住政二郎・生命環境学部教授の論文が国際誌International Journal of the Sociology of Languageに掲載されました
住政二郎教授(生命環境学部)の論文が5月25日発行の国際誌International Journal of the Sociology of Languageに掲載されました。
https://doi.org/10.1515/ijsl-2025-0131
掲載された論文概要は以下の通りです。
【タイトル】
An accumulation of language capital: Retrospective investment in early English education
【概要】
本論文は、コロナ禍以降、国内でYouTubeや各種のSNSを活用し急速に広がる「#おうち英語」を題材に、早期英語教育、プリスクールやインターナショナルスクールへの進学を積極的に選択する親たちへのインタビューを通じて、親たちの選択行動を支えている要因を明らかにすることを目的にしました。結果、親たちは3つの要因から成る「志向性」(dispositions)(Bourdie 1990)を共通して有しており、これらが複雑に関連し、親たちの先行的な投資行動を支えていることが明らかになりました。また、英語の「言語資本」(language capital)を獲得しようとする親たちの投資行動は、親たち自身の「過去」の英語の学習や教育の経験に根差し、「現在」の社会状況を加味しながら、「将来」にわたる不確実性を軽減しようとする方向性に指向されていたことから、親たちの早期から英語の「言語資本」を獲得する投資行動を「回顧的投資」(retrospective investment)と名付けました。
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