加藤雅俊・経済学部教授が実施する「地域のスタートアップ・エコシステムに関する実証分析」(個人特別研究費)に関する研究プロジェクトが研究成果を発表しました
加藤雅俊・経済学部教授は「地域のスタートアップ・エコシステムに関する実証分析」に関するプロジェクト(個人特別研究費による助成)を実施しており、いくつかの研究成果が国際学術誌等に採択・公開されました。
このプロジェクトにおいては、新興企業の成長を左右する資金調達・経営者の経験・知識の伝播といった要因について、複数の観点から実証研究が行われました。
その成果の一つとして、新興企業がベンチャーキャピタルからの投資をどのような条件で活用できているかを分析した、加藤教授とNicolas Legendre氏、Hiroki Shirai氏との共著論文 "When do new firms benefit from VC investment? The moderating role of firm age and size" が、Japan and the World Economy誌に掲載予定(forthcoming)となりました。
また、企業設立に至るまでの準備期間(gestation period)における経営資源や知識の流れに着目した、Alex Coad氏、加藤教授、Stjepan Srhoj氏による共著論文 "Gestation, endowments, and knowledge flows around the time of venture creation" が、Journal of Evolutionary Economics誌(第35巻、387-414頁)に2025年7月に発表されました。
さらに、起業家の事前の職務経験が創業のスピードや事業の成果にどのような影響を及ぼすかを検証した加藤教授の単著論文 "Is Speedy Start-up Always Better? The role of entrepreneurs' prior experience" が、経済産業研究所(RIETI)のディスカッションペーパー(26-E-010)として2026年2月に公開されました。
他にも現在進行中の研究があり、今後順次発表される予定です。