関学125周年

記念事業

1st ステージ 原田の森キャンパス

学術行事

特別展 原田の森の青春譜-神戸の近代化と関西学院-Ⅰ部「誕生」

開催:2013年7月1日〜9月16日
場所:神戸文学館 (旧ブランチ・メモリアル・チャペル)

関西学院の原点「原田の森キャンパス」を中心とした行事として、Ⅰ部「誕生」を開催しました。原田の森キャンパス時代、学院のチャペルとして学生たちの心のよりどころであった現在の神戸文学館を展示会場に、かつての関西学院を振り返りました。明治中期から昭和初期のキャンパス内外をはじめ、神戸の街の写真を展示しました。また卒業生である竹中郁(詩人)や稲垣足穂(小説家)の学生時代の文章、教師を務めた阪本勝の作詞原稿など、関西学院ゆかりの人々に関する貴重な資料を多数紹介しました。原田の森キャンパスを忠実に再現した、縦1.7m、横1.3mのジオラマも設置し、期間中多くの方にご来場いただきました。

記念講演会

Ⅰ部「誕生」開催期間中に、神戸文学館にて全3回の記念講演を行いました。

「神戸居留地で生まれ、原田の森で育った関西学院」
講師:井上琢智(学長)

開催:2013年7月6日

「赤煉瓦のユートピア−神戸原田の森−」
講師:田淵結(宗教総主事)

開催:2013年8月3日

「関西学院の美術家−具象作家を中心に−」
講師:金井紀子氏(神戸市立小磯記念美術館学芸員)

開催:2013年8月24日

特別展 原田の森の青春譜-神戸の近代化と関西学院-Ⅱ部「躍動」

開催:2013年9月28日〜12月24日
場所:神戸文学館 (旧ブランチ・メモリアル・チャペル)

Ⅰ部「誕生」に続いて、創立記念日である9月28日より開催されたⅡ部「躍動」では、神戸独自のハイカラ文化を形づくる原動力となった関西学院にゆかりのある文人に焦点を当てました。明治中期から昭和初期のキャンパスや神戸の街の写真、卒業論文、直筆原稿、愛用品や学生時代の竹中郁が創刊した「羅針」、坂本遼や草野心平らが加わった「木曜嶋」などの各種文芸誌を展示しました。学生たちがつくった同人誌や、著した文学作品などから日本の国そのものが青春を迎えていた時代や土壌、そして風景を探りました。また、好評を博した原田の森キャンパスのジオラマもⅠ部に引き続き設置し、当時のキャンパスの様子も多くの方にご覧いただきました。

記念講演・公演会

Ⅱ部「躍動」開催期間中に、計4回の記念講演・公演会を行いました。Ⅱ部の展示と同様、多くの方に聴講いただきました。

「ミナト神戸と原田の森の関西学院」
講師:神田健次(神学部教授、学院史編纂室長)

開催:2013年10月12日

「『原田の森』から始まった日本の男声合唱の歴史」
出演:関西学院グリークラブ

開催:2013年10月19日

「近代日本文学史の中の『原田の森・文学』」
講師:細川正義(文学部教授)

開催:2013年11月23日

「クリスマス♪アカペラコンサート at ブランチ・メモリアル・チャペル」
出演:カレイドスコープ

開催:2013年12月21日

文化行事

特別展 関西学院の美術家~知られざる神戸モダニズム~

開催:2013年7月20日〜10月6日
場所:神戸市立小磯記念美術館

「特別展 関西学院の美術家~知られざる神戸モダニズム~」(神戸市立小磯記念美術館・神戸新聞社主催、関西学院共催)を開催しました。スポーツの分野での在校生およびOBの活躍はよく知られていますが、芸術分野においても大森啓助、野口彌太郎、吉原治良、片岡真太郎、川西祐三郎、石阪春生、北村今三、春村ただをといった多くの芸術家が関西学院から巣立ち、素晴らしい作品を多数残してきたことで有名です。また、魅力的な銅版画を発表した神原浩もOBであり、関西学院で美術の教師を務め、学生から慕われていました。このような1910~40年代に在籍した洋画家や創作版画家10人余りの貴重な作品・資料を紹介。官制美術学校とは異なる環境で芸術を志し、自らの道を切り開いていったモダニストたちの足跡を振り返りました。国際港都・神戸を眼前にする原田の森に建設された学舎や、W.M.ヴォリーズの設計による西宮上ケ原学舎など、洋風建築と緑があふれる美しいキャンパスを描いた作品を含む約170点を展示しました。

ロビーコンサート・ワークショップ

特別展開催期間中には美術講座ワークショップや関西学院グリークラブによるロビーコンサートなどさまざまなイベントが行われました。多数の方々に参加していただき、特別展と合わせて楽しんでいただくことができました。

ロビーコンサート「OLD KWANSEI FOREVER」
出演:新月会(関西学院グリークラブOB)

開催:2013年8月3日

ロビーコンサート「上ケ原ふるえ」
出演:関西学院グリークラブ

開催:2013年8月10日

夏休み特別企画ワークショップ「風・光・力」
講師:東浦哲也(高等部美術科教諭、洋画家)

開催:2013年8月13日

関西学院グリークラブコンサート

開催:2014年7月5日
場所:神戸文学館(旧ブランチ・メモリアル・チャペル)

2014年に創部115年目を迎えた日本最古の男声合唱団、関西学院グリークラブが原田の森で2013年に引き続き里帰りコンサートを行いました。

関西学院創立125周年・絵画部弦月会創立100周年記念展

開催:2014年9月18日〜28日
場所:兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー

117人のOBによる作品のほか、第4代院長C.J.L.ベーツの作品を含め、総勢145人の大規模な作品展示を行いました。約2000人が観覧し、盛大な展覧会となりました。

スポーツ行事

王子スタジアムでのスポーツイベント

場所:王子スタジアム

関西学院の原点、原田の森キャンパス跡地に隣接する王子スタジアムでスポーツイベントを多数行いました。どのイベントでも白熱した試合が展開され、来場者・参加者全員で盛り上がりました。

Let's go to the Stadium!
大学アメリカンフットボール部 対慶應義塾大学

開催:2013年4月20日・2014年4月19日

新入生を対象に、関西学院大学学生生活のオリエンテーションとして
毎年実施している「Let's go to the Stadium!」。
2013年からの2年間は創立125周年記念行事の1つとして実施しました。

高等部アメリカンフットボール部・サッカー部
記念試合 対慶應義塾高等学校

開催:2014年8月16日

関西学院高等部のアメリカンフットボール部およびサッカー部が、
慶應義塾高等学校との記念試合を開催しました。

大学アメリカンフットボール部 関西学生リーグ
対神戸大学 サンテレビ中継

開催:2013年10月12日・2014年9月28日

関西学生リーグでの神戸大学とのアメリカンフットボール部の試合を
125周年記念行事の1つとしてサンテレビによって中継しました。

その他

関西学院の原点での広報活動

創立125周年を記念し、関西学院の原点、原田の森をはじめとした関西学院ゆかりの地に記念プレートなどを設置しました。

神戸旧居留地47番 記念プレート

設置:2013年9月28日
場所:神戸旧居留地47番(現 日本毛織株式会社神戸本店ビル)

創立者W.R.ランバスが来日し、広く西日本へのキリスト教伝道および教育活動をはじめた、神戸旧居留地47番に記念プレートを設置しました。

記念バナーフラッグ

設置:2013年7月1日
場所:神戸文学館(旧ブランチ・メモリアル・チャペル)

特別展原田の森の青春譜-神戸の近代化と関西学院-Ⅰ部「誕生」開催に合わせ、神戸文学館の敷地内に記念のバナーフラッグを設置しました。

記念プレート

設置:2013年7月
場所:原田の森キャンパス跡地

原田の森キャンパスの跡地にある神戸市立王子動物園や神戸文学館敷地内の計5カ所に、過去の関西学院の建物を紹介する記念プレートを設置しました。

発祥の地 記念碑 への案内板

設置:2013年7月31日
場所:阪急王子公園駅西口改札すぐ

創立70周年を記念して建てられた発祥の地 記念碑 への案内板を設置しました。

原田の森キャンパスGUIDE MAP

開催:2013年7月~【引き続き配布中 (2016年3月現在)】
場所:阪急王子公園駅西口改札・神戸文学館内

原田の森キャンパスを描いたガイドマップを制作しました。1929年当時のキャンパスの建物や周辺の様子を写真付きで紹介し、現在の様子も掲載しています。

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