関学125周年

関西学院創立125周年

基本コンセプト

記念事業コンセプト

積み上げてきた歴史を、未来への力に。
創立125周年記念事業を節目とし、関西学院はさらなる飛躍をめざします。

1889年、アメリカ人宣教師W.R.ランバスによりキリスト教主義に基づく全人教育の場として創立された関西学院。「創造的かつ有能な世界市民を育む」という理念のもと、世界に貢献できる人材を数多く輩出してきました。学生・生徒19人の小さな私塾からスタートして以来多くの方々に支えられ、現在では7つのキャンパスに幼稚園から大学院までを擁する総合学園へと発展しています。
120周年を迎えた2009年には、長い歴史の中で共有してきたミッション(使命)およびスクールモットー“Mastery for Service”の現代的意味を再確認し、「新基本構想」とその具体的施策である「新中期計画」を策定しました。関西学院が育成する人間像とめざす姿を明らかにしたうえで、2018年までに到達すべき目標として6つのビジョンを掲げています。
そして「新基本構想」の中間年にあたる2014年には創立125周年を迎え、「輝く未来を創造する世界市民たれ。」をスローガンに記念事業を実施しました。さまざまな行事や建設事業、国際交流・奨学事業プログラムを展開する中でオール関西学院ファミリーがつながり、大きなエネルギーが生み出されました。創立125周年記念事業から得られたこの力を糧に、関西学院は未来に向けてさらに歩みを進めていきます。

世界市民 World Citizens ×Mastery for Service 奉仕のための練達

キリスト教主義教育と世界市民

W.R.ランバス
W.R.ランバス

関西学院の創立者であるアメリカ人宣教師(南メソヂスト監督教会)、W.R.ランバスは1889年、原田の森(現在の神戸市灘区)に神学部とキリスト教主義教育による全人教育をめざした普通学部からなる関西学院を創立しました。ランバスは離日後も、南米、アフリカ、ヨーロッパ、シベリア、中国、朝鮮半島などで、伝道を人生の目標(ライフミッション)として情熱を傾け、文字通り“グローバル・サーバント”(世界への奉仕者)としての生涯を送ることによって、世界市民を自ら体現しました。ランバス家の記念碑銘には、“World citizen, and Christian apostle to many lands.”(世界市民であり、世界各地へのキリストの使徒)という文字が刻まれています。

スクールモットー "Mastery for Service"

C.J.L.ベーツ
C.J.L.ベーツ

第4代院長であるカナダ人宣教師(カナダ・メソヂスト教会)C.J.L.ベーツは、1912年、高等学部長時代に"Our College Motto"として"Mastery for Service"(奉仕のための練達)を提唱。現在にもその精神が受け継がれ、スクールモットーとなっています。「知識を求めるのは、単に知識のために求めるのではなく、まして名誉のためでもなくて、人類に対して良き務めをなすことができるものとして、自らを備えんがため、これをなすような者でなければならない」。ベーツが語った当時の想いは、今も関学スピリットとして脈々と流れています。

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