K.G.

Global 国際化の歩み

1970年~2000年

1977年3月 「国際交流と大学」出版
関西学院広報委員会が編集、本学初の国際交流の道標として出版。
1977年4月 総務部渉外部門開設
関西学院は創立当時からアメリカ、カナダの宣教師が教鞭をとっていたことなど国際交流が進められていた。当初は総務部内に設置。後に国際センターに改組再編。
1977年8月 インドネシア交流セミナー(East Asia Student Encounter:EASE)開始
本学とインドネシアの協定校サティヤ・ワチャナ・キリスト教大学の間で毎年日本とインドネシアを交互に舞台とし開催する本学で最も古くから実施されている国際合同セミナー。
1978年1月 アジア・キリスト教大学協会(ACUCA)に加盟
本学とアジアの協定大学との交流の多くは、ACUCAをベースとして拡充した。
1978年4月 海外客員教授制度開始
1978年10月〜12月に初の客員教授としてタルコット・パーソンズ博士(ハーバード大学)を招聘。
1979年3月 国際交流センター開設(同年7月に国際センターに改称)
関西学院は創立当時からアメリカ、カナダの宣教師が教鞭をとっていたことなど国際交流が進められていたが、担当部課の設置は国際交流センターが初めて、その後国際センターに名称変更。
1979年10月 南メソジスト大学(SMU)との包括協定締結(交換留学が開始)
古くから深い関係あったSMUとの間で本学初の交換留学が開始(1979年より受入、1980年より派遣が開始されその後の交換留学制度の礎を築く)、また、1980年からは英語研修も開始。
1985年10月 トロント大学(カナダ)、ビクトリア大学(カナダ)との包括協定締結
大学で初となるカナダの大学との要諦締結、国際交流プログラムの基礎となる。
1990年4月 国際交流部開設
国際センターからの組織再編。海外協定校との学生交換を活性化するために、海外協定大学との交換留学・海外研修プログラムを大幅に拡充。同時に外国人留学生数も大幅に拡充。
1995年4月 総合政策学部開設
エコロジー政策、都市政策、国際発展政策の3専攻コースを置き、教育研究では“Think globally. Act locally.”〈地球規模で考え、足元から行動を起こせ〉をモットー。

2000年~2010年

2000年9月 中期留学プログラムの設置
英語中期留学はマウント・アリソン大学(カナダ)で開始。以降、フランス語等の他言語や中期海外インターンシップ等にも拡充
2003年8月 国連ボランティア計画(UNV)との協定に基づく国連学生ボランティア(国連情報技術サービス=UNITeS)の派遣を開始
「国連ユースボランティア」は、アジアの大学として初めて、世界ではアメリカ、スペインの大学に続いて3番目に関西学院大学がUNVとの協定に基づき、学生を開発途上国の国連諸機関にボランティア派遣するために立ち上げたプログラム。
2005年4月 国際教育・協力センター(CIEC)設置
国際交流部からの組織再編。
2005年4月 経営戦略研究科経営戦略専攻国際経営コース(International Management Course)開設
本学で初めての英語学位コース(関西で初めて英語でMBAを取得できるコース)。
2006年5月 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)「UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)」に関する協定を締結
毎年最大3名の学部生を奨学生として受け入れ、学費・授業料の免除、生活費などの助成を通じて、日本で暮らす難民の高等教育の機会拡大に貢献するもの(2007年4月開始)。
2007年4月 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と連携した難民を対象とする推薦入学制度開始
日本の大学で初めて導入。
2008年4月 フジタ・グローバルラウンジ開設
初代国際センター室長藤田允氏の国際交流における貢献と学院への遺贈を顕彰して命名。
2008年12月 「新基本構想」(2009-2018)策定
6つのビジョンの一つに「多文化が共生する国際性豊かなキャンパスを実現する」に掲げるなど国際化を中核に据える。
2009年4月 国際戦略本部設置
新基本構想のビジョンを推進するための新中期計画の中で国際戦略本部が設置され、国際化推進施策を企画・立案・実行。

2010年~2020年

2010年4月 関西学院千里国際キャンパス開設、千里国際中等部・高等部および大阪インターナショナルスクール設置
関西学院は国際バカロレア取得可能なインターナショナルスクールを擁する国際的総合学園としての歩みを開始。
2010年4月 国際学部開設
「国際性の涵養」を理念とする国際学部を開設、学部では初めての英語学位コース(経営戦略研究科、理工学研究科に加え3つめ)。
2011年3月 ダブルディグリー留学開始
大学で初となるダブルディグリー留学協定がマウント・アリソン大学(カナダ)と社会学部で締結、その後、商学部、国際学部でも導入。
2011年4月 日本語教育センター設置
留学生数の増加や日本語教育のニーズの多様化が進んでいることに対応するため、既存の日本語教育部門を統合し、留学生への日本語教育を全学的な視野で企画し提供。
2011年11月 文部科学省「大学の世界展開力強化事業」採択(2011-2014)
構想名称「日加大学協働・世界市民リーダーズ育成プログラム『クロス・カルチュラル・カレッジ』(CCC)」。
2012年9月 理工学研究科国際修士プログラム (International Masters Program)開設
本学で4つめの英語学位コース。
2012年11月 文部科学省「グローバル人材育成推進事業」(タイプA:全学推進型)採択(2014年度から「スー パーグローバル大学創成支援事業」の「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成推進事業」として名称変更)
構想名称「実践型"世界市民"育成プログラム」。
2013年4月 国際連携機構設置
国際交流と国際協力の推進、国際教育と日本語教育の発展に寄与することを目的とし、大学組織の機構化により国際連携機構が設置。
2013年4月 国連ユースボランティア派遣日本訓練センターを学内に設置
世界で初めての取り組み。
2014年3月 文部科学省「スーパーグローバルハイスクール事業」採択(2014-2018)(関西学院高等部)
構想名称「「国際化重点大学との高大連携による実践的課題解決能力の育成」。
2014年9月 文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」(タイプB:グローバル化牽引型)採択(2014- 2023)
構想名称「「国際性豊かな学術交流の母港『グローバル・アカデミック・ポート』の構築」。
2015年3月 文部科学省「スーパーグローバルハイスクール事業」採択(2016-2020)(関西学院千里国際高等部)
構想名称「「高い国際通用性を有するレジリエンスに富むグローバルリーダー育成」。
2016年6月 南メソジスト大学(SMU)から教員引率側(Faculty-led)のサマースクールとして学生を初めて受け入れ
2018年からはKGU Sumer Schoolに発展させ、他の協定校からも学生を受け入れ、本学学生もキャンパス内で北米大学教員による授業を共に受講。
2016年9月 交換学生向けの現代日本プログラム「Contemporary Japan Program」を新設
交換学生の受け入れは日本語学習を主軸に受け入れていたが、英語で現代日本について学べるプログラムを新設したことで、協定校拡大、交換学生増加、キャンパス内での共修機会の増加につながった。
2017年4月 学部副専攻「国連・外交プログラム」、大学院副専攻「国連・外交コース開設」
世界市民の育成を目的として、これまでの国連との繋がりを活かし、国連・国際機関職員や外交官などの国際公共分野のリーダーの養成・輩出を目指して開設。
2018年2月 「Kwansei Grand Challenge 2039」(2018-2027)策定
本学の特長である国際化を、総合学園・一貫教育の強みを生かして学院全体で卓越したレベルにまで押し上げることなどを構想。

2020年~

2020年4月 海外協定大学等への派遣者実績(2018年度)で初めての日本一を達成
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)「2018年度日本人学生留学状況調査結果」1,833人。
2022年3月 混住型の国際教育寮「有光寮」開寮
コミュニティースペースとなる1階には、国際交流イベントを開催できる幅広いスペースをはじめ、キッチン、シアタールーム、ミーティングルーム等を設置、国際寮教育も実践。
2023年5月 海外協定校・国際機関との協定が300を超える
2024年1月 上智大学・関西学院大学共催 スーパーグローバル大学創成支援事業総括シンポジウムを上智大学で開催
テーマ「卒業生とともに考えるSGU事業の成果とグローバルな学びの未来」。
2024年4月 Cross-Cultural College(CCC)の 「Global Internship in Japan(GIJ)」が第7回「学生が選ぶキャリアデザインプログラム アワード」で文部科学大臣賞を受賞
文部科学省、経済産業省、厚生労働省、日本経済新聞社、マイナビが後援し、学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシップやキャリア形成支援に係る取組を表彰する日本最大級のアワード、過去最多のだいがくから応募があった中、本学は関西の大学で初めての同賞を受賞。
2024年5月 海外協定大学等への派遣者実績(2022年度)で2回目の日本一を達成
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)「2022年度日本人学生留学状況調査結果」1,234人。
2024年9月 KGU-Indiaフォーラム「関西における産官学連携を通じた日本とインドの未来」開催
シビ・ジョージ駐日インド大使による講演など。
2024年11月 Cross-Cultural College(CCC)の「Certificate Program」が「第2回オープンバッジ大賞」で優秀賞(教育機関部門)を受賞
オープンバッジ大賞は、文部科学省やデジタル庁などが後援し、オープンバッジの取組みで優れたものを選出するアワード、本学とカナダ4大学が共同で運営するCCCのユニークな取組みが高く評価され、受賞に至った。
2025年4月 総合政策研究科国連システム政策専攻開設
「世界市民」育成の精神に基づき、国連、その他国際機関の職員など世界の公共分野でリーダーとして活躍するプロフェッショナルを養成する目的で新設(本学で5つめの英語学位コース)。