2026.08.24
中島定彦・文学部教授が第59回国際応用動物行動学会議で「回転かご走行が引き起こすラットの悪心」をテーマに発表を行いました
中島定彦・文学部教授が、2026年8月10日から14日にかけ、インド共和国グレーターノイダ地区にあるゴータマ・ブッダ大学で開催された第59回国際応用動物行動学会議において、「回転かご走行が引き起こすラットの悪心」をテーマに発表を行いました。国際応用動物行動学会議は、家畜・伴侶動物・実験動物の行動福祉研究に従事する科学者が集う集会で、40カ国以上の国から約180名もの研究者が集まり発表・討議が行われました。今回の会議テーマは『共有される世界―動物行動学が導く動物福祉と共生』で、さまざまな動物種の行動福祉に関する研究が報告され、議論されました(具体的には、口頭発表67件、ポスター発表50件、講演10件、ワークショップ4件がありました)。中島教授は科学研究費補助金の研究課題である『回転輪走行によって生じる情動の性質に関する行動心理学的研究』の一環として実施した実験結果について、「実験用ラットは自発的な回転かご走行によって誘発された吐き気を和らげるためカオリン粘土を摂取する」と題してポスター発表形式で紹介し、実験用ラットの動物福祉のために飼育ケージに導入されることの多い回転かごの負の側面について参加者たちと議論しました。