2025.09.26
谷水雅治・生命環境学部教授が国際地下水学会IAH2025で浅層地下水への深部地下水の混合を高感度に検出する分析手法とその適用例に関する研究成果の発表を行いました
谷水雅治・生命環境学部教授が、2025年9月15日から9月19日にかけ、オーストラリア・メルボルンで開催された国際地下水学会IAH2025において、リチウムおよびホウ素同位体指標を用いた、浅層地下水への深部地下水の混合を高感度に検出する分析手法とその適用例に関する研究成果の発表を行いました。地下水という研究対象を、物理・化学・生物・地球科学的な観点からさまざまな手法により分析した研究報告に関して、数多くの国から学会に参加した500人を上回る研究者により、意見交換がなされました。特に地球温暖化に伴う海面上昇により、沿岸地下水の水質や流動方向の変化に関するセッションでは、地下水の水資源としての重要性と合わせて、今後解決すべき重要な問題として活発な議論がかわされました。