K.G.

Research インスティテュート制度

制度について

「インスティテュート制度」は、本学における優れた特定の研究を「核となる研究群」として全学的に育成し、さらに進化させることで本学の研究ブランドを確立することを目的として制定された制度です。この目的を達成するために、本学専任教員が実施責任者となる共同研究体を「インスティテュート」として指定し、アドバイザリーボードによる活動進捗状況の確認、評価、改善提案を行いながら、戦略的に研究を推進しています。
各インスティテュートは、多様な属性・年齢からなる複数の研究者により構成され、学術及び一般社会に強いインパクトを与え、本学の研究ブランドに発展しうる共同研究を展開し、研究拠点となることを期待されています。

 

各インスティテュートのご紹介

感性価値創造インスティテュート

本インスティテュートは、産業や生活環境における新たな感性価値を創出するため、科学・技術・芸術を融合した革新的な研究を行っています。豊かで持続可能な社会の実現には、物質的価値から感性価値へのパラダイムシフトが必要です。生活シーンでのわくわく感や快適感、また製品の高級感や特別感といった人の気持ちや感じ方に内在する価値の本質を探究し、"感性価値"として定義し、価値を生み出す創造性をモデル化、インデックス化し、産業から個人までが利用可能な感性指標化技術の研究開発、個人に根差した価値を具現化する「ビスポークデザインサポートプラットフォーム」の実現を目指した研究開発に取り組んでいます。これらにより、社会の価値観を転換し、豊かな感性価値社会を実現すると同時に SDGs(持続可能な開発目標)への貢献を果たします。

所長

長田 典子(工学部・教授)

副所長

井村 誠孝(工学部・教授)

参画研究者

山本 倫也(工学部・教授)、北村 泰彦(工学部・教授)、巳波 弘佳(工学部・教授)、山本 昭二(経営戦略研究科・教授)
山﨑 陽一(工学部・研究特別任期制准教授)、杉本 匡史(工学部・研究特別任期制准教授)、張 帆(工学部・研究特別任期制助教)
都賀 美有紀(工学部・研究特別任期制助教)、破田野 智己(理工学研究科・専門技術員)、岸野 文郎(客員研究員)
亀井 光仁(客員研究員)、渋田 一夫(客員研究員)、飛谷 謙介(客員研究員)
橋本 翔(客員研究員)、濱田 大佐(客員研究員)、小村 規夫(客員研究員)

Sustainable Energyインスティテュート

本インスティテュートは、①革新的二次イオン電池電極や触媒に関する研究、②液体水素冷却による高温超電導発電の開発、③海洋浮揚風力発電により蓄電した電力をマイクロ波で伝送するための研究開発 の三つの研究を柱として据え、我が国の科学技術立国再生のカギとなるSustainable Energyに関する研究を推進していきます。

所長

吉川 浩史(工学部・教授)

副所長

田中 大輔(理学部・教授)

参画研究者

田中 裕久(工学部・教授)、若松 勝洋(工学部・研究特別任期制助教)、葛原 正明(客員研究員)

Hydrogen Energy Research Institute(HyERI)

本インスティテュートは、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、次世代エネルギーの一つとして特に注目されている水素に重点を置き、神戸市と連携した拠点の構築・整備を通じ、産学官共創モデルの形成、地域ビジョンと協創した活動の推進、水素社会の実現に資する人材の育成等に取り組みます。

所長

大屋 正義(工学部・准教授)

副所長

田中 裕久(工学部・教授)

参画研究者

西立野 修平(総合政策学部・教授)、神谷 宏治(客員研究員)、東川 甲平(客員研究員)、仲村 直子(客員研究員)、松永 信之介(客員研究員)、白井 康之(客員研究員)