2026.03.16
川瀬麗奈さん(工学部 情報工学課程3年生)らが電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会「優秀発表賞」を受賞
川瀬麗奈さん(工学部 情報工学課程3年生・巳波弘佳研究室)上村知さん(理工学研究科 情報科学専攻 2年生 巳波弘佳研究室)巳波弘佳先生(工学部情報工学課程教授)が、2026年3月4日から3月6日にかけて沖縄県市町村自治会館で開催された電子情報通信学会 情報ネットワーク研究会において、「優秀発表賞」を受賞しました。
受賞した研究の概要は以下のとおりです。
【タイトル】
情報を制限した利己的ルーティングアルゴリズムによる無秩序のコストの抑制
【著者】川瀬麗奈 上村知 巳波弘佳
【概要】
ネットワークを利用するユーザが自身の遅延を小さくするために利己的に経路を選ぶことを利己的ルーティングという。すべてのユーザが利己的ルーティングを行うと、局所的に混雑が発生し、結果的にユーザにとっても遅延が大きくなる可能性もある。特に、ネットワーク全体の平均遅延など、全体の性能の最適を実現できない可能性がある。一般に、このギャップを無秩序によるコストと呼ぶ。何も制限が無ければ、一般的にこのギャップを無くすことはできない。そのため、ダイナミックプライシングなど、利己的な行動が社会的利益の最大化にもつながることを目指した様々な方法が検討されている。本研究では,道路ネットワークにおける渋滞を対象として、各ユーザが入手できる情報を制限することによって、限られた情報で利己的に行動した結果が個々のユーザにとっても、またネットワーク全体としても良好な結果につながるアルゴリズムを検討した。提案アルゴリズムを実装し、様々な道路ネットワークトポロジに対して性能評価を行い、有効性を示した。
【関連リンク】