秋の留学フェアに約200名の学生が参加
9月27日、国際教育・協力センター(CIEC)は、西宮上ケ原キャンパスで、留学計画の立て方や学内での異文化交流を学ぶことが出来る「留学フェア」を開催し、約200名の学生が参加しました。
本学は、日本学生支援機構(JASSO)の「2023(令和5)年度日本人学生留学状況調査結果」において、「協定等に基づく日本人学生派遣数の多い大学」で3度、全国第1位になるなど、積極的な国際交流に取り組んでおり、現在、59カ国・地域、317の協定先を持ち、100以上の留学プログラムを提供しています。そのため、多彩な留学に加え学内での異文化交流プログラムを紹介するために「留学フェア」を年に2回開催しています。

まず初めに、「留学計画の立て方」についてのセミナーが行われ、CIECの留学アドバイザーが、留学準備の進め方、自分に合った留学プログラムの見つけ方、本学の国際教育プログラムに対する経済支援制度、今から出来る事前準備について説明しました。また、海外の学生と共に学ぶことができる「融合科目」の紹介も行われました。「融合科目」には本学留学生、海外協定校の現地学生と共に学ぶ科目(英語開講/日本語開講)があり、近年履修者数が増加傾向にあります。
続いて、留学初級プログラム・中上級プログラムのパネルディスカッションを行いました。語学学習や異文化体験が中心となる留学初級プログラムでは4名の学生が登壇し、その特徴を体験談と共に紹介をしました。
中上級プログラムのパネルディスカッションでは、学生3名が登壇し、中期留学と交換留学の違い、カナダの協定校と共同で運営する本学独自のプログラムCross-Cultural College (CCC)の魅力を、自身の経験と共に話しました。この中で、2024年2月から11月までニュージーランドのカンタベリー大学に交換留学に行った後、2025年2月のCCCに参加した社会学部4年生谷野紗良さんは、「自分も留学フェアに来てこのプログラを知ったので、自分と同じようにこのプログラムに関心を持ってもらえたらいいなと思う。当時の経験を話すと懐かしくて楽しくて、将来このみんながプログラムに参加するのかと思うとすごくワクワクした」と話していました。

その他にも、アジアやヨーロッパ、オセアニアと北米などからの留学生と交流が出来るプログラム「グローバルテーブル」も開催されました。約20の国・地域からおよそ60人の留学生が参加し、訪れた在学生に自国の文化や大学を紹介など、交流を図っていました。

総合政策学部1年生の学生は、「普段は神戸三田キャンパスにいるため、西宮上ケ原キャンパスに来れて新鮮でした。グローバルテーブルで多くの留学生と交流ができ、すごく貴重な経験でした」と話していました。
また、国際学部1年生の学生は「留学フェアに参加して視野が広がりました。興味のある留学プログラムが見つけることが出来て良かったです」と話していました。