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2026.03.16

長谷川瑞和さん(工学部 情報工学課程4年生)らが電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会「優秀発表賞」を受賞

長谷川瑞和さん(左)と情報ネットワーク研究会委員長の村瀬先生

長谷川瑞和さん(工学部 情報工学課程4年生・巳波弘佳研究室)巳波弘佳先生(工学部情報工学課程教授)が、2026年3月4日から3月6日にかけて沖縄県市町村自治会館で開催された電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会において、「優秀発表賞」を受賞しました。

受賞した研究の概要は以下のとおりです。

【タイトル】
航空管制におけるプッシュバックを考慮した地上走行誘導経路およびスケジューリング決定アルゴリズム

【著者】長谷川瑞和 巳波弘佳

【概要】
航空管制、とりわけ空港地上における航空機誘導業務は、依然として管制官の判断や経験といった人的能力に大きく依存している。地上走行誘導において、航空機の衝突を回避しつつ離発着までの時間を短縮するためには、航空機の地上走行経路とスケジューリングを適切に決定しなければならない。そのため、その支援システムに関する様々な研究がなされているが、後退(プッシュバック)まで考慮されているものはまだない。航空機は、出発の際には誘導路までプッシュバックさせなければならないが、一時的に誘導路を占有するため、他の航空機の移動に大きく影響する。したがって、多くの航空機を同時に誘導する場合には、これらの干渉を考慮して経路・スケジュールを決定しなければならない。そこで、本研究では特にプッシュバックも考慮した経路およびスケジュール決定アルゴリズムを新たに設計した。実際の羽田空港の地上走行路ネットワークのトポロジを用いて性能を評価した結果、提案アルゴリズムにより、実際の離発着需要よりも大幅に増加した需要であっても、要求を完了させる経路とスケジューリングを決定できることを示した。

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