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2026.06.01

山田一美・工学部教授らのL3日本語習得に関する国際共同研究成果が『Journal of Japanese Linguistics』に掲載されました

関西学院大学工学部の山田一美教授は、第三言語習得研究の分野で国際的に精力的に研究を行っている研究者の一人であるRoumyana Slabakova教授を共同研究者に迎え、国内外の研究者と連携して科研費により推進してきた国際共同研究の成果をまとめた論文が、2026年4月13日付で言語学の専門誌 Journal of Japanese Linguistics に掲載されました。本研究は、学院留学を契機に構築された国際的な研究ネットワークを基盤として実施されたものです。

本研究では、これまで主にヨーロッパ言語を対象に展開されてきた第三言語習得研究に対し、東アジア言語に焦点を当て、中国語を母語とする学習者による日本語(第三言語)の主語省略の解釈を分析しました。その結果、全体としては学習者が習熟度にかかわらず日本語母語話者と類似した解釈を示す傾向が確認されました。さらに、個別データを詳しく分析すると、英語(第二言語)の習熟度が高い学習者ほど、日本語母語話者に近い解釈を示す傾向も明らかとなり、複数の言語の知識がどのように影響し合うかについて新たな知見が得られました。

本研究は、国際的な研究連携のもとで本学の研究成果を国際的に発信するものであり、今後のさらなる発展が期待されます。

 

雑誌名:Journal of Japanese Linguistics,
論文タイトル:Interpretation of null arguments in L3 acquisition of Japanese
著者:Kazumi Yamada, Mika Kizu, Den Ka, Mari Umeda, Roumyana Slabakova
DOIhttps://doi.org/10.1515/jjl-2026-2007

学院留学先であるサウサンプトン大学(英国)の様子

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工学部 教授
山田 一美さん

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