K.G.

Research 全学機器共用について

関西学院大学では、研究設備・機器を重要な経営資源と位置づけ、計画的な整備と全学的な共用を推進することで、研究環境の高度化と研究力のさらなる向上を目指しています。これらの取り組みを通じて、学内外の研究活動の活性化を図り、学術の発展と社会への貢献につなげていきます。

研究創発・機器共用センターの設置

本学では、研究設備・機器の戦略的な活用と共用体制の強化を目的として、2026年4月に「研究創発・機器共用センター」を設置しました。
当センターは、学部・研究科等と連携しながら、研究設備・機器の管理・運用を統括するとともに、全学的な機器共用体制の構築・推進を担っています。

■体制図

共用機器の整備・運用

研究基盤として重要かつ汎用性の高い設備・機器について、段階的な共用化を推進するとともに、研究者が円滑に利用できる研究支援体制の整備に取り組んでいます。

主な取り組みは以下のとおりです。

  • 共用機器リストの整備・公開
  • 予約システムの運用
  • 設備・機器の保守管理
  • 設置環境の整備
  • 利用ルール・運用体制の構築
  • 機器利用に関する相談対応
  • 技術的支援および利用サポート

これらを一元的に管理・運営することで、研究設備・機器の効率的かつ効果的な活用を促進するとともに、研究活動の円滑な遂行と研究成果の創出を支援しています。

学外機関との連携

本学では、研究設備・機器のさらなる有効活用と研究基盤の強化を図るため、学外機関との連携を推進しています。研究設備・機器の相互利用や情報共有を通じて、研究者の利便性向上と研究活動の活性化に取り組んでいます。

ひょうご神戸研究基盤共同利用機構への参画(2026.5.19)

共用機器・利用案内

■共用機器一覧
装置種別 機器名 型番等 メーカー名 機器の概要 設置場所 写真
質量分析装置 イメージング質量顕微鏡システム ・マトリックス蒸着装置(iMLayer)
・質量分析イメージング用自動スプレー装置(iMLayer AERO)
・イメージング質量顕微鏡(iMScope QT)
・高速液体クロマトグラフ質量分析計(LCMS-9030)

SHIMADZU 組織や試料表面に存在する化学成分を、位置情報とともに可視化できる装置です。生体組織中の薬剤や代謝物、文化財に含まれる顔料成分などの分布を「成分マップ」として表示できます。物質の局在や分布状況を解析することで、疾患メカニズムの解明や文化財の保存・修復研究などに活用されています。 Ⅳ号館
機器共用室
質量分析装置 電場型フーリエ変換質量分析計 LTQ Orbitrap XL Thermo Scientific 試料に含まれる物質の質量を高精度に測定し、分子の組成や構造を解析する装置です。タンパク質、代謝物、医薬品成分、環境中の化学物質などを識別できるほか、複雑な試料に含まれる多数の成分を同時に解析できます。生命科学、創薬、食品、環境分野において、未知物質の同定や生体内変化の解明に活用されています。 Ⅳ号館
機器共用室
分光分析装置 円二色性分散計(CD) J-820 日本分光 タンパク質やDNAなどの生体分子の立体構造を解析する装置です。物質に光を照射した際の吸収特性を測定することで、分子の構造や構造変化を評価できます。生命科学や創薬分野において、タンパク質の機能解析や医薬品候補化合物の評価などに活用されています。 Ⅳ号館
実験室17
光学顕微鏡 共焦点レーザー顕微鏡 Leica SP8 Leica レーザー光を利用して細胞や組織の内部を高精細に観察し、三次元画像を取得できる装置です。細胞内の特定のタンパク質や微細構造の位置を可視化できるため、生命現象や疾患発症機構の解明、創薬研究などに広く活用されています。 Ⅶ号館
機器共用室
生命科学関連装置 DNAシーケンサー(2010年度導入) 3500 Genetic Analyzer (Applied Biosystems) ライフテクノロジーズ (現Thermo) DNAの塩基配列を高速に読み取る装置です。生物種の同定や遺伝的な変異の解析、疾患関連遺伝子の探索などに利用されています。近年では、微生物叢解析、感染症研究、農作物の品種改良研究など幅広い分野で活用されており、生命科学や医学研究を支える重要な基盤装置です。 Ⅳ号館
機器共用室
生命科学関連装置 DNAシーケンサー(2014年度導入) 3500 Genetic Analyzer (Applied Biosystems) ライフテクノロジーズ (現Thermo) DNAの塩基配列を高速に読み取る装置です。生物種の同定や遺伝的な変異の解析、疾患関連遺伝子の探索などに利用されています。近年では、微生物叢解析、感染症研究、農作物の品種改良研究など幅広い分野で活用されており、生命科学や医学研究を支える重要な基盤装置です。 Ⅶ号館
機器共用室
生命科学関連装置 マルチモードプレートリーダー 2104 EnVision Xcite Perkin Elmer 多数の試料を搭載したプレートを一度に測定し、発光、蛍光、吸光度などの反応を解析する装置です。細胞増殖評価、薬効評価、タンパク質やDNAの定量などに広く利用されています。多数のサンプルを効率的に比較・評価できることから、生命科学や医薬学分野の研究開発に活用されています。 Ⅳ号館
機器共用室
生命科学関連装置 セルソーター SH800 SONY 多数の細胞が含まれる試料から、特定の特徴を持つ細胞を識別し、自動的に分離・回収する装置です。免疫細胞やがん細胞などを選別して、その性質や機能を詳細に解析できます。生命科学や医学分野において、疾患メカニズムの解明や新規治療法の開発に活用されています。 Ⅶ号館
機器共用室
生命科学関連装置 微量超遠心機

試料を超高速で回転させることにより、細胞成分、タンパク質、DNA、ウイルス粒子などを大きさや密度の違いに応じて分離・回収する装置です。少量試料からでも効率的な精製が可能であり、生命科学や医学分野における生体成分の解析や試料調製に広く利用されています。 Ⅶ号館
機器共用室

汎用科学機器 凍結乾燥機 FD-1000 東京理科 試料を凍結した状態で水分のみを除去し、成分の変化を抑えながら長期保存を可能にする装置です。生体試料、微生物、食品、天然物試料などの保存や分析前処理に広く利用されており、研究開発や品質評価の場面で活用されています。 Ⅳ号館
機器共用室
■利用方法・予約方法(準備中)
■利用料金(準備中)
お問い合わせ

関西学院大学 研究創発・機器共用センター 
E-mail:kyoyo[at]kwansei.ac.jp  ※送信の際は[at]を@に変更してください。