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2026.04.02

Alter Orient und Altes Testament (AOAT) コレクションの購入

今回、2025年度研究装置・設備購入制度(Ⅱ区分 私大助成採択)を利用して、上ケ原図書館にAlter Orient und Altes Testament (AOAT) コレクションを一括購入いたしました。このコレクションは古代オリエント史・考古学・旧約聖書学に関する最重要の研究叢書の一つ、Alter Orient und Altes Testament (略称AOAT) の100タイトル強を集めたコレクションです。新刊で入手可能な全てのタイトルに加えて、既に絶版となったタイトルも可能な限り収集いたしました。一括購入を行った結果、2026年4月現在、上ケ原図書館地下1階に同叢書が144冊配架されています。AOATは1969年にButzon & Bercker 及びNeukirchener Verlagより発刊されました。1990年代にUgarit Verlagが企画を継承し、現在に至るまで450タイトル以上が出版されています。内容は古代オリエントの歴史や言語、文化や神話、それらと旧約聖書(及びその続編)との関係についての研究書や論文集、アッカド語やシュメール語等、当時の言語で記された楔形文字テクストの原典及び翻字・翻訳、楔形文字の辞典など、体系的かつ網羅的なもので、当該分野を研究する際に欠かすことのできない、極めて重要な資料になります。

Researcher's Information 研究者情報

文学部 教授
三津間 康幸さん

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研究者のコメント

新規購入されたAOATコレクションを用いて、古代オリエント時代やそれに続くヘレニズム時代の西アジア社会とその文化を楔形文字史料を参照しながら史的に研究するほか、旧約聖書やその続編をいかにしてこれらの時代の西アジアに位置づけ、聖書外史料の内容に照らして理解するのかという課題を研究するためにも、本コレクションを積極的に活用したいと考えております。