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2026.09.08

望月 凜さん(工学部 情報工学課程4年生・巳波弘佳研究室)らが電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会「優秀発表賞」を受賞

望月 凜さん(工学部 情報工学課程4年生・巳波弘佳研究室)らが、2026年8月6日から8月7日にかけて札幌市教育文化会館で開催された電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会において、「優秀発表賞」を受賞しました。
受賞した研究の概要は以下のとおりです。

【タイトル】
3音間の遷移コストを考慮したハイパーグラフ上の動的計画法によるヴァイオリンの運指決定法

【著者】
望月凜 巳波弘佳

【概要】
ヴァイオリンの演奏では、同じ音でも使用する弦や指、ポジションによって複数の弾き方が存在するため、楽曲全体を通して演奏しやすい運指を決定することは容易ではない。特に初心者にとって楽譜から適切な運指を自分で判断することは難しく、演奏の負担となる。本稿では、楽譜情報から演奏しやすいヴァイオリンの運指を自動的に決定する方法を提案した。従来の方法では主に隣接する2音間の関係に基づいて運指を評価していたのに対し、本稿では3音間の音のつながりに着目し弦やポジションを行き来するような演奏しにくい動きを考慮できるようにした。さらにこの運指決定問題をハイパーグラフ上の最適化問題としてモデル化し、動的計画法を用いることで楽曲全体に対して効率的に運指を決定するアルゴリズムを設計した。実際の楽曲を用いた実験により従来の2音間のみを考慮した方法と比較して、不自然な往復動作を抑えた運指を生成できることを確認した。これにより、3音間の遷移を考慮しながらヴァイオリンの運指を自動的に決定することが可能となった。

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