K.G.

留学生と在学生が気軽に交流できる コーヒーアワーを開催

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~高騰する留学費用を背景に学内国際交流を促進~

関西学院大学(兵庫県西宮市、学長:森康俊)は、10月7日(火)、参加者数が学内最大規模の国際交流イベント「コーヒーアワー」を西宮上ケ原キャンパスで開催いたします。コーヒーアワーは、学生の国際的な視野を広げることを目的とした取組として約50年前から始まり、現在は留学生と在学生が飲み物やお菓子を囲みながら、互いに交流を深め「留学生と在学生を繋ぐ」役割を果たすイベントとして定着しています。今回は、今年9月に過去最多の受け入れとなった212名の交換留学生や留学経験者、これから留学を考えている在学生が交流を行います。

開催日時

日時:10月7日(火)17:30~18:30
場所:西宮上ケ原キャンパス 関西学院会館 レセプションホール

実施内容

17:30~開会のあいさつ
17:40~国際教育・協力センター公認「国際交流学生団体GS Network」によるアクティビティ
              留学生と在学生が26のテーブルに分かれ、ゲーム形式での自己紹介や、テーマを設定したフリートークなどで交流を深めます。
18:25~閉会のあいさつ

本学の留学をめぐる背景

今年4月に、日本学生支援機構(JASSO)より「2023(令和5)年度日本人学生留学状況調査結果」が発表され、関西学院大学は「協定等に基づく日本人学生派遣数の多い大学」において2022年度に続き2年連続、通算3度目の全国第1位(1,755人)となりました。「大学等が把握している日本人学生派遣数の多い大学」においても、全国第2位(2,081人)となっています。一方で、昨今の社会情勢の中で留学費用が高騰しており、例えばカナダ・トロント大学の約30日の外国語を学ぶ留学プログラムの2025年度の概算費用は2019年度に比べると約1.7倍(約47万円→約82万円)になるなど、経済的ハードルが高い現状があります。本学では、派遣留学奨学金に加えて急激な円安、インフレ、および原油高に伴う燃油サーチャージの上昇等、学生の留学を取り巻く急激な状況変化に対応することを目的とした緊急留学支援金を支給するなど、経済面でも積極的にサポートしています。さらに、今回の様に学内にいながらでも国際交流を経験できるプログラムを実施することで、経済的な事情やカリキュラム上の問題で留学が困難な学生にも学内で国際交流や共修の機会を提供し、留学にチャレンジする学生にも留学前の動機付けや、留学後の学びの深化に寄与できるよう環境を整備していきます。

ご取材いただける場合、以下のURLより、10月6日(月)15時までにお申し込みください。