神戸婦人同情会」の創設者である城ノブ氏の御令孫です。「仕える」を主題にメッセージをいただきました。
中学部で創立125周年記念礼拝を行いました。前島宗甫氏(元宗教総主事)からメッセージがあり、生徒たちは貴重なお話に聞き入っていました。
毎年行われる秋季宗教運動を創立125周年記念の冠を付して開催しました。第1回は舩戸良隆氏(国際協力NGOセンター顧問、日本基督教団勝沼教会牧師)から「夢を食べて生きる〜ランバス先生に続くわれら〜」と題してお話がありました。第2回はゴスペル歌手の市岡裕子氏によるゴスペルコンサートを行いました。「誰かがあなたを必要としている〜すべての人生には目的がある〜」と題し、歌とトークを通じてメッセージを送りました。
創立125周年記念の冠を付した初等部レールフェアを体育館において開催しました。午前中に行われた新入生クリスマス礼拝に出席した園児とその家族も本校児童と保護者の皆さまとともに参加し、体育館は熱気にあふれました。ソプラノ歌手による本格的なクリスマスコンサートも並行して行われ、最後に歌われた校歌「空の翼」では児童たちの歌声も響きわたり大合唱になりました。
創立125周年の同窓会記念行事として、創立者である「W.R.ランバス博士の足跡を巡る旅」を実施しました。特にランバス博士とつながりの強い、ブラジル、アメリカ、中国の3カ国での足跡を多くの同窓生含む参加者の皆さんで巡りました。
初回はランバス博士が関西学院創立後、伝道や年会のため通算6回訪れたブラジルへの旅でした。著しい経済発展を遂げ、サッカーW杯やオリンピックの開催で沸き立つサンパウロ、リオデジャネイロ、イグアスなどの主要都市を巡りました。ランバス博士と繋がりの深いリオデジャネイロのカテテ教会への訪問、シンポジウム(関西学院大学・サンパウロ大学共催)などに参加しました。また、ブラジル支部の同窓生と交流を深めました。
アメリカ南部編には、学院からルース・M・グルーベル(院長)が参加しました。アメリカ南部のミシシッピ州ジャクソン、テネシー州ナッシュビルとニューヨークを訪れました。ジャクソンではランバス家の母教会であるパールリバー教会の、ランバス家の功績をたたえる礼拝「ランバスデー」に出席しました。セレモニーではランバス家の古材から作られた2つの十字架のうちの1つがグルーベル院長に、もう1つはミシシッピ州のメソヂスト教会監督に贈られました。ナッシュビルではランバス博士が初代牧師をつとめたヴッドバイン教会を訪問したほか、ニューヨークでは支部との交流会を実施しました。
2012年から行われてきた「W.R.ランバス博士の足跡を巡る旅」の最終回はランバス博士が生まれ少年時代まで育った地である上海と宣教拠点を置いた蘇州を訪れました。上海ではランバス博士の葬儀が営まれた教会である沐恩堂の礼拝に出席し、礼拝堂見学と教会関係者との交流会を持ちました。また、同窓会上海支部の協力を得て、交流会を実施しました。多くの同窓生が参加し、最後を締めくくるにふさわしい旅となりました。
オール関西学院フェスティバルをユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて開催しました。当日は全国から集まった1万6千人近くの関西学院ファミリーが一堂に集う、史上最大の同窓会イベントとなりました。会場内では数十年振りに同級生と再会したという方も多く、あちらこちらで小さな同窓会がはじまっていました。参加者は平成卒以降の同窓生が約7割を占め、ご家族連れや友人同士で楽しむ姿が多く見受けられました。特別バージョンのターミネーター2:3-Dではグリークラブ風のエンターテイナーが登場し校歌を歌い、司会の綾小路麗華がスペシャルなトークで会場を沸かせました。また、15時から人気レストランのフィネガンズ・バー&グリルも特別に貸切営業になり、特別な1日をさらに盛り上げました。約3000人収容のウォーターワールドで2回にわたり行われた記念式典では、ルース・M・グルーベル(院長)がボートで登場し、応援団が会場を盛り上げました。最後には世代を超えた同窓生が心を一つにし、校歌「空の翼」を斉唱しました。感極まって涙する方もおり、母校愛を感じることができるすばらしいイベントとなりました。
記念講演会「世界市民と社会貢献」を行い、400人以上の方々が参加しました。第1部では、日野原重明氏(聖路加国際病院理事長)を迎え、薫陶を受けた先生方についての話がありました。最後に第4代院長C.J.L.ベーツをとりあげ、“Mastery for Service”に誇りを持ってほしいと締めくくりました。第2部はM.クラグストン氏(駐日カナダ大使)とルース・M・グルーベル(院長)の講演と対談を行いました。大使はカナダ国民の多様性を受容する事実背景と国民性を解説し、日本人に参考になればと話しました。グルーベル院長は関西学院のグローバル人材教育方針を説明し、世界市民として大事なことは、自主的に深く考え、目標を設定し、自己責任で行動することであると語りました。
90周年に発行された「同窓会小史」に続く2冊目の同窓会史「はばたく自由」を発行しました。本誌は3部構成で、第1部は、90周年から125周年までの歴史を振り返りました。第2部は、戦前・戦後の学院史をまとめ、立て直しに奔走した各支部の動きを追いました。さらに大学紛争での同窓会の役割、地域との結びつきなど、変容する大学の在り方にも言及しました。第3部は資料編とし、年表・名簿のほかさまざまなデータをまとめました。また、関西学院について他大学の先生とともに語る座談会や、四季のキャンパスの風景写真、卒業生のエッセーも掲載しました。
創立125周年記念事業の期間中、在学生から同窓生まで多岐にわたる人々が、125周年の冠を付した行事を多数実施し、関西学院の周年を盛大に祝福してくださいました。
学生団体
<体育会>
<文化総部>
<応援団総部>
<総部放送局>
<法学部学生自治会>
<商学部商学会研究会委員会>
<宗教音楽委員会>
同窓会
<同窓会支部>
<同窓会公認団体>
<その他同窓団体 >
※順不同