Beyond the Game ― マートン氏が語る、人生を支える“もう一つの軸”
スポーツを超えた人生の価値観に迫り、関西学院が大切にしてきたキリスト教精神と、マートン氏の歩みの共通点を語ります。
関西学院大学は、阪神タイガースで活躍し、日本記録を樹立したマートン氏を迎え、特別トークショーを開催します。
現役時代から今日まで、困難を乗り越えるうえで大切にしてきた「人生の軸」と、関西への深い愛情を語ります。さらに、関西学院が創立以来大切にしてきた「キリスト教精神」と、マートン氏の価値観との共通点にも触れ、スポーツを超えた人生の意味を考えます。
SPECIAL GUEST
元・阪神タイガース選手 マット・マートン氏
マートン氏は2010年から6年間、阪神タイガースでプレーし、シーズン214安打の日本記録を樹立。阪神の外国人選手として最多安打・最多出場数を誇るレジェンドです。引退後は米国でシカゴ・カブスの若手育成やスカウト業務に従事し、現在はフィラデルフィア・フィリーズ傘下のマイナーリーグで打撃コーチ補佐として活動。アメリカを拠点に、地域や青少年への支援活動を続けています。
現役引退後も、日本、特に西宮への思いを持ち続けてきました。
2018年夏、大阪北部地震や台風20号・21号で関西が甚大な被害を受けた際、マートン氏は「日本にいる間に自分のできることをして恩返ししたい」と考え、緊急来日。西宮のにある教会を訪問し、浸水被害に見舞われた現場で励ましの言葉を贈り、地元ファンのために即席サイン会を開催しました。翌日には大阪府茨木市で被災者向け野球教室を行うなど、9月20日まで支援活動を継続。この交流が、今回の関西学院大学への来訪につながっています。