K.G.

高等部生と交換留学生による歴史探究ディスカッションを実施 ― 国際交流と探究学習を融合した高校・大学連携企画 ―

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2026年5月26日、関西学院大学 国際教育・協力センター(CIEC)と関西学院高等部で初めての連携授業を実施しました。高等部の探究授業(歴史分野・英語分野)において、高校生と交換留学生が国際交流を通じて探究学習を行いました。

関西学院高等部では、「自ら調べ、自ら答えを出し、それを社会へ提言する」ことを目標に、ピーススタディー、グローバルスタディー、福祉探究、AI活用、エネルギー探究など、多様なテーマで探究学習を展開しています。本企画では、「探究授業(Inquiry Based Learning)」の一環として実施している、「歴史探究」と「英語探究」の連携授業に交換留学生3名が参加しました。
  
今回の探究授業では、高等部2年生・3年生の計25名が、それぞれの関心に基づき、多角的なテーマについて調査・研究を進めています。こうした学びをさらに深めるため、交換留学生を招き、歴史や社会課題をグローバルな視点から捉える対話型授業を実施しました。

授業では、高校生が取り組む探究テーマについて、日本語と英語を交えながら、交換留学生ならではの視点を交えながらディスカッションが行われました。高等部生にとっては、自らの研究テーマを異なる価値観を持つ相手に伝える経験となり、交換留学生にとっても日本の若者との対話を通して、日本で学ぶ意義や異文化理解について改めて考える機会となりました。

フランスから来た留学生を囲んだグループでは、生徒らが、フランスで有名な日本の歴史上の人物について質問をしたり、逆に日本で有名なフランスの歴史的人物について互いの意見を交換していました。フランスから来た留学生は、「高校生とのディスカッションはとても面白く、貴重な機会でした。ヨーロッパから見た歴史観だけでなく、日本から見た視点を知ることができ、とても興味深かったです」と話していました。

本企画は、「大学と高校が連携し、交換留学生が高校の正課授業に参加する」という点において、本学として初めての取り組みとなりました。国際交流と探究学習を結び付けた実践的な教育活動として、高等部・大学間で準備を重ね、今回の実現に至りました。

国際教育・協力センターではこれまでも、交換留学生と関西学院初等部の児童との交流や、関西学院中学部の英語授業における交流を継続的に実施しており、異文化理解や国際感覚を育む教育を推進してきました。
交換留学生が自身の国や文化について紹介したり、児童・生徒とクイズや会話を楽しんだりすることで、多様な価値観や言語に触れる機会を創出しています。
また、2026年6月には、関西学院中学部の英語授業において、交換留学生との交流企画を今年度も実施予定です。

中学部英語授業内での交流の様子(2025年6月実施)

今後も、関西学院全体での教育連携を通じて、多様な価値観を理解し、主体的に対話できるグローバル人材の育成に取り組んでいきます。