2026.03.16
荒木聡一郎さん(理工学研究科 博士課程前期課程2年生 情報科学専攻)が電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会「若手研究奨励賞」を受賞
荒木聡一郎さん(理工学研究科 博士課程前期課程 2年生 情報科学専攻 巳波弘佳研究室)巳波弘佳先生(工学部情報工学課程教授)昌子浩登先生(理工学研究科数理科学専攻教授)が2025年度に電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会において発表した研究成果に対して、特に優秀な研究を行った若手研究者が選ばれる「2025年度 第11回 若手研究奨励賞」を荒木さんが受賞しました。
受賞した研究の概要は以下のとおりです。
【タイトル】
肝臓疾患による肝臓内毛細血管ネットワークの構造変化の解析
【著者】荒木聡一郎 巳波弘佳 昌子浩登
【概要】
現在の肝臓内における病気の画像診断では、Azan染色やHE染色などを用いて撮影された画像が用いられている。しかし、これらの画像には毛細血管が撮影されておらず、診断の際には毛細血管のネットワーク構造の変化は考慮されていない。専門家の経験則では、病気の進行に伴い、肝臓内の毛細血管ネットワークの構造に何らかの変化を示すとされている。これまでは毛細血管のネットワーク構造の変化を調べる方法がなかったが、我々がこれまでに開発した方法によってその変化を確認することができるようになった。そこで本稿では、病変に伴って毛細血管ネットワークの直線状構造部分の直線距離分布に違いが見られることに着目した病変推定アルゴリズムを設計した。実際の蛍光染色を用いて撮影された肝臓画像から、我々が開発した方法を用いて肝臓内の毛細血管のネットワーク構造の抽出を行い、さらに本アルゴリズムを適用することで高い確率で病変が推定できた。
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