中後大輔・工学部教授が国際会議HSI2025でBEST PRESENTATION PAPER Awardを受賞しました
中後大輔・工学部教授が2025年7月16日から19日にかけ、韓国・蔚山で開催された国際会議 the 17th IEEE International Conference on Human System Interaction (HSI2025) の授賞式で、BEST PRESENTATION PAPER Awardを受賞しました。この賞は、本国際会議で発表された総発表数70編の中から最も優れた講演を行った者に送られるものです。本賞は、学術性はもちろん、実用性・社会への応用性などを総合的に判断して授与されます。中後教授らの受賞論文のタイトルはPedestrian estimation in blind spots of external sensors using BLE Beacons and mobile robot navigation based on this information(BLEビーコンを用いた外部センサーの死角における歩行者推定とその情報に基づく移動ロボットのナビゲーション)。本発表は、街中を自律移動するロボットが、たとえ接近する歩行者を直接視認できない状態(歩行者が曲がり角の向こうにいる等)にあったとしても、歩行者が持つスマホが放つBLE Beaconを手がかりに歩行者の存在を予測し、安全にロボットを走行させる手法を提案するものです。
中後教授が主宰するサービスロボティクス研究室は、つくばチャレンジへの参加を通じて自律移動ロボットのより実用的な技術開発を進めており、本技術は本年12月に開催されるつくばチャレンジ2025に出場するロボットにも応用される予定です。
