K.G.
2025.09.25 [ニュース]

大阪・関西万博クロアチアナショナルデーでグリークラブが愛唱歌「U Boj!」を披露

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921日、関西学院グリークラブに所属する学生やその卒業生など83名が、大阪・関西万博で開催されたクロアチア共和国のナショナルデーに招待され、アンドレイ・プレンコビッチ首相らの前で、同国の愛唱歌である「U Boj!」を披露しました。

大阪・関西万博では、参加している世界中の様々な国や地域、国際機関について、それぞれの伝統的な音楽や踊り、食生活などを紹介するナショナルデーと、国際機関の理念や活動を紹介するスペシャルデーを実施しています。
この日は、クロアチアのナショナルデーが行われ、アンドレイ・プレンコビッチ首相や国際博覧会担当の伊東 良孝大臣など関係者や一般観覧者が参加しました。

学生たちは式典の中で、クロアチアと日本の両国の国歌に加え、クロアチアの愛唱歌である「U Boj!」を披露しました。「U Boj!」は、チェコスロバキアの兵士たちから本学グリークラブに伝えられたもので、100年以上にわたって歌い継いできました。そのため、クロアチアの駐日大使が、何度もグリークラブの演奏会に訪れるなど、長きにわたって交流を続けてきました。

参加者からは、日本で最も長い歴史を持つ男声合唱団であるグリークラブの演奏に、大きな拍手と「ブラボー」などと称賛する声が上がっていました。

商学部2年生の髙富 広太郎さんは「クロアチアのナショナルデーで、「U Boj」を演奏することができて大変光栄でした。グリークラブにとって、伝承より106年伝わる歴史、そして多くの部員の思いが込められた特別な歌です。今回、この思いを乗せてお届けできたことを嬉しく思います。これからも大切に歌い継ぎ、クロアチアとの絆を未来へと繋いでいきます。」と今回の演奏への思いを語りました。

また、学生指揮者を務める社会学部4年生の花野 太一さんは「参加したクロアチアの方が、口ずさみながら聴いてくださったのが印象的でした。歴史的な背景もあり「U Boj!」という歌がクロアチアの方々にとって大きな意味を持つ歌であることを再認識できました。想いを噛み締めながら、これからも歌い継いでいきたいと思います。」と話していました。