213人の交換留学生対象に 安全な留学生活にむけた防災教室を開催
阪神・淡路大震災の教訓を地域から学び、日本での留学生活に備える
関西学院大学(兵庫県西宮市、学長:森康俊)は、2026年9月11日(金)、西宮上ケ原キャンパスにて、9月から本学で学ぶ交換留学生213人を対象とした「防災教室」を開催します。
先日の熊本地震でも、多くの外国人が被災し、言葉の壁や文化の違いから災害時に孤立するケースが問題になっています。本学は、毎年多くの留学生を受け入れていることから、阪神・淡路大震災で被災した教訓をいかし、留学生たちが安心・安全に留学生活を送るための支援をしています。防災教室では、阪神・淡路大震災を経験した地域の方を講師にお招きし、地震をはじめとする自然災害リスクや災害発生時の適切な行動を学びます。
開催概要
日時:9月11日(金) 9:40~11:40
場所:関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス G号館101教室
対象:交換留学生 213人
主催:関西学院大学 国際教育・協力センター
共催:関西学院大学 災害復興制度研究所
協力:いのちのバトンジャーナル、公益財団法人西宮市国際交流協会、西宮防災リーダーの会、関西学院大学 ヒューマン・サービス支援室の学生ボランティア
実施内容
9:40 ~ 9:50 趣旨説明・参加者および協力団体紹介
9:50 ~ 9:55 学生ボランティアによるアイスブレイク
9:55 ~ 10:30 講義「日本の災害と防災」
講師)羅貞一 主任研究員・准教授(関西学院大学 災害復興制度研究所)
10:30~10:50 英語紙芝居「じしんがおきた日」
講師)米光智恵 氏(いのちのバトンジャーナル)
11:00~11:30 防災グッズの展示・説明、非常食の試食、阪神・淡路大震災の写真展示と解説
講師)西宮防災リーダーの会
11:30~11:40 参加者による感想共有・まとめ
※日本語と西宮市国際交流協会「西宮英語通訳・翻訳ボランティアの会」のボランティアによる英語通訳で実施。
(紙芝居は英語のみで実施)
本学の留学生受け入れと防災への取り組み
本学では、世界各国・地域の協定大学から年間およそ450人の交換留学生を受け入れ、日本語や日本文化をはじめ、さまざまな分野の学びの機会を提供しています。半年から1年という限られた留学期間を安心して過ごせるよう、留学生が日本で安全に学び、生活できる環境を整えることは、国際教育を推進する大学として重要な課題のひとつです。日本は、地震や台風それに大雨など、さまざまな自然災害が発生する国です。日本での生活経験が少ない留学生にとっては、災害に関する情報や避難行動、防災用品などについて、来日前に十分な知識を得ることが難しい場合もあります。そこで10年以上にわたって本学では、交換留学生の来日直後に防災教室を実施し、日本で生活する上で必要となる防災の基礎知識を伝えています。
今回の防災教室では、災害復興制度研究所の羅貞一主任研究員・准教授による「日本の災害と防災」をテーマとした講義に加え、地域団体や学生ボランティアなどと連携し、内容を刷新して実施します。阪神・淡路大震災を経験した地域の方々から直接学ぶ機会として、西宮防災リーダーの会による防災グッズの展示・説明や、阪神・淡路大震災当時の写真展示と解説を行います。また、いのちのバトンジャーナルによる英語紙芝居「じしんがおきた日」も実施し、留学生が言語や文化の違いを越えて、災害発生時の状況や命を守るための行動について考える機会を提供します。阪神・淡路大震災を経験した地域の記憶や教訓を、留学生たちに直接伝えることで、防災意識の向上を図るとともに、地域との交流を通じて西宮への理解を深めることを目指します。